学校安全総合支援事業:講演会&炊き出し体験講座 ②

 9月22()、学悠館高校会議室ほかで学校安全総合支援事業:講演会&炊き出し体験講座が実施されました。今回の目的は、「有識者の講話から避難所運営に関する基礎知識を身につけ、災害時に効果的な行動が取れるようにする。また、ハイゼックスによる炊き出しを体験することにより、避難所における『食』の在り方について考える。」ことでした。

参加したのは、栃木・壬生地区にある県立高校8校の代表生徒の皆さん。学悠館高校からは、JRC部を中心に7名の生徒の皆さんが活動に加わるとともに、今回の講座の準備や運営にも積極的に取り組みました。
  


全体会 (9時30分~)

  

  

炊き出し準備 (9時40分~)

 8高校の代表生徒が協力しながら、ハイゼックスを使って炊飯の準備をしました。

  

 

講演会 (1030分~)

講師には、宇都宮大学地域デザイン科学部社会基盤デザイン学科准教授の近藤伸也先生をお招きしました。防災マネジメント、避難所の設置と終わり、福祉避難所、学校の防災、平成28年熊本地震などのお話をお聞きして、避難所運営に関する基礎知識を身につけました。

  

 

炊き出し体験・昼食 (1150分~)

 レトルトカレーとハイゼックスを使って炊いたご飯を食べながら、避難所における「食」の在り方について考えました。

    

 

リフレクション (1230分~)

  

 

参加したJRC部のK君(30Iクラス)は、次のように感想を述べていました。

「他校の生徒の皆さんとコミュニケーションをとりながら参加しました。今回の研修で学んだことがたくさんあります。熊本地震がありましたが、もともと地震の少ない地域だそうです。備えをあまり意識していなかったと聞いています。私たちも、いつどんな災害に遭遇するかもしれません。できる限りいざという時のことを考えておきたいと認識しました。」


全体会の司会を務めたJRC部のWさん(28Cクラス)は、「予定どおりに進行するように心がけました。講演会では、熊本地震での避難所運営の実際を知り、その大変さを改めて感じました。」と語っていました。

 

今回の講演会と体験講座は、災害時の避難所運営に関する基礎知識を身につけるとともに、効果的な行動を考える契機となったことでしょう。
 参加された皆様、お世話になりました。