全国高校社会科学研究発表大会 参加報告(第2回)

 いよいよ〝平成30年度全国高等学校社会科学研究発表大会〟の発表の当日。会場は、富士吉田市民会館小ホールです。


  

 15分という限られた時間の中、参加17校が次々と発表しました。

   

 

 学悠館は13番目の発表です。
 テーマは「『地誌編輯材料取調書』(ちしへんしゅうざいりょうとりしらべしょ)から読み解く岩出村の富士山信仰」です。

 
 この発表に至るまで、学校でのリハーサル、各自の家での練習、そして前の晩にもホテルで調整して望みました。

   

 

 審査員の先生の中には、富士山ミュージアムの館長さんもいて緊張しました。


 

 審査結果は以下の通りでした。


 最優秀賞:鳥取県・私立敬愛高校社会部 「千代川廃川埋立地の報国農場」


 優秀賞   :神奈川県・私立法政大学第二高校社会科学歴史研究部 「終わらない戦争〜陸軍登戸研究所の戦後〜」

  
 優秀賞   :静岡県・県立富士宮西高校 「駿河と甲府を結ぶ中道往還」

 

学悠館は入賞には至りませんでしたが、この富士吉田の地で北関東の特色ある富士山信仰についてしっかりと語れたことは、とても良かったと思います。また、1年以上かけて研究した内容を十分に準備して発表できたことで、生徒の皆さんは大きな達成感を得られたことでしょう。



 帰りの電車の中、現在進めている『地誌・新井村』の研究について、「高文連の大会では記載にもとづいて明治期新井村の様子を広い視点で紹介し、各種ポスターセッションではその中からトピックを絞って発表してはどうか」、といった意見が出されました。


平成30年度全国高等学校社会科学研究発表大会で生徒引率した歴史研究部顧問の報告書を、HP用に一部改変して掲載しています。)