「日本文化史」の授業:〝古文書講座〟が実施されました!

 1220()6時限目、地歴公民教室にて〝栃木県立文書館〟の先生方を講師にお招きして〝古文書(こもんじょ)講座〟が実施されました。
 この講座は、「日本文化史pm①」の授業の一環として、毎年行われる特別講座。貴重な出前講座とあって、「日本史Bam①・pm①」、「世界文化史pm①」の受講生(生徒・公開講座生)も一緒に聴講しました。


    

文書館(もんじょかん)
= 歴史資料としての文書や記録類を収集・保存し皆様に活用していただくための施設。宇都宮市塙田の県庁舎南館内にある。


 初めに、
『例幣使街道分間延絵図』を見ながら、以前に行われた〝栃木の街散策〟の現地調査を振り返りました。「学悠館高校の所在地は、ここ!」「今でも、同じ所に○○がある。」「〝杤〟の字が今と違う。」などと、生徒の皆さんは、自由に発言しながらさまざまな考察をしました。

    

 

 今回お持ちいただいた史料は、『天保十四年日光社参覚』。江戸時代の栃木の街の様子や徳川御三家の日光社参と栃木の関わりなどを読み取りました。講師の方々による解説で、生徒の皆さんの解読と考察は、とても深まりました。  

    

    

    

 

 古文書に実際に触れてみた生徒の皆さんは、紙の手触りや史料の雰囲気を十分に味わっていました。〝栃木県立文書館〟の皆さま、お忙しいところおいで下さり、たいへんお世話になりました。