定時制:家庭科の専門科目「生活と福祉」 点字の実習

 9月9日()、6時限目の家庭科の専門科目「生活と福祉」の授業で、受講生15名が「点字」の実習に取り組みました。


 今回の授業のねらいは、「『点字を打つ』ことで視覚に障がいのある人への理解を深める」というものでした。「点字を打つ」道具は、点字器と点筆(てんぴつ)。ほとんどの生徒の皆さんにとって、初めての作業となりました。

  
※点字の一部に画像処理を加えています。

 点字は、横2×縦3の6つの点で表されています。読む時は、左から。そして、書くときは、右からといった手順になるそうです。
  

 

 学悠館高校の「名刺」に、あらかじめ生徒の所属するクラス名と名前が印刷されていました。その余白に、点字を打っていきます。名刺は、5枚綴り。1枚ずつ点字を打つたびにきれいに仕上がっていきました。

  

 

 生徒の皆さんは、少し複雑な作成のルールに戸惑いを覚えていたようです。しかし、じっくりと丁寧に実習に臨んでいました。出来上がった名刺は、そのまま視覚に障がいのある人に手渡すことができるほど、上手に出来上がりました。