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定時制:ふれあいキャンプ(栃木県立太平少年自然の家)
令和5(2023)年度不登校児童生徒支援事業(県西地区ふれあいキャンプ)が10月25日(水)~27日(金)の3日間、栃木県立太平少年自然の家(栃木市)で行われ、本校から8名の生徒が“高校生ボランティア”として参加しました。
このふれあいキャンプは、栃木県教育委員会、栃木県市町村教育委員会連合会主催の行事で、「太平周辺の自然を満喫しながら楽しく活動し、心のエネルギーを高める」、「仲間と励まし合いながら、普段できないことに取り組んだり、少し困難なことを乗り越えたりする体験を通して、自分の個性や得意なことを再発見する。」、「新しく出会った仲間や高校生、スタッフとのふれあいを通して、人と関わる心地よさを味わう」という3つの目的が掲げられています。
初日は、“出会いの集い”を行い、昼食をはさんでから、“仲間づくりレクリエーション”と“カードをさがせ!”が行われました。活動班をつくり本校生がリーダーとなって活動していきました。最初は緊張している様子が見られましたが、打ち解けて楽しい雰囲気で活動していました。
夜は、夕食後に、ナイトハイキングを行いました。謙信平から見えた栃木市の夜景はとてもきれいでした。
❝仲間づくりオリエンテーションの様子❞ ❝カードを探せ!❞で見つけたカードに書かれた 夕食の準備の様子
文字を組み合わせてキーワードを作る様子
2日目は“フォトオリエンテーリング”が行われました。マップを見ながら協力して太平山を登りました。午後は、“クラフト活動「杉板写真かざり」”の制作でした。杉板をガスバーナーで焼きつけて磨き、飾り付けをしました。オリジナルの作品が出来上がりました。
この日の夜は、“高校生との交流会”が開かれ、前半はプレゼン資料を用いて本校の紹介をし、質問コーナーで小中学生の質問に答えました。後半はゲームで盛り上がり、最後は班ごとに集まり様々なことを語り合いました。
❝フォトオリエンテーリング❞の様子 ❝クラフト活動「杉板写真かざり」❞ ❝高校生との交流会❞の様子
磨きの工程の様子
最終日は“野外炊事”を行いました。カレー班とごはん班に分かれ、小中学生と協力しながら野菜を切ったり火をおこしたりしました。
“別れの集い”では、本校生が感想を発表しました。
❝野外炊事❞の様子 協力して作ったカレーを食べる様子 ❝別れの集い❞の様子
高校生が前に立ち、感想を発表した
天気にも恵まれ、無事に3日間を終えることができました。本校生の活動ぶりはたいへん素晴らしいものでした。参加した生徒には、この経験を通して感じたこと、学んだことを、今後の学校生活に活かしてほしいと思います。