歴史研究部・探究部〝課題研究発表会〟が開催されました!

 2月27()、午後4時過ぎから地歴公民教室で「平成29年度 歴史研究部・探究部〝課題研究発表会〟」が開催されました。

この歴史研究部と探究部の合同発表会は、年度末の恒例行事。学悠館高校の創立後の間もない頃にスタート。文化部の皆さんが、研究成果の披露を続けています。今回は、後述の2名の女子生徒が各部を代表して発表しました。
  


探究部 (28Bクラス・Nさん) 

『知っていると自慢できる(かもしれない)話』 

1 3次方程式の解の公式の証明

2 3次方程式の解の公式の証明の歴史

3 3次方程式の解の公式の証明のその後

4 4次以上の代数方程式……

    

 

 前半に行われた公式の証明の間は、何となく会場全体が沈黙に包まれていました。数学科の教員のみが大きくうなずいているようでした。後半になると、空気が一変。数学者たちのエピソードに、会場は愉快な笑いで包まれました。

 

歴史研究部 (27Gクラス・Oさん)

『岩出村の富士山信仰』 

かつて栃木市にあった岩出村  そこで行われていた富士山信仰の研究             

1 『地誌』に書かれた富士山信仰

2 富士山信仰の神々

3 近世の富士山信仰

4 栃木の富士山信仰 

    

 

 「なるほど、そんな信仰があったんだぁ。」、「わかりやすい内容だった。」など、生徒の皆さんからは、率直な感想や評価が聞こえてきました。

 

 今日は、2年前の〝課題研究発表会〟で発表した卒業生も、会場に駆けつけていました。大学生の2人は、後輩の学悠館生の発表に時折アドバイスするなど……。満足した表情を浮かべていました。

 周到な準備に基づいて発表される内容は、とても興味深いものでした。好きな学問や研究に熱中している生徒の皆さんの姿は、生き生きとしていて輝いているようでした。