日誌

学校行事や授業風景、四季の移ろいなどを紹介します

国際理解だより 5

  それでは、なぜEUがそんなに重要なのでしょうか。
 それは、第一に戦うことのない共同体をつくり上げたからです。「不戦共同体」です。18世紀を代表する哲学者であるカントの思想に「恒久平和」という議論がありましたが、まさにEUは、ヨーロッパにおいて恒久平和のしくみをつくり出すことに成功した実例なのです。
 国際関係もまた、ヨーロッパで発展してきた概念です。ヨーロッパで30年にわたって行われた宗教戦争を終結するために「ウェストファリア講和条約」が締結されました。1648年のことです。その講和会議に出席したヨーロッパ諸国の国王や諸侯たちによって、国家は主権を持ち、対等かつ平等な存在であるとされました。その前提のもとに構築された国際システムが、その後世界に広がって、今日の世界を形づくることになったのです。

つづく

大学教員による模擬授業

 6大学から8名の先生方をお招きして、「模擬授業」を行ってもらう会を企画し、去る9月22日(木)実施しました。授業を受けたのは本校の2年生全員と1・3年生の希望者です。以下、授業をしてもらった先生方と授業のテーマを挙げます。
           
  早稲田大学 人間科学部  松居 辰則先生 
      「コンピュータに人の『心』がわかるのか?-人工知能研究の新たなる挑戦」

  宇都宮大学 工学部     佐藤 正秀先生
          「化学のながれを変える」

  宇都宮大学 教育学部      上原 秀一先生 
      「日本と外国の学校を比べよう」     

  宇都宮大学 農学部         岩永 将司先生
     「たんぱく質を作る遺伝子工学技術」

  新潟大学 人文学部         中村 隆志先生
     「ケータイの日常利用とコミュニケーション」

  群馬大学 社会情報学部    前田 泰教先生
     「法解釈学の役割」

  茨城大学 理学部           横沢 正芳先生
     「宇宙進化学入門」
 
   ( 東北大学大学院工学研究科 長谷川英之先生
     「超音波による生体イメージング」)
 
 東北大学の長谷川先生は本校を平成3年に卒業されたOBで、生徒たちも大いに楽しみにしていたところでしたが、前日上陸した台風の影響で、通行予定だった東北自動車道が不通となり、残念ながら来校できませんでした。そのため、5大学7名の先生による実施となりました。
 あらかじめ希望を募り、各講座20名から50名の生徒が授業を受けました。
 それぞれが、研究者としての専門分野についての授業を、大学では一般的な90分の枠で行っていただきましたので、難解でもあり戸惑うところもありましたが、将来大学に進学する希望を持つ生徒たちにとっては、よい体験になったと思います。
 

第33回合唱コンクール

9月26日(月)台風のため延期された合唱コンクールが無事開催されました。
今年度は、3月11日の東日本大震災を受けて真岡市民会館大ホールが
利用できないことになり本校講堂で実施しました。
合唱委員を中心に講堂での実施にむけて準備してきました。
 
各クラスとも早くから練習に励み、男子校ならではの迫力ある合唱ができました。
審査委員の先生方からは、合唱のために作られた歌を歌ってほしいことを
コメントとして頂きました。
 
~結果~
6位 2年1組 言葉にすれば
5位 3年2組 人間の歌
4位 3年3組 木曽節
3位 2年2組 いざたて戦人よ
 
 
2位 3年1組 斉太郎節
  
1位 3年5組 最上川舟唄
  

西側通路が耐震工事終了!

第1棟と第2棟をつなぐ西側通路が耐震工事を終了しました。
                      1階昇降口

                        2階通路
  
明るくきれいになりました。

国際理解だより 4

 1学期に「日・EUフレンドシップウィーク」について簡単に紹介しましたが、今学期はもう少し欧州連合(EU)について考えていきましょう。
 ところで、みなさんはアメリカの方ばかり見ていませんか。あるいは中国やアジアのことばかりに関心を寄せていませんか。その一方で、今ヨーロッパで起こっていることについて、どの程度関心を持っていますか。最近では財政危機のギリシア支援やユーロ安がメディアで報じられていますが、他地域に比べれば決してメディアの取り扱いは大きくありません。しかし、アメリカや中国あるいはアジア諸国と同じようにヨーロッパもまた重要な地域なのです。
 そこで、しばらく欧州連合(EU)について学び、あらためてその重要性を認識したいと思います。

つづく

合唱コンクールの開催について


 第33回 校内合唱コンクールについて、今年度は以下のとおり予定しております。
鑑賞を希望される方は、ご子息を通してお申込み下さい。
 
1 期 日  平成23年9月21日(水)
2 日 程  受付 12:30~13:10
        各クラス発表  13:25~15:25
        吹奏楽部発表 15:30~15:40
3 会 場  本校 講堂兼体育館
        ※保護者席は1階フロア両翼の予定です。
4 ご注意  なお、校内改修工事その他の事情により当日は自家用車の乗り入れをご遠慮
        ください。先着240名に限り入場整理券を発行します。
 
  詳細は、本日配布された通知をご覧ください。

野澤賞授与式および受賞者講演会が行われました。

野澤賞は、財団法人野澤一郎育英会(本校卒業生の野澤一郎さん設立)から
本校生で学業や運動、学術・芸術部門において優秀な成績を修めた人物に
授与されます。
今年度は卒業生の中うち11名が受賞しました。
 
  
 
野澤賞を受賞した卒業生たちの、実際に受験勉強を通しての成功談、
失敗談などの講話に在校生は真剣に聞き入ってました。
 
  
 
また放課後には座談会を開き、3年生を中心に様々な相談をしていました。
先輩たちのメッセージを受け、今後の進路、学習に役立てましょう。

2学期始業式、生徒会新役員任命式が行われました。

8月29日(月)2学期始業式、生徒会新役員任命式が行われました。
夏季休業中の部活動の表彰式を行い、
校長先生の講話、校歌斉唱を行いました。
 
校長先生の講話
・何事も最後まであきらめずに取り組むこと
・2学期の行事にクラス一丸となって取り組むこと
・がんばれナラの木で謳たわれているナラの木のようにしっかり根を張ること
 
  
 
さらに、生徒会新役員任命式では、任命書を新生徒会役員が受け取り
大塚新会長の初心表明、片岡前会長の退任挨拶がありました。
 
  
 
生徒会新役員の今後の活躍を期待します。

一日体験学習

8月19日(金)、本校一日体験学習が開かれました。
中学生、保護者等を含め、468名の方に参加いただきました。
校長からの挨拶、学校の概要、学習・進路についての説明、
本校生徒会役員による高校生活の紹介がありました。
 
 
 
その後の校舎案内では、夏季課外中の教室の様子や、記念館の見学が行われました。
 
  
 
講堂に戻り、応援団による演舞、ジャグリング同好会の演技、吹奏楽部の演奏では、
真岡高校の文化を堪能しました。
  
多数のご参加ありがとうございました。

白布祭での募金報告

 6月25日(白布祭)において実施しました「東日本大震災津波の遺児支援金」募金の
結果をご報告いたします。
 計57,361円を「あしなが育英会」に送金させていただきました。

国際理解だより 3

「世界平和のためのミレニアム宣言」(2000年)
 この宣言を実現するために設定されたのが「ミレニアム開発目標」です。この開発目標のテーマは貧困削減であり、国連は貧困削減を究極の目標と位置付けたのです。
 「ミレニアム開発目標」は以下のとおりです。

 Goal 1 極度の貧困と飢餓の撲滅
 Goal 2  普遍的初等教育の達成
 Goal 3  ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
 Goal 4  乳幼児死亡率の削減
 Goal 5  妊産婦の健康の改善
 Goal 6  HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止
 Goal 7  環境の持続可能性の確保
 Goal 8 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進
                      (国連開発計画東京事務所HPより)

定期演奏会での義援金募金報告

 6月19日(日)の第46回真岡高等学校定期演奏会並びに東日本大震災チャリティー
コンサートにて演奏会時に設置した義援金箱に146,408円の募金が集まりました。
 この募金は下野新聞社を通して寄付させていただきました。
また、演奏会収益の中から、日本赤十字社に15万円、全日本吹奏楽連盟に10万円,
をそれぞれ寄付させていただきました。
 なお、JASRAC(日本著作権協会)から無償許諾をいただきました。

教育実習生との進学座談会が行われました

 6月17日(金)放課後、教育実習生との進学座談会が行われました。
先週から7名の卒業生が教職を目指し母校で教育実習を行っています。
実習生が、在校生に対し進路選択・受験・学生生活などについて
アドバイスをする趣旨で、進学座談会が催されました。
 7名の実習生は、大学、学部、担当教科がそれぞれ異なるので、
生徒諸君は自分の進路希望に応じてアドバイスを受けたい実習生のもとに集まり、
受験勉強、在学している大学の情報、現在学んでいる学問分野など、
熱心に話を聞いていました。

国際理解だより 2

「多言語文化社会」について
 ユネスコによる「文化多様に関する世界宣言」には、「ことばや映像による思想の自由な流れを保障する一方で、すべての文化がみずからを表現し知らしめることができるように配慮しなければならない。表現の自由、メディアの多元主義、多言語主義、デジタル情報を含む芸術や科学・技術の知識への平等なアクセス、そしてすべての文化が表現と普及の手段を手に入れる可能性。これが文化的多様性を保証する」とあります。
 すべての文化がみずからを表現し知らしめることができるように、私たちは、上のことを重く受け止めなくてならないです。ここに、多文化共生を目指した国際理解教育が必要になってくると考えます。

校内体育大会が行われました。

5月26日(木)校内体育大会が行われました。 
当初予定していた5月24日(火)は雨天となり、待ちに待った生徒たちは
クラス一丸となって取り組みました。
 
  
 
~各種目~
リレー:3-5
綱引き:3-4
相撲団体:3-3
相撲個人:3-1
サッカー:3-6
バスケット:3-4
ソフトボール:3-6
ソフトテニス:1-4
剣道:3-2
 
  
 
真高伝統のクラス全員での綱引きは、綱3本のうち先に2本とったクラスが
勝つという知的要素も含めた競技です。
他の競技においても生徒が体力+作戦+覇気で3-3がみごと総合優勝となりました。
 
  
  
~総合結果~
☆優勝:3-3
準優勝:3-6
  3位:3-5
 
  
 総合優勝後の3-3

国際理解だより 1

日・EUフレンドシップウィーク
 2001年に始まった「日・EUフレンドシップウィーク」は、毎年5月9日の「ヨーロッパ・デー」を中心に開催されます。このフレンドシップウィークは文化、社会、学術、スポーツなどのさまざまな催しを通して、私たち日本人に欧州連合(EU)をよりよく知ってもらうことを目的としています。駐日欧州連合代表部は一部の催しを主催したり、数多くの催しに後援・協力を行っています。