教育実習生による「美術Ⅰ」の研究授業

 6月6日()3時限目に、美術教室で教育実習生による「美術Ⅰ」の研究授業が行われました。実習は、いよいよ今週が最終週。実習生は、今回の研究授業でこれまでの成果を十分に発揮することができました。


 今回の授業を担当した実習生は、平成27年3月に本校を卒業し、現在、都内の美術大学で美術教育を専攻しています。

  


 単元は、
「線描画と透明水彩絵の具による絵画制作」。今日の授業のねらいは、「透明水彩絵の具の使い方を確認し、『にじみ』の技法と効果について理解して表現することができる」ことでした。
 生徒の皆さんは、絵の具の濃さを確かめながら色をつくり、ワークシートに印刷された円柱と、指定されたワクを丁寧に塗っていました。

  

 

  

 

 3色を使った『にじみ』の技法の練習。色の組合せ方や筆の動かし方を工夫しながら、キャンディーのワクに『にじみ』をつくっていました。生徒の皆さんは、真剣な表情で筆を握って着彩に集中していました。

 

 授業の振り返りでは、色彩からイメージしたキャンディーの味をワークシートにメモしていました。生徒の皆さんは、実習生の指導による授業にとても満足している様子でした。
   


 この実習生に、やがて母校の教壇に立つ日が訪れることを……。

 “チーム学悠館”の教職員は、温かく見守り続けます。