JRC部:地域防災マップの調査、環境美化、炊き出し訓練

 8月21()、午前10時から栃木駅(沼和田町)及び栃木市文化会館(旭町)の周辺地域で、JRC部の部員10名と顧問2名が校外活動に取り組みました。


 活動の内容は、大災害が発生した時に役立つ『地域防災マップ』の作成のための調査。街歩きをしながら、消火栓の位置や公衆トイレ・公衆電話の設置箇所などを調べました。また、せっかくの校外活動の機会であったので、環境美化にも努めました。


  


 活動時間は、およそ2時間。直射日光が照りつけていましたが、無事に学校に戻ってきました。
      

 正午過ぎからは、物理室でハイゼックス(非常用炊飯袋)を用いた〝炊き出し訓練〟を行いました。白米に複数の調味料を加え、その配合比率をかえるなどして工夫を施しながら炊き上げました。100%のトマトジュースを使うと、上手に炊けることに感動。何種類も炊き上げた中では、ガーリック味・中華スープ味・塩昆布味・サバ缶などが、人気メニューになりました。
 より美味しい非常食の研究をとおして、とても楽しい活動時間を過ごすことができました。中には、「家に帰ってからも、炊き出しの研究をする」と語る生徒もいました。

  

 
   

 
 この日は、軍手の染色にも挑戦しました。避難所で所属・役割・担当などが簡単に識別できるように、軍手の色で区別するという方法です。部員のみなさんは、いざという時に役立つように、日ごろから工夫を凝らしておくことが大切であると改めて実感している様子でした。