「子ども・小学生のための防災講座」② 炊き出し体験・開会式

 1月27()、学悠館高校でJRC部が主催する「子ども・小学生のための防災講座」が行われました。

参加したのは、小学生などの子どもの皆さんと同伴された方々。日本赤十字社栃木支部の皆さん、他校のJRC部員の皆さんなど、およそ80名。学悠館高校からはJRC部・自然科学部・パソコン部・探究部の皆さんと教員など、40名あまりが運営に携わりました。

当日は、取材のために新聞社・地域FM局・ケーブルテレビ局の方々にもお越しいただきました。
    


 受付を済ませた方々は、食堂へ。JRC部員の女子生徒2名が、
炊飯袋ハイゼックスについて説明。さっそく調理が始まりました。

手をよく洗ってアルコール消毒をした後、係の生徒から手袋・ハイゼックスを受け取りました。

80g・水90mlに適量の具材を加えます。最後に、輪ゴムでしっかりと結び、大鍋に投入しました。日本赤十字社栃木支部の皆さんには、非常時に実際に使用する大鍋を持ち込んでくださり、ご協力いただきました。

    

 

<具材>

じゃこ・乾燥桜エビ・塩昆布・乾燥ネギ・ホタテ水煮(缶詰)・サンマの蒲焼き(缶詰)・焼き鳥(缶詰)・コーン(缶詰)・あずき(缶詰) etc.
<スープ>

鶏ガラスープ・キムチ鍋の素・コーンスープ・トマトジュース・コンソメ・カレー粉・緑茶 etc.

    

    

 

 子どもの皆さんと一緒に調理したJRC部員のUさん(27Cクラス)は、「水の分量の加減が難しかったです。少し薄味になりましたが、参加されたみなさんと一緒においしくいただきました。」と、午後の昼食の時間に感想を述べていました。

 

12時過ぎには、会議室に移動。「開会式」の中で、JRC部の部長であるNさん(27Cクラス)からは、子どものみなさんに「みんなで協力しながら楽しく防災について、学んでいきたいと思います。何か困ったことがあったら、まわりにいる青いベストを着たやさしいお兄さん・お姉さんに気軽に声をかけてください。」との挨拶がありました。

    

 

1240分、「地震発生」のアナウンス。地震を想定した訓練のスタートです。

 

 ~〝「子ども・小学生のための防災講座」③ 避難所体験とその運営〟につづく。~