生活体験発表:全国大会でも、心を込めて力強く発表します!

 1021()に栃木県教育会館で開催された「第34回栃木県高等学校定時制通信制文化発表会」の〝生活体験発表部門〟で、学悠館高校定時制Ⅲ部に在籍する男子生徒が最優秀賞に輝きました。

すでに、<速報>〝生活体験発表会〟Ⅲ部生徒が最優秀賞!全国大会へ」 (10/2115:28UP)との記事でお知らせしたところです。

今回の記事では、受賞したⅢ部27MクラスのK君へのインタビュー他をお伝えします。


 演題は、
「HOME― 私のふるさと― 」。自らの波乱に満ちた生い立ちを振り返るとともに、母の苦労をいたわる気持ち、学悠館でのさまざまな人々との出会いが自らを成長させたこと、そして今後もあらゆることに挑戦し続けること    K君の素直な気持ちを率直に表現した発表でした。

 今回の受賞には、丁寧で冷静な指導が定評のM先生と、絶えず激励してくれた昨年度の県大会優秀賞受賞者で友人の君の存在がありました。

 

K君は、スペイン語・ポルトガル語・英語・日本語を自在に操ることができます。TOEICのスコアは、925点。学悠館高校では4年間じっくりと学び、4年制大学の国際関係の学部に進学したいと考えています。また、バレーボール部ではキャプテンを務め、この夏、2回目の全国大会への出場を果たしました。

 

<K君のコメント>

 最優秀賞をいただいて、とても嬉しいです。学悠館に帰ってから母の迎えを待ちました。結果を報告すると、母は涙を浮かべて喜んでいました。会場でいただいた花束を渡すと、さらに大粒の涙が頬を伝っていました。全国大会でも、心を込めて力強く発表します!

 

<指導担当教員のコメント>

会場では多くの方々が涙を流しながら彼の発表に聞き入ってくださったそうです。様々な試練を乗り越えて今を前向きに過ごせるようになった彼の感謝の気持ちが素直に伝わる、充実した発表ができました。

全国大会に向けて、今後も彼と二人三脚で練習に励みたいと思います。


27Mクラス担任教員のコメント>
 校内での発表よりも格段に、上手に発表できました。よくやったなぁと心から祝福しました。全国大会にも、全力で臨んでほしいと思います。

 

今回の受賞の結果、K君は、「第65回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会 -定通高校生の青春メッセージ- 」栃木県代表として出場する運びとなりました。全国大会は、1119()に六本木ヒルズ・ハリウッドプラザで開かれます。