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第2学期終業式及び第2回表彰伝達式
12月25日(木)、体育館に全児童生徒が集まり、第2回表彰伝達式と第2学期終業式が行われました。
表彰伝達式では、以下の6つの大会・検定において、8名の児童生徒が表彰されました。
1. 第72回 プレゼンテーション作成検定試験
2. 第94回 文書デザイン検定試験
3. 下水道の日「下水道いろいろコンクール」
4. 第112回 点字競技会
5. 第54回 関東地区盲学校陸上競技大会
6. 第75回 ヘレン・ケラー記念音楽コンクール
終業式の校長講話では、修学旅行や運動会など2学期の行事を振り返るお話のほか、今年の漢字「熊」についてのお話がありました。
第3学期始業式は1月8日(木)です。有意義な冬休みを過ごし、元気な笑顔で登校する児童生徒の皆さんをお待ちしています。
寄宿舎棟活動
A棟の男子舎生は、棟活動のお楽しみ会でフルーチェ作りをしました。
夕食後にみんなで調理室に集まり、でき上がったフルーチェを食べたり、生どら焼きを食べたりしながら楽しい時間を過ごしました。
B棟の女子は、アイスクリームショップのクリスマスサンデーを食べました。自分で好きなアイスを選び、カップの上にはホイップクリーム、クッキーサンタやうさぎのプレートが飾ってありました。
みんな揃って、楽しい話をしながらゆっくり味わって食べることができました。
ALT定期訪問
12月18日(木)に外国語指導助手(ALT)のザック先生が来校しました。
<小学部>
○グループA
学習した英語を使って「何色が好きですか?」「どこの国に行きたいですか」など、それぞれ3つの質問をしました。次に「Simon says」「ビンゴ」を行いました。「Simon says」では、ザック先生が“Simons says”と言ったときだけ頭を触ったり手を上げたりなどの動作ができるように、よく聞いて活動することができました。ザック先生がスピードを上げたり繰り返して言ったりして、とても盛り上がり笑顔がたくさん見られました。
○グループB
一人一人挨拶と握手をした後に、「サイコロトーク」「サンタクロースの袋の中身は何でしょう?」ゲームをしました。「サイコロトーク」では、学校間交流でも行った内容だったので、英語で答えることが難しい場合でも、ザック先生に日本語で伝えたり実際にやってみせたりすることができました。「サンタクロースの袋の中身は何でしょう?」では、袋に入った「雪だるま」や「星」をよく触って何が入っているかを当て、ザック先生に英語で伝えることができました。最後に、みんなでクリスマスの歌を英語で楽しく歌うことができました。
<中学部1・2年>
最初に自己紹介を行い、出身地や好きなことを伝え合いました。互いのバックグラウンドの違いを意識して会話をすることでよりよいコミュニケーションにつながることを学びました。
続いてテーマトークを行いました。英語やスペイン語を習得している生徒がいる中で「英語以外に学びたい言語」というテーマで話をしました。韓国料理が好きで韓国語を学びたい生徒、言語を学ぶことが好きでできるだけ多くの言語を学びたい生徒、スペイン語をさらに深く学びたい生徒など、それぞれが自分の思いを複数の言語で語りました。やりとりの中では、生徒たちは英語の表現について英語が分かる友達にたずねたり、ALTのスペイン語の質問をスペイン語が分かる生徒が訳したりするなど、自然に助け合いながらコミュニケーションができていました。
<高等部3-1、2-2>
最初に自己紹介として好きなことについて発表しました。ある生徒は、好きな歌手グループについて紹介しました。ザック先生もそのグループが好きで、先生の好きな曲をたずね一緒に聴きました。また、その歌手グループがザック先生と同じ国の出身であることが分かり、とても身近に感じた様子でした。ほかの生徒は、上手にできる大根抜きを紹介しました。皆で大根抜きを行い、ザック先生にプレゼントしました。思いがけない贈り物に、ザック先生も大喜びでした。
次に「モグラたたきゲーム」を行いました。生徒たちは、ザック先生からの go straight、left、right などの指示を聞きながら、机の上のモグラをおもちゃのハンマーで倒しました。昨年は機会がなく、このゲームを楽しめなかった生徒も、今年は大変満足し、笑顔あふれる活動となりました。
<高等部専攻科1年>
専攻科医学英語の授業にALTが参加し、生徒が英語で施術のロールプレイを行いました。生徒は施術者、ALTは患者役となり、最初は緊張しながらも、授業で学んだ英語表現を使って積極的に質問しました。ALTとのやりとりを通して施術を進めるうちに、主訴やスポーツ歴が明確になりました。それらの情報に基づいて体の状態を確認しながら施術を行い、ALTから体の部位の英語表現を教えてもらいました。最後にALTから「I feel relaxed.」との感想をいただき、充実した学びの時間となりました。
寄宿舎 第4回 外出活動
12月1日(月)は小学部女子舎生1名、高等部女子舎生2名が、スクールバスに乗車して、宇都宮市内にあるファミリーレストランに行きました。事前学習をいかし、一人ひとり予算内で自分の食べたいものを、職員と一緒に注文しました。ドリンクバーで飲み物を準備し、当日誕生日の舎生へ「お誕生日おめでとう!!」の乾杯から会食がスタートしました。自分が注文したメニューが並ぶとみんな笑顔になり、美味しくて完食することができました。楽しい時間はあっという間でしたが、とても充実した外出となりました。
第2回サタデースクール
12月13日の土曜日に、本校を会場に第2回サタデースクールを実施しました。県内各地域で学んでいる小学校1年生から高校2年生までの6名の参加がありました。フロアバレーボールの体験と調理「簡単肉まん」作りをしてもらいました。見えにくさがあるとどうしても苦手とされてしまう球技ですが、フロアバレーボールは、空中ではなく床を転がるボールを扱うので、思い切りサーブやスパイクを打つことが可能です。お互いに声を掛け合うことで安心して活動できるという体験をしてもらうことができたのではないかと思います。
参加された6名は、それぞれ見えにくさは様々ですが、各々の見えにくさに応じた補助具を活用してレシピを書き写し、最初の準備から調理まで全工程を一人で挑戦してもらいました。ふりかえりの際の感想では、「また、バレーボールをしたい」「もっと難しい調理をしてみたい」等がありました。参加者同士、楽しそうに交流する様子も見られ充実した時間を過ごしていただけたようです。今後も、楽しい企画を考えていきたいと思います。
寄宿舎クリスマスお楽しみ会
12月15日(月)寄宿舎クリスマスお楽しみ会では、クリスマス・リースを作りました。折り紙で作ったリースに、思い思いにシールを飾り付け、個性あふれるリースが完成しました。ケーキ会食では、トナカイやサンタの形のケーキを、先生の奏でる手作りオルゴールをBGMに美味しくいただきました。最後に、あわてんぼうのサンタクロースが登場し、一足早くプレゼントが配られて、大盛り上がりのうちに終了となりました。出来上がったリースは、寄宿舎玄関ホールに飾られた後、持ち帰ることになるので「家族にプレゼントする!」と楽しみにしている声も聞かれました。
第2回チェロ教室
12月8日と11日の2日間にわたり、小学部から高等部普通科までの児童生徒がチェロ教室に参加しました。ボランティアの荒川育子先生によるチェロ演奏の鑑賞と先生との合唱合奏、演奏体験の3部構成で行いました。
「やさしさに包まれたなら」や「アヴェ・ヴェルム・コルプス」などの鑑賞では、本校職員もコントラバスで演奏に加わり、児童生徒たちは、チェロをはじめとした様々な楽器の響きを楽しみました。合唱合奏では、先生のチェロと一緒に「あわてんぼうのサンタクロース」や「We Wish You a Merry Christmas」を歌ったり、様々な打楽器で演奏したりしました。明るい軽快な曲に、児童生徒の演奏する打楽器の音色が合わさってより華やかな演奏になり、皆とても喜んでいました。
チェロの演奏体験では、荒川先生が一人一人に合わせて丁寧に御指導くださいました。弓の角度を変えて様々な弦を力強く鳴らしたり、左手で弦を押さえながら「よろこびの歌」の旋律を弾いたり、楽しくチェロと触れ合うことができました。児童生徒からは、
「いい音が出て楽しかった。」「次はもっと弾けるようになりたい。」など、意欲的な感想がありました。
幼小部陶芸教室
12月4日に、講師の林香君先生と、五味渕一彦先生、野澤茂樹先生にお越しいただき、毎年恒例の陶芸教室が行われました。
木の枠に自分の好きな色の粘土を何種類か詰めていき、手のひらや砂袋でたたいて、次第に平らなタイルにしていきました。子どもたちは、粘土の感触を楽しみながら、楽しく活動していました。
完成した作品をイメージして、一人ひとりタイトルを考えました。「かぞく」「にじ」「思い出のお花畑」など、素敵なタイルが完成しました。
中学部 立志の集い
12月12日(金)5時間目、中学部にて立志の集いがありました。
始めに、校長先生や栃木県知事からのメッセージをいただいた後、中学部2年生の2名から立志の言葉の発表がありました。それぞれが今までの自分を振り返り、これから頑張りたいこと、将来の夢や目標、これまで育ててくれた家族への感謝の気持ちなどを力強く伝えることができました。参加していた1年生や3年生の心にも響き、これから自分たちも頑張りたいと感じたようでした。保護者の方からも応援のメッセージをいただき、心温まる立志の集いとなりました。
高等部普通科校外学習
12月12日(金)、高等部普通科5名の生徒が、宇都宮市内の複合型屋内アミューズメント施設とビュッフェ形式のレストランに行きました。
最初に、スポーツアミューズメント施設「スポッチャ」を利用しました。そこには体を動かす遊びがたくさんあり、屋上のアミューズメントでみんなで楽しみました。直径1メートルほどの大きなサッカーボールやバレーボールで遊んだり、ボールの中央に人が入れるサイズのバブルボールに入って転がったりしました。大きなボールは見やすく思いきり体を動かすことができました。バブルボールでは、中に入る人と押す人に役割を分けて協力しながら遊びました。
後半は室内で、それぞれが興味のあるアミューズメントに挑戦しました。陸上競技を体験できるゲーム、カーレースゲーム、太鼓を使ったリズムゲーム、ミニボウリング、ボールプール、エアシーソー、風船が飛び回る部屋など、さまざまな遊びを楽しみました。また「試したいもの」や「一番楽しかったこと」を伝え合うなど、友達同士のやりとりを楽しむ様子も見られました。
昼食は歩いて15分ほどの場所にある、ビュッフェ形式のレストランに向かいました。自分の好きな料理を選んで、好きなだけ食べることができ、心もお腹も満たされました。また、料金の支払い方法や食べ放題のマナーについても学ぶことができ、余暇活動を通した実践的な学習となりました。
バブルボール
サッカー
エアシーソー
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