歴史研究部:〝栃木県考古学会大会〟で研究成果 発表

 8月17()、栃木県立博物館で〝令和元年度栃木県考古学会大会〟が開催され、学悠館高校歴史研究部の皆さんは「栃木市泉川条里跡の研究」という題で研究成果を発表しました。
 今回は、部員の皆さんによる準備と発表の様子をHP上で紹介します。


<準備>
 
 発表前日。練習では、部員どうしの呼吸もぴったりです。手分けして最後の調整をしています。


<会場>
  

 会場は、栃木県立博物館講堂です。めくりも用意していただきました。栃木県考古学会は、40年以上の歴史ある会。高校生が研究成果を披露するのは初めてだそうです。研究発表会の前に開かれた総会では、梁木誠会長のご挨拶の中でもご紹介いただきました。会場は、大きな期待に包まれていました。


<発表と講評> 
  

 いよいよ順番です。動作環境のチェック。質疑応答を入れて、20分の発表時間でした。

 参加会員の皆様からは、「古文書をよく読み、神社や水路などの現地を良く歩いた。文化財をめぐる行政も地域との連携が問われている現代、地域に根ざしたすばらしい研究だった。」などのご意見をいただきました。また、國學院大學栃木短期大学教授の酒寄雅志先生からは、下野国府出土漆紙文書にも当たるようにとの、貴重なアドバイスもいただきました。


<発表を終えて>


 部員の皆さんは、「緊張しましたが、練習通りできて良かった。」と話していました。さまざまな場面でも明るい気持ちで冷静に対応でき、多くの研究者からも認められて、またひとつ自信を深めたことと思います。 発表を終えた後、部員・顧問・OBで記念写真を撮りました。