令和7年6月20日(金)、建築システム科1年生を対象に実施していた木組み実習において、課題である「ほぞ差し」技法の製作が完成しました。
この実習は、人材育成事業「建築大工マイスター講習」の一環として行われたもので、基本的な大工手 工具の使い方を学びながら、木造建築における基本的な接合技術「ほぞ差し」の加工に挑戦しました。
鑿(のみ)や鋸(のこぎり)などの手工具を使って、自らの手で木材を加工することで、ものづくりの基礎を体得するとともに、伝統技術への理解を深める貴重な機会となりました。完成した作品を手に、生徒たちは達成感と喜びを感じていました。
令和7年6月19日(木)、建築技術コース2年生を対象に実施された「建築大工マイスター講習」(人材育成事業)の最終日を迎え、課題である「腰掛蟻継ぎ」の製作が完成しました。
この講習は、栃木県地域技能振興コーナー主催によるもので、全3回にわたり伝統的な木造軸組工法の技術習得を目的として行われました。
腰掛蟻継ぎは、高い精度が求められる木材接合技法のひとつであり、生徒たちは大工マイスターの丁寧な指導のもと、鑿(のみ)や鋸(のこぎり)を使って慎重に加工を進めてきました。
完成した作品を前に、生徒たちは達成感とともに、ものづくりの奥深さや伝統技術の大切さを実感して いました。今後の技能検定や実習に向けて、大きな自信となる貴重な経験となりました。
令和7年6月16日(月)、建築技術コース3年生は、課題研究の授業において「ペーパーコードスツール」の製作に挑戦しました。
この実習では、これまで学んできた木材加工技術を活かし、座面にペーパーコードを編み込んだ実用的なスツールを製作しました。
使用した木材は、栃木県那珂川町の八溝山系で採れた間伐材であり、森林資源の有効活用を意識した取り組みとして、SDG's(持続可能な開発目標)にもつながる内容となっています。
生徒たちは、材料の選定から加工、組立、コードの編み込みまで、ひとつひとつの工程に真剣に取り組み、完成を楽しみにしながらものづくりの楽しさを実感していました。
地元資源と向き合う体験を通じて、環境と共生する建築の在り方を学ぶ貴重な時間となりました。
令和7年6月6日(金)より、栃木県地域技能振興コーナー主催の人材育成事業「建築大工マイスター講習」が始まりました。
この講習は、建築システム科1年生34名を対象に、全3回(6月6日・13日・20日)の日程で実施されます。
【時間】5限目~6限目、【場所】建築実習棟1階 木造実習室/2階 計画実習室
今回の講習では、大工手工具の基本的な使用方法を学ぶとともに、木組みの基本である「ほぞ差し」技法の習得を目的としています。
生徒たちは、鑿(のみ)や鋸(のこぎり)などの道具を実際に使用しながら、正確な加工と組立を体験しています。 熟練の建築大工マイスターによる丁寧な指導のもと、ものづくりの基礎を身につける貴重な学びの機会となっています。
今後の技術習得に向けて、意欲的に取り組む姿勢が見られました。
本日より、栃木県地域技能振興コーナー主催による人材育成事業「建築大工マイスター講習」を開始しました。
この講習は、建築技術コース2年生を対象に、全3回にわたって実施されます。
【実施日】6月5日(木)、12日(木)、19日(木)、【時 間】1限目~3限目、【場 所】建築実習棟1階 木造実習室
今回の講習では、木造軸組在来工法における伝統的な技法「腰掛蟻継ぎ」の習得を目的としています。実習では、熟練の建築大工マイスターによる丁寧な指導のもと、生徒たちは道具の扱いや加工の精度に重点を置きながら真剣に取り組んでいます。
技術の習得を通して、実社会で求められる専門性やものづくりの大切さを学ぶ貴重な機会となっています。
ご来場いただき ありがとうございました。