進路指導室より

2021年7月の記事一覧

福祉施設(生活介護)の現状について

7月5日(月)雨後曇り
・先日、栃木県内の特別支援学校進路指導主事の会議がありました。
・そこでの各校情報交換で、標題の「生活介護」の受入状況について話題になりましたので、お知らせいたします。
・「生活介護」というサービスは、卒業後のライフスタイルの一つとして、本人に合った創作活動や散策など余暇的な活動を提供するのものです。
芳賀地区で現在このサービスを提供しているのは、『真岡ハートヒルズ』『はーとらんど』『そうそう長沼』『セルプ・みらい』『美里学園』『光輝舎』『益子マインド』『ともだち作業所』『けやき作業所』です。
・話題になったのは、県内各地域で、この「生活介護」が飽和状態になりつつある、ということでした。
本校でも、近年は週5日の通所が、定員の問題でできず、二つの施設を併用する卒業生がほとんどです。
配慮が多めな生徒さんについては、利用を断られてしまうケースも出ており、今後の動向が注目されます。
・進路指導としては、地区の自立支援協議会等に定員枠の拡充を求めるといったことをしていきたいと考えていますが、すぐに事態が好転するとは考えにくいところです。
保護者の皆様とも、密に情報交換を行っていく必要があると思っています。