〝薬物乱用防止講話〟 ~薬学からみた薬物乱用の恐ろしさ~

 1月8日()、4時限目のLHRの時間にアリーナでⅠ部(午前)・Ⅱ部(午後)の全生徒を対象に、「薬物乱用の防止 ~薬学からみた薬物乱用の恐ろしさ~」と題して〝薬物乱用防止講話〟が実施されました。
 この講話は、薬学の専門家の講話を聞いて「薬物乱用の恐ろしさについて正しい知識を身につける」ことと、「薬物乱用防止の意識の徹底を図る」ことを目的に、例年この時期に行われています。

 講師は、日本薬科大学の准教授で、薬学博士の山本博之先生にお願いしました。先生のお話は、とても分かりやすいということもあり、4年連続してお招きすることとなりました。

  

【4時限目・アリーナ】


 薬物の乱用は誰の身にも起こりうる問題とあって、生徒の皆さんは集中して耳を傾けていました。「サルの薬物依存の実験」を紹介する場面や、「健常者の脳と薬物中毒患者の萎縮した脳の画像」を比較する場面では、いちだんと真剣な表情でスライドを見つめていました。

  

                                            
【4時限目・アリーナ】


 Ⅲ部(夜間)の全生徒向けには、9時限目のLHRの時間に会議室で行われました。講師は、Ⅰ部・Ⅱ部と同様に山本先生にお願いしました。

  

【9時限目・会議室】

 

 ~講話のまとめ~ (一部抜粋)

薬物乱用の甘い誘いには、きっぱりと「No!」と言える“勇気”が大切です。「危険な場所に近づかない」「逃げる」「信頼できる人に相談する」  これらも、“勇気”です。

薬物乱用は「こころ」と「からだ」に致命的な障害を与えます。また、本人だけでなく、家族や他人の生活も巻き込んでしまいます。

一度損傷を受けた脳は、再び元に戻りません。しかも、その害は一生ついてまわります