学校設定科目「日本文化史」:栃木県立博物館による出前授業

 9月25()、6時限目の学校設定科目「日本文化史」の時間に会議室で〝栃木県立博物館による出前授業〟が行われました。講師には、辻泰臣先生と荒川沙緒里先生をお迎えしました。
 今回の授業のテーマは、「平安時代中期以降の王朝文化(国風文化)を体験しよう!」でした。
女房装束[にょうぼうしょうぞく]である十二単[じゅうにひとえ]の着用を通して、平安時代の貴族の生活文化を考察しました。
 あいさつや博物館の紹介に続いて、学習のねらいの確認。次に、生徒の代表に十二単を実際に着付けながら、授業は進められました。また、男性の衣装(束帯[そくたい]・狩衣[かりぎぬ])の写真を見て、当時の貴族の生活についても考えました。

 生徒の皆さんからは、「トイレはどうしたのか?」、「本当に
十二単を来たまま歩けたのか?」といった素朴な疑問が飛び出るなど、活動的な学びが行われました。
 今日の授業では、28Gクラスの女子生徒にモデルとして協力してもらいました。衣装の重さは、約12㎏。この後、他の生徒もずっしりとした重さを体感することとなりました。