第67回全国高等学校PTA連合会大会静岡大会が開かれました。

8月24日(木)・25日(金)の両日、静岡県小笠山総合運動公園エコパを主会場にして、全国高等学校PTA連合会大会静岡大会が開催され、本校からは、竹澤会長と校長の笠原が参加いたしました。
一日目は
 開会式   実行委員長挨拶 大会会長式辞 来賓祝辞(林芳正文部科学大臣、川勝平太静岡県知事) 表彰式
 基調講演 「戦国武将に学ぶ子育てと人づくり」 静岡大学名誉教授 小和田哲男氏
 分科会(第2分科会に参加)
が行われました。
 小和田氏は、NHKの大河ドラマ「女城主 直虎」や「軍師官兵衛」の時代考証を担当されており、大河ドラマの裏側を面白く聞くこともできましたが、今川義元、上杉謙信らが幼少期に寺に預けられ教養を積んだことが後の活躍に影響したことや、北条氏の「役に立つところにおく(適材適所)」の考えや、北条氏の「人間にくずは一人もいない」という考えと才能をほめることの大切さ、織田信長の才能に気づく力、徳川家康の「忠臣の子は忠臣になる」との考えから人材を抜擢する姿など、学ぶことが多くたいへん勉強になりました。
 分科会は、清水文化会館マリナートに移動し、「進路指導とPTA~「有徳の人」を育てる希望進路の実現~」のテーマのもと、
  山形県立鶴岡南高等学校、岐阜県立中津高等学校、大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校、宮崎県立高鍋高等学校の発表をお聞きしました。いずれのPTAも子どもたちの夢の実現のために取り組んでいることがわかる発表でした。
二日目は
 記念講演  「筧 利夫 これがオレの生きざまだ」 俳優 筧 利夫氏
 閉会式  大会会長挨拶 大会宣言採択 全国高P連旗返還 全国高P連旗授与 次期開催地挨拶 実行委員長挨拶
が行われました。
 筧氏の記念講演は、講演という形でなくトークショーという形で行われ、愉快な時間を過ごすことができました。御自分の経験から「みんな何かに悩んでいる。」という言葉には重みがありました。

 全体会会場の静岡県小笠山総合運動公園エコパでは、アーチェリーの「日韓交流強化事業』全国アーチェリー競技ブロック対抗戦および訪韓選手選考会が開催されており、本校から2年生の齋藤和真君と関口愛美佳さんが栃木県代表として参加していたため応援に行きたかったのですが、会場が離れていて行くことができませんでした。それほど大きな会場でした。 


富士山がきれいでした。この時期に富士がこれだけ見えることは少ないのだそうです。