平成30年度第2回学習部教職員研修会が開催されました。 

 9月6日()の午後、会議室で定時制課程の学習部学び推進係が担当する「平成30年度第2回学習部教職員研修会」が開催されました。講師には、6月に開催された第1回研修会と同様に宇都宮大学教授松本敏先生をお迎えしました。


 今回の研修の目的は、「生徒の深い学びに向けた学習意欲の喚起のために、本校教員が自己評価、自己分析しつつ、そこから洗い出された課題を解決するための方向性や方策を教員同士の対話を通して練り上げる。その進め方や内容に関しての講師の助言や支援から、よりよい改善へとつなげる。」ことでした。
  

 

学習課題の検討  15:05~
 本校の学習に関する課題を検討するグループワーク。授業アンケート等を参考にしながら、本校の強みや課題を付箋や模造紙を使ってまとめました。グループごとで話し合った内容を、全体で共有しました。
 共通する課題は、「学習環境の安心を損なわずに、どのように協同学習を取り入れていくか。」、「生徒の自発性をどのように深い学びにつなげていくか。」というものでした。

  

  

 

 

学習課題の共有と解決策  16:05~
 2時間目も、まずはグループワーク。前時に立てた課題について何が出来るのかを、それぞれのグループを増員して話し合いました。その際、「すぐに出来ることか? 時間がかかることか?」「個に対するはたらきかけか? 集団に対するはたらきかけか?」などを整理しながら進めました。
 各教員からは様々なアイデアが出され、十分に共有することができました。

 

    

 

 最後に、お招きした宇都宮大学の松本敏先生から本日の活動や学習全般に関してのご講話・ご助言をいただきました。具体例をちりばめながら、教育の現場に寄り添った広い視点でお話しいただきました。非常に示唆に富んだご助言でした。ありがとうございました