SSC(科学班)活動記録

SSC(科学班)

小水力発電所・バイナリー発電所見学

期 日:8月5日(木)
訪問先:百村発電所、西岩崎頭首工、青木発電所、ホテルサンバレー那須バイナリー発電所
内 容:農業用水を利用した小水力発電について理解を深めるために、那須野ヶ原土地改良区連合事務所の
    ご担当者様のご協力のもと、百村発電所、西岩崎頭首工、青木発電所を見学しました。各施設のメ
    リットや課題について現地でご説明をいただきました。
    
    午後は、ホテルサンバレー那須バイナリー発電所を見学し、北関東唯一の温泉発電のバイナリー発
    電所について理解を深めました。
    
    何れも県北の地域資源を活用した素晴らしい発電方法であり、学んだことを今後の研究活動に活か
    していきます。
 
 

畜産酪農研究センター見学・那須町役場訪問

期 日:8月2日(月)
訪問先:畜産酪農研究センター、那須町役場
内 容:畜産酪農研究センターでは県北唯一の牛のふん尿を利用したバイオガス発電の「バイオガスプラン
    ト」を見学しました。ご担当の方に、ふん尿の処理方法や発電方法、現状と課題などについて説明
    をいただきながら見学しました。

    また、「ゼロカーボンシティ宣言」に賛同している県北5市町の1つ那須町役場を訪問し、各種取
    り組みや課題等についてご担当者からご意見を伺いました。

    見学内容や意見交換した内容を今後の課題研究活動に活かしていきます。
 
 

とちぎ県政出前講座「気候変動に関する出前講義」

本年度も本校SSC自然科学班(エネルギーチーム)は、日本原子力文化財団主催の課題研究事業に採択され、テーマ「2050年カーボンニュートラルを達成するためには ~電力自給率向上を目指して栃木県北部の地域資源に秘められた可能性を探る」のもと各種調査研究を実施しています。

令和3年7月30日(金)オンラインで県政出前講座「気候変動に関する出前講義」を実施しました。
栃木県 環境森林部 気候変動対策課の石川 氏と山形 氏によるZoomでの講義を受講し、気候変動や栃木県のカーボンニュートラルに関する取り組み等の理解を深める事ができました。本講義をもとにさらに調査研究を進めていきます。

令和2年度 飯舘村実地研修実施

令和2年11月14日(土)~15日(日)、本校SSC(自然科学班)12名、引率教員2名が今年度で2回目となる「飯舘村実地研修」に参加しました。
放射線に関する基礎知識や測定技術およびIoT農業、飯舘村の復興に関する歩み等を学ぶことを目的として、溝口勝氏(東京大学大学院教授、本校OB)をはじめ、ふくしま再生の会の皆様、飯舘村の農家の方々からご指導頂き、各種体験活動および実習を実施しました。

【11月14日(土)活動内容】
・里芋掘り体験(放射能測定用の試料採取)
・作物の放射能測定実習(大田原産米・里芋・土壌と飯舘村産の比較)
・空間放射線量測定実習(放射線測定器を用いて実施)
・埋設土壌の放射線測定実習
・夜間研修(放射線に関するクイズ大会・測定結果の解析・飯舘村村長およびふくしま再生の会理事長との座談会)

【11月15日(日)活動内容】
・土壌博物館の見学
・長泥ゲートの見学
・空間放射線量測定実習2
・実習の振り返り

各種実習や測定の結果、大田原市と飯舘村の米や里芋、田園の土に差はない事を実際に体験し、放射線に関する正しい知識を実習を通して身につけることができました。

 
 
 
  

飯舘村実地研修事前指導を実施しました

10月27日(火)飯舘村実地研修事前指導
○会場:本校物理実験室
○講師:東京大学大学院教授 溝口勝氏
○方法:Zoomを用いたオンライン講義

11月14日(土)~15日(日)に実施予定の「飯舘村実地研修」の事前指導を実施しました。現地でもご指導頂ける東京大学大学院教授 溝口勝氏(本校OB)からZOOMを用いてオンラインで御講義を頂きました。
生徒は、飯舘村の現状、放射線に関する基礎知識、溝口教授の研究内容等について学習することができました。