2025年10月の記事一覧
令和7年度 2学年修学旅行 4日目
最終日。京都の夜は静かに明けました。
最終日は、クラスごとに異なる行程で京都の文化と精神にふれました。
八坂神社や北野天満宮では学業成就を祈り、嵐山では自然と歴史が調和する風景を楽しみました。
安達くみひも館や八つ橋庵・ししゅう館では、伝統工芸の奥深さに感銘を受け、妙心寺での座禅体験では、静寂の中に自分を見つめ直すひとときを得ました。
それぞれの体験が心に刻まれ、旅の締めくくりとしてふさわしい穏やかな時間となりました。
午後、京都駅より帰路につき、宇都宮へ無事到着。
この四日間で得た学びと友情、そして感謝の心を胸に、生徒たちは新たな一歩を踏み出しました。
令和7年度 2学年修学旅行 3日目
修学旅行三日目。
昨日の広島と変わって比較的温かな朝を迎えました。
本日は、京都市内での班別行動。班ごとに計画を立て、金閣寺、清水寺、伏見稲荷など、名だたる名所を巡りました。
千年の都が育んだ伝統と文化を、自らの足で確かめる貴重な一日となりました。
小さなアクシデントもありましたが互いに協力し、時間を意識しながら目的地を巡る中で、主体性と協調性が一段と育まれたように感じられました。
明日はいよいよ最終日、クラス別行動です。
令和7年度 2学年修学旅行 2日目
2025/10/22
二日目。広島は肌寒い朝を迎えました。
朝食を手短に済ませて出発の準備を行います。
広島平和記念公園でのフィールドワークから始まりました。
原爆ドームを仰ぎ見ながら、命の尊さと平和を築く責任について班ごとに考察しました。
平和記念資料館では、被爆の実相を伝える展示に真剣な眼差しを向け、
平和への思いを一層強く心に刻みました。
午後はそれぞれのコースに分かれ、神戸・大阪の街で多彩な文化や近代の息吹に触れました。
アトアリウムの幻想的な展示、南京町や道頓堀の活気、通天閣や大阪城の歴史や海遊館の迫力ある生きものたちに目を奪われてきました。
生徒たちは地域ごとの魅力を肌で感じ、学びの幅を広げました。
今日も充実した一日を送り、夕方京都の宿に旅装を解き、明への活力をためるべく床に就きます。
令和7年度 2学年修学旅行 1日目
2025/10/21
早朝、宇都宮を出発し、一路広島へ。新幹線の車窓から移ろう風景に、これから始まる旅への期待がふくらみました。
出発前の様子
宇都宮駅にて
新幹線車内の様子
広島到着後は、厳島神社を擁する宮島へ。穏やかな瀬戸内の海に浮かぶ大鳥居を前に、悠久の歴史と信仰の重みを感じました。
フェリー乗り場
船内の様子
船外(?)の様子
厳島神社内にて
大鳥居の様子
観光の様子
参拝や散策を通して、日本の美と精神文化に触れた生徒たちは、心を静めつつも充実した初日を過ごしました。
今日一日の楽しい思い出を胸に、夜の帳を迎えます。
第四回若草講演会
2025/10/7(火)
第四回若草講演会 「坂本龍馬と西郷隆盛に学ぶ行動学とコミュニケーション術」と題して、歴史作家の河合敦先生をお招きして講演していただきました。先生は、様々なテレビ番組にも出演しておられます。
河合敦氏の講話では、坂本龍馬と西郷隆盛の生き方から、現代にも通じる行動力と人間力を学ぶことができました。
坂本龍馬は、柔軟な思考と果敢な行動で時代を切り拓きました。「失敗したのではない。成功する前に諦めた。だから成功しなかったのだ」と語った彼の姿勢は、挑戦する勇気の大切さを教えてくれます。また、相手の話に耳を傾け、笑顔と誠意で人を惹きつける坂本龍馬の姿は、信頼を築くコミュニケーションの手本です。
一方、西郷隆盛は、誠実さと謙虚さをもって人と向き合い、相手を徹底的に信じることで大きな和を生み出しました。「人を相手にせず、天を相手にせよ」という言葉に込められたのは、己を省みる心と、真の人間力です。
本校は、志ある若者が自らの力で未来を切り拓いていけるよう、これからも力強く支えてまいります。