定時制:〝アルトリコーダー〟の音色が校内に響く。

 4階の音楽教室から〝アルトリコーダー〟の音色が校内に響いています。


 ちょうど今、芸術科の音楽Ⅰの授業では、この楽器を使って、唱歌〝ふるさと〟や〝Edelweiss〟などの曲目を演奏しています。


 中庭に立つと、音楽のシャワーが上空から降り注いで来る感じがします。

  
【音楽Ⅰpm①】


 生徒の皆さんは、ひたすら
〝アルトリコーダー〟の指使いに取り組みます。この練習を積んでいくと、しだいに上達していく自身の演奏を実感するそうです。

  

【音楽Ⅰam③】 

 音楽科の教員は、次のように語っています。

 「アルトリコーダーの運指(うんし)を覚える。楽譜を見、指を動かし、空気を吹き込む。周りの音と合わせ、心でメロディを歌う。おぼつかなかった手つきも、やがて練習を重ねるうちに、皆、そろってきて、音楽教室の中に音楽が一体となって流れる。その時、ほっとし、満足したような表情を生徒は浮かべる。」

 音楽を指導していて、心の底からうれしいと思える瞬間だそうです。