スクールカウンセラーを招いた「職員研修会」 開催

 7月22()、9時から会議室でスクールカウンセラーを招いた「職員研修会」が開催されました。今回の研修は、定時制相談部・通信制生徒部が担当を務めました。

 初めに、相談部の担当者によって、「効果的な引継ぎの実施に向けた特別支援教育の充実」に関する報告が行われました。

 続いて、学悠館高校のスクールカウンセラーをお願いしているお二人のうち、今回は山岡祥子先生による講話をお願いしました。先生には、「精神症状や問題行動の背景にあるもの ~発達の凸凹と複雑性トラウマ障害~」

という演題で、11時まで熱心にお話いただきました。

 最新の脳科学の成果からマルトリートメントが子どもの脳にどのような影響を与えるかということを、先生にはわかりやすく話してくださいました。

 講話を聞いたある教員は、「深刻なテーマでしたが、人間の脳は再生と回復が可能であるというところに、希望を持つことができました。」と感想を語っていました。