「栃木県立文書館」の方々をお招きして〝古文書講座〟 開催

 1221()6時限目、地歴公民教室で「栃木県立文書館」の先生方を講師にお招きして〝古文書(こもんじょ)講座〟が行われました。


 今回お持ちいただいた史料は、江戸時代に描かれて明治時代に写された『野州壬生御城図』です。文書館の山本先生・西村先生のご指導のもと、現在の壬生の街並みと見比べながら気付いたことを話し合いました。さらに、城下町のつくりや、徳川将軍の日光参詣などについても学びました。


 この講座は、「日本文化史pm①」の授業の一環として、毎年行われる特別講座。貴重な出前講座とあって、「世界文化史pm①」の受講生も一緒に聴講しました。
 


 生徒の皆さんは、城下町の防御や防災、絵図の描き方にいたるまで、さまざまな発見をしました。ひとつの史料を囲んで語り合うことで、学びを深めるとともに、楽しいひとときを過ごすことができました。

 

 

 古文書に実際に触れてみた生徒の皆さんは、紙の手触りや昔の人の筆跡など、史料の雰囲気を十分に味わうことができたようです。「栃木県立文書館」の皆さま、お忙しいところおいで下さり、たいへんお世話になりました。

  


文書館(もんじょかん)
  歴史資料としての文書や記録類を収集・保存し皆様に活用していただくための施設。宇都宮市塙田の県庁舎南館内にある。