〝ナツツバキ〟が次々と開花しています。

 学悠館高校の敷地の植え込みでは、季節の移ろいに応じて、さまざまな種類の花が咲き出します。ちょうど今、JR両毛線の高架に近い南側の一画では、〝ナツツバキ〟がたくさんの花を付けています。いくつものつぼみが膨らんでいるので、まだしばらくこの花を楽しめそうな気がします。

 〝ナツツバキ〟は、ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。樹皮は、なめらかでツルツルしています。別名は、シャラノキ。花の大きさは、直径5cmほど。花びらは5枚で白く、雄しべの花糸は鮮やかな黄色です。
 


 植栽されているのは、全部で3株。それぞれの地面近くからは、高さ5メートルほどの数本の幹や枝が空に向かって伸びています。
 〝ナツツバキ〟は、朝に開花し、夕方には落花します。先週末の強い風雨も影響したのか、落花が根元の一面に広がっていました。