研修報告

平成24年度 新任主幹教諭研修(小学校・中学校)第2日

目  的主幹教諭としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について理解を深め、主幹教諭としての資質の向上を図る。
日  時平成24年12月4日(火) 9:30~16:00
対  象小・中学校の新任主幹教諭(高・特と合同)
研修内容1 講話・演習「学校評価マネジメント(2)」
2 講話「主幹教諭の役割」
講  師国士舘大学体育学部こどもスポーツ教育学科教授 北神 正行 氏
総合教育センター職員
研修の様子
講話・演習
「学校組織マネジメント(2)」
講話
「主幹教諭の役割」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度37.5%62.5%


②研修ニーズ

  • 学校運営への関わり(具体例)
  • 学校組織マネジメント(演習)
  • 教務主任との違いや主幹教諭としての役割 など



1 講話・演習「学校組織マネジメント(2)」

  【研修の目標】
 組織的、機動的な学校運営の実践に向け、主幹教諭としての課題を共有し参画意識を高め、課題解決の方策を探るとともに、具体的な取組を考える。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 学校の課題解決、特色ある学校づくりなど、組織力を生かして参加型の研修の機会を設けたいと考えました。学校の活性化にもつながると感じました。
  • 次年度から行う小中一貫教育において、今日演習で行った「戦略マップ」を活用し、3年間を見通した計画を立てたいと思いました。
  • 学校でどう生かすかと言う観点で研修に臨みました。そのまま取り入れることは、難しいですが、いろいろな場面で活用できると実感しました。自分の大切な財産になりました。

2 講話「主幹教諭の役割」
【研修の目標】
 主幹教諭設置の経緯、主幹教諭設置に伴う課題を理解した上で、主幹教諭に求められる力量、主幹教諭の役割を明確にする。また、主幹教諭として、校長、教頭、教諭等とのかかわり方を具体的に理解し、よりよい学校運営に努めることができる。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • 適正かつ機能的に職務を遂行しながらも、同僚性の大切さを考え、よりよい職場の雰囲気を醸成させたいと思いました。
  • 風通しのよい職員室、何でも話し合える地域づくりを目指したいと思いました。
  • 若手教員の育成、校長の考え方の理解、教頭の仕事ぶりに学ぶことなどを行っていきたいと思いました。





平成24年度 新任学習指導主任研修(小学校・中学校)第2日

目  的学習指導主任の職務・役割や学習指導の今日的課題について理解し、校内における実践を通して、学習指導主任としての資質の向上を図る。
日  時平成24年10月29日(月) 9:30~16:00
対  象小・中学校の新任学習指導主任
研修内容1 講話「これからの学習指導の在り方」
2 研究協議「学習指導の充実を図るための工夫と改善」
講  師早稲田大学教育・総合科学学術院教授 藤井 千春 氏
総合教育センター教育研修専門員  総合教育センター研修部長
総合教育センター生涯学習部長   総合教育センター幼児教育部長
研修の様子
研究協議
「学習指導の充実を図るための工夫と改善」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度64%35%1%


  ②研修ニーズ
  • 他校での取組と成果
  • 校内研修、授業研究会の仕方
  • 具体的な仕事の仕方

1 講話「これからの学習指導の在り方」

  【研修の目標】
 これからの学習指導の在り方について理解を深め、自校の取組の成果や課題等を振り返ることができる。

【感想や参考になったこと】

  • 学級での仲間関係と学力の関係について学級経営の大切さを感じました。
  • 良い集団を作り、学習に向かう学級づくりの大切さとその具体的な方法が聞けてとても参考になりました。
  • 学習指導のうまい先生とは、子どもの中での学び合いを上手にできる先生だということが心に残りました。
  • 生徒のつぶやきから考えをつなげ発展させることの大切さが分かりました。
  • 学習指導の基本は学級経営・人間関係の指導にあるということを改めて確認しました。

2 研究協議「学習指導の充実を図るための工夫と改善」
【研修の目標】
 研究協議を通して、自校の実践の課題を明らかにし、次年度へ向けての改善策を検討するとともに、他校の発表から参考になる情報を得る。

【感想や参考になったこと】
  • 学校規模や児童の実態、地域の様子などが、班の先生方の学校とよく似ていたので、問題点を共有することができました。
  • 経験を積んだ教師が習得した「教える技」を次の世代の先生方に伝えていくことが大切であることを感じました。
  • 協議の中で、他の学校の取組を聞き参考になったことを、上の方に相談して取り組んでいこうという気持ちになりました。
  • 「全職員が同一歩調で」ということが、大切なことはみんな分かっている反面、どの学校においても課題ともなっていることが分かりました。





平成24年度 新任教務主任研修(高等学校、特別支援学校)第3日

目  的学校教育の当面する諸課題と教務主任の職務について理解を深め、教務主任としての資質の向上を図る。
日  時平成24年11月19日(月) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教務主任
研修内容1 講話・演習「学校組織マネジメントの手法を生かした学校評価」
講  師総合教育センター研修部指導主事
研修の様子
講話・演習
「学校組織マネジメントの手法を生かした学校評価」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  満足度
 満足  不満足
 
研修満足度36.8%63.2%



1 講話・演習「学校組織マネジメントの手法を生かした学校評価」

  【研修の目標】
 地域に信頼される学校づくり、特色ある学校づくりを推進するために、学校組織マネジメントの考え方を理解するとともに、学校組織マネジメントの手法を用いて自校の学校評価システムの活性化を促す方策を演習を通して考える。

【学校組織マネジメントの手法を用いて、自校の学校評価システムをどのように活性化しようと考えたか】


 <指標化について> 
  • 組織におけるミッションについて意識的に取り入れ、自校に求められるもの、そのために教職員がすべきことなどを深く考え、指標化することが重要だと思いました。 
  • 単なる評価のための評価に終わらせず、数値化を効果的に取り入れ、わかりやすいものにしたいと思います。 
  • ミッション探索の手法を用いて、学校評価に数値目標を入れて行きたいと思います。

 <重点化・重点目標について> 
  • 本日学んだ「重点化」「指標化」が本校のものには足りなかったと感じました。これらを生かしたいと思います。

 <職員間の共通理解について> 
  • 学校の教育活動を改善しより良くする手法としての学校評価を通して、多くの先生方が同じ目標を持ち、活動することができたらよいと思います。

 <学校評価システムの見直し> 
  • 学校評価のシステムについて、先生方にわかりやすく説明する必要を感じました。 
  • 学校評価を実施するようになって5年が経ちましたが、やや形骸化していると感じています。学校評価の目的を改めて明確に意識させていただいたこの機会に、「学校評価システムの評価」をすることから始めたいと思いました。 
  • 評価のための評価になっている面があるので、マネジメントの手法を取り入れて大幅なリニューアルを行う必要があると感じました。 
  • 学校評価そのものの評価という点については、新鮮な感じをもつことができました。

 <その他> 
  • SWOT分析などを取り入れて、問題事項の洗い出しなどをする必要があると感じました。 
  • 現状分析、及び目指す学校像から、段階的な目標を設定する手法を生かしたいと思います。




平成24年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第3日

目  的教頭として、今日的な教育課題に対応した学校経営の在り方等について理解を深め、実践的な学校経営能力の向上を図る。
日  時平成24年8月23日(木) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容1.講話「学校における人権教育の推進と教頭の役割」
2.講話・演習「学校のミッションと現状分析」
3.講話「人材育成の取組」
4.講話・演習「人材育成」
講  師県教委事務局総務課人権教育室職員
県立高等学校長
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学校における人権教育の推進と教頭の役割」
講話・演習「学校のミッションと現状分析」
講話「人材育成の取組」
講話・演習「人材育成」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  満足度
 満足  不満足
 
研修満足度81.2%18.8%



1 講話「学校における人権教育の推進と教頭の役割」

  【研修の目標】
 本県の人権教育への取組とその課題について理解し、自校の実態に合わせた教頭としての人権教育推進の在り方を確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 校内研修では、人権の視点を取り入れたものを実施するようにしていきたいと思います。
  • 人権教育の推進を図り、生徒の自尊感情の涵養に努めていきたいと思います。
  • 学校行事の中に「人権教育の視点」を盛り込み、人権教育を推進していきたいと思います。

2 講話・演習「学校のミッションと現状分析」
【研修の目標】
 自校のミッションを明確にするとともに、現状を分析することによって自校の特色・課題を把握し、マネジメントに取り組む視点を得る。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 自校及び個々のミッションを明確にして、教職員がそれぞれの立場で目標を達成できるようにしていきたいと思います。
  • 自校のミッションは何かを明確にするために、全教職員でSWOT分析に取り組む必要があると思いました。
  • ミッションを達成するため、学校経営を分かりやすい形で教職員に伝え、組織マネジメントの基盤を形成し、教職員が達成感を感じられる職場にしたいと思います。
  • 学年や各部において、SWOT分析を行い、本校の現状を客観的に捉え、課題を共有し、それぞれの立場から課題解決に向けて協働の意識がもてるように取り組んでいきたいと思います。

3 講話「人材育成の取組」
【研修の目標】
 具体的な事例に基づき、校内研修の企画やOJTなど人材育成を図る具体的な方策とその留意点、校長との連携など、教頭としての役割を理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 教頭としての言動が、人材の育成につながることを再確認しました。
  • 学習指導、生徒指導等、学校の課題を把握したうえでOJTを行い、ミドルリーダーを軸とした人材育成を進めたいと思いました。
  • 教頭の姿勢が、教職員に影響を与えることを自覚し、意図的・計画的な部分も含めて自己の取り組みを考えていきたいと思います。

4 講話・演習「人材育成」
【研修の目標】
 自校の教職員集団についての現状分析をもとに、集団としての特色と課題を理解し、改善方策、成長戦略を探るとともに、人材育成を進める上での留意点を理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 人材育成において大きな役割を担うのが管理職であり、その重要性が理解できました。
  • 学校がもつ人材育成の役割について理解できました。また、人材育成をおこなうためには、管理職・ミドルリーダーの役割が大きいということも理解できました。
  • ミドルリーダーを動かして人材育成を図ることが重要です。学校のミッションや教職員のミッションを再確認していこうと思いました。
  • 人材育成の観点から、校務・教育活動等を見直すことが重要であると感じました。
  • 人材育成という観点を系統立てて、課題解決を図るための方策を探ることができました。




平成24年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第2日

目  的教頭として、今日的な教育課題に対応した学校経営の在り方等について理解を深め、実践的な学校経営能力の向上を図る。
日  時平成24年8月10日(金) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容講話・演習「学校における組織マネジメント」 
講  師兵庫教育大学大学院学校教育研究科 教授 浅野 良一 氏
研修の様子
研修評価・振り返りシートから

0 研修の満足度
  満足度

 満足  不満足
 
研修満足度81.2%18.8%


1 講話・演習「学校における組織マネジメント」

 【研修の目標】

 学校組織マネジメントの概略とその手法(環境への対応、SWOT分析等)と学校評価の理解を深め、学校改善を図る視点を得る。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • ミッション確認やSWOT分析等により学校の特色を見直し、具体的な課題改善について考えてみたいと思います。
  • 学校という組織における教頭の役割を理解できました。より客観的に組織の長所・短所を理解し、組織として力を集約できるような学校運営に努めたいと思います。
  • 校務分掌を見直し、スリム化を図ることで、職務が機能的かつ効率的に行われるように改善を検討していきたいと思います。
  • 学校組織を人的な面から捉え、一人一人の意欲を喚起し、成長を促すことのできるような組織づくりに努めたいと思います。
  • 日頃、気付きにくいことも含め、検証にあたっての見方や視点を具体的に示していただき、とても参考になりました。
  • 自校の中長期的目標を見直し、重点課題を明確にして、その対応策を立て実施していきたいと思います。
  • 「マイナス面を解消するより、プラス面を伸ばすほうがよい。」という言葉が印象的でした。ともすれば、マイナス面に目を向けている毎日ですが、本校のプラスの面を挙げられるような視点をもち、勤務したいと思います。