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生物工学科の日誌

「生物工学科」令和5年度高校生国際協力実体験プログラムに参加

 生物工学科2年生(3名)はとちぎ国際交流センターを会場に行われたJICA筑波センター主催の高校生国際協力実体験プログラムに参加しました。生徒たちは授業で学習した森林破壊について、SDGs15「陸の豊かさも守ろう」に関連させ、参加した高校生やJICAの職員さんとポスター形式で問題解決のためにできることなどを話し合っていました。

   

エソジマおかきの紹介

   11月11日(土)に宇都宮市のマロニエプラザにおいて、栃木県産業教育フェアが開催され、会場の販売コーナーでは、本校の農業経営科、生物工学科の生徒が携わり、復活させたエソジマモチを使ったおかきを販売します。このおかきは、江曽島町の農家の畑で栽培された原料を使い、地元の小学生たちと生物工学科の生徒が、交流をしながら稲刈りをしたエソジマモチを使い、地元のせんべい屋さんが作ったものです。

「生物工学科1年生」~事業所見学へ~

    生物工学科1年生は、茨城県大洗町にあるアクアワールド茨城県大洗水族館を訪れ、様々な海の生き物を見学しました。サメやペンギンなど、普段なかなか接することのできない生き物を見ることができ、生徒たちはとても興奮していました。

 次に、茨城県植物園を訪れ、熱帯植物園やきのこ博士館を見学しました。バナナやパパイヤなど、熱帯に生息する植物を観察したり、きのこの生態を学ぶことができました。天候にも恵まれ、大変充実した一日となりました。

      

農村地域活躍人材育成講座

 9月27日に1-2組で、道の駅うつのみや ろまんちっく村にて『農村地域活躍人材育成講座』へ参加しました。

 グリーン・ツーリズムによる地域活性化についてや、農産物直売所の先進的な取り組みについての講演していただきました。午後はろまんちっく村内にて昼食を取り、施設見学し地産地消について学びました。

 講演ではろまんちっく村の歴史を知り、栃木でおこなっているグリーンツーリズムの実例や魅力などの内容にうなずいたり感銘を受けていた生徒もいました。

 昼食はろまんちっく村内にてラーメン、カレー、蕎麦、アイスなど美味しい地産地消を味わうことができました。

 

 

全国産業教育フェア栃木大会における生徒実行委員会に参加

 栃木県で来年、第34回全国産業教育フェア栃木大会が宇都宮市で開催されます。そのため、専門高校の生徒たちによる生徒実行委員会が立ち上がりました。農業関係高校の代表として、農業経営科、生物工学科の1年生、計2名が、選出されました。第2回の生徒実行委員が、宇商高で開かれ参加をしました。生徒たちは大会に向けて、この後会議を何度も開き、準備を進めていきます。

 

うじいえ自然に親しむ会との交流

 6月14日に氏家ゆうゆうパークにて、うじいえ自然に親しむ会の皆さんと生物工学科3年生40名が参加して自然観察をさせていただきました。

 当初予定していた特定外来植物『オオキンケイギク』の駆除作業は雨天のためできませんでしたが、さくら市天然記念物であるシルビアシジミチョウの食草『ミヤコグサ』やカワラノギク、キキョウなどの絶滅危惧種に指定されている貴重な植物を観察することができました。また、カメやカエル、トカゲ、ヤゴ、タニシなど様々な生物も観察することができました。

 特定外来種のオオキンケイギクの様子                 

 

絶滅危惧種のキキョウ                  ミヤコグサ

 

 水質調査                       ヤモリとカメ

 

 

 大変実りあるお時間でした。うじいえ自然に親しむ会の皆さんありがとうございました。

シンビジウムの植え替えと株分け

 3年生でシンビジウの植え替えと株分けを行いました。

 シンビジウムはラン科の植物で、ランの中では比較的寒さに強く、育てやすい品種として昔から親しまれています。香りも良く贈り物としても定番です。洋ランの中でも特に花持ちがよく、切り花でも流通しています。

 

『植え替え』

 根がいっぱいになると溢れてくるので、だいたい2年に1回は植え替えをします。植えこむ材料は、シンビジウムや洋蘭専用のバークを使います。バークとは木材の樹皮を粉砕したもので保水性に優れています。

 

『株分け』

 根を包丁で切り、株を増やしていきます。ポットを切ってみると根がビッシリ!!うどんのように太くて立派な根に生徒も驚いていました。

 開花時期は12月頃です。丁寧に管理していきどんな花が咲くかお楽しみに!

植物バイオテクノロジー

 先日好評だったカーネーションを2年生『植物バイオテクノロジー』の授業にて、茎頂培養を行いました。

花芽分化の様子が見れました。

 繊細な作業に生徒も苦戦している様子。

カーネーション販売

 5月12日にカーネーション販売を行いました。

 1~3年生で播種、栽培管理、販売までの過程を学び実習しています。

 今年の品種は赤色のハイママ、そして珍しいオレンジ色のサンセットブライトの2種類!!

 母の日を前に沢山の生徒が購入し見事完売!!!

 お世話になっている方々へ日頃の感謝の気持ちを伝える、その際に白楊のカーネーションが添えられること嬉しく思います。

 ご購入いただきありがとうございました。また来年お楽しみにお待ちください♪

 

 

 

 

カーネーションはいかがですか?

~生物工学科 草花温室から~

カーネーションができました!

5月12日放課後、生徒の皆さん向けに販売します!

生物工学科の草花温室で、苗の段階から大切に栽培してきました。

日ごろの感謝を込めて ご家族に贈ってみてはいかがですか?

温室のカーネーションフラワーアート

生物工学科「農業と環境」の実習

 1年生の農業と環境の授業ではトウモロコシとジャガイモを栽培しています。発芽率や苗の生育状況を観察して生育記録やスケッチを書いたりしました。

       

「生物工学科」北海道大学からの出前授業を実施 

 生物工学科の1年生41名は北海道大学スマート農業教育拠点の担当教授より、大学が開発した無人トラクターや研究について講義を受けました。生徒たちは無人トラクターについて質問をするなど大学の先生たちと意見交換を行いました。

     

 

  

「生物工学科」 東大大学院農学生命科学研究科主催 ABEプログラムから「遺伝子組み換え実験を体験」

   昨年度文科省と東京大農学生命科学研究科から生命科学教育を進めるABEプログラムによるバイオテクノロジー体験型学習機会を提供頂けるとのご提案があり、生物工学科では専門の授業で遺伝子組み換えの内容を学習しており、ABEプログラムを活用して、大学からラボと資材を提供してもらい体験学習をした。

 東大大学院の後藤教授から「高校でここまで専門的にやっていることに正直驚いています。」と生徒たちに感激したと感想のお言葉を頂き、生徒たちも今後さらにバイオテクロノジーの研究にチャレンジしていきたいと決意していました。

 *ABE(Amgen Biotech Experience)プログラムとはアメリカのアムジェン財団と東京大学が科学教育支援プログラムを高校生対象に立ち上げた。

 

 1 日   程  2023年3月15日(水)1限~放課後          16日(木)1~4限

 2 内   容  ・実験ツールの操作  ・遺伝子クローニング  

          ・組み換えプラスミドの構築 ・ゲル電気泳動

          ・形質転換と培養  ・タンパク質の精製

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アグリマイスター顕彰【後期】シルバーに2名認定

 令和4年度の後期アグリマイスター顕彰に農業経営科3年福田蒼衣、生物工学科3年吉村愛美の2名がシルバーに認定されました。アグリマイスター顕彰制度とは全国農業高等学校長協会が実施している、農業系高校在学中に取り組んだ活動や挑戦した検定や資格を客観的に評価した制度です。

 

「生物工学科」林業センターを見学

 生物工学科の1、2年生は林業センターを訪問し、キノコ部門で現在取り組んでいる原木シイタケの研究について説明を聞きました。また、原発事故後の農産物の放射能に対する取り組みなどを具体的に分析器機を実践してもらいながら説明して頂きました。

      

  

「生物工学科」県政出前授業でイチゴを学ぶ

    生物工学科1年生は「栃木県のいちご生産と品種開発」についての出前授業を受けました。講師の先生からいちごの品種についての変遷や育種開発の目標についてわかりやすく説明を頂き、生徒たちはいちごについて理解が深まりました。

 

    

 

【生物工学科】茎頂の観察(カーネーション・アオキ)

本日は、3年生の植物バイオテクノロジーの授業で、カーネーションとアオキの茎頂分裂組織の観察を行いました。
苦戦しながらも、実体顕微鏡を使って綺麗な茎頂を観察することができました。植物のミクロの世界も面白いものですね。
写真は、カーネーションの茎頂分裂組織(上)と花芽分化した茎頂(下)です。

生物工学科・近況報告

生物工学科の近況報告です。
5月の母の日のために、毎年カーネーションを販売しています。今年は休校のため、生徒のみなさんに購入してもらえなくて残念でした。

 

夏花壇用のサルビアとクリサンセマムです。校内の花壇や駅東公園の花壇に植える予定です。

 

コチョウランの莢(さや)です。前年度に2年生が受粉したものが、立派な莢になりました。

 

植物バイオテクノロジーの世界。オキナグサの葉柄にできたカルス(どの部位にもなれる細胞のかたまり)です。

 

マイタケの原木です。どんぐりの木に、マイタケの菌を植え付けたものです。これを土に埋めておくと、マイタケが出てきます。

 

スイカの苗を畑に定植しました。2年生の自学科選択「野菜」の教材です。

 

生物工学科で飼育しているマウスです。みんなで集まって睡眠中。

  

マウスだけでなく、キンクマハムスターも飼育しています。かわいいです。

生物工学科~夏休みボランティア報告~

720日 保育園の夏祭りのボランティアに12名の生徒が参加しました。
かき氷をかいたり、飲み物を渡したり、ゲームの手伝いをしたりしました。園児さんたちの可愛らしいパフォーマンスも見ることができました絵文字:キラキラ

      


7
27日 祇園祭ふるさと茂木夏祭りのボランティアに4名の生徒が参加しました。
ドングリや松ぼっくりなど、自然素材のものを使った工作を体験してもらいました。子どもから大人まで、たくさんの方々に参加して、楽しんで頂くことができました。

    


8月1日 保育園の園児さんと茂木町の川で、鮎のつかみ取りと川遊びを行いました。13名の生徒が参加して、園児さんと一緒に楽しみながら活動しました。鮎は農村レストランで塩焼きにしてもらい、みんなで食べました

       


8月4日 高根沢町の親子どろんこ道場に生徒3名が参加しました。
4月に種子を播いた枝豆の収穫を行いました。収穫した枝豆は、調理してみんなで食べました。今年度の親子どろんこ道場は、これで最後になります。

   


夏休み中も継続して、鬼怒川河川敷における絶滅危惧種の保全活動に取り組みました。毎回、絶滅危惧種の調査と保全区の除草を行っています。地道な活動ですが、生物多様性の保全のためにがんばっています絵文字:笑顔
   

キャリア形成支援事業

7月2日(火)生物工学科3年生の授業において、キャリア形成支援事業を行いました。
東武医学技術専門学校の先生2名に来校して頂き、採血シュミレーターを用いて採血の体験を行ったり、
光学顕微鏡で検体を観察したりしました。

      


駅東公園花壇の花苗定植

6月17日(月)「生物活用」の授業にて
JR宇都宮駅東側にある駅東公園で草花の苗を定植しました。
生物工学科で育てたサルビアとマリーゴールドの苗を植えてきました。

    

色鮮やかなサルビア・マリーゴールドをお楽しみください♪

地域交流プログラム

6月5日(水)さくら市側の鬼怒川河川敷にて
「うじいえ自然に親しむ会」の方々と絶滅危惧種の保全活動を行いました。
特定外来植物であるオオキンケイギクの抜き取りを行いました。
   

    

生物工学科3年生全員が参加し、
「うじいえ自然に親しむ会」の皆さんと交流を深めながら活動してきました。

ホタル鑑賞会♪

6月22日(土)バンビーニゆめ保育園のホタル鑑賞会に参加しました。
茂木町の棚田でホタルを見る前に、七夕飾りを一緒につくって飾りました。

      


絶滅危惧種の保全活動

6月1日(土)宇都宮市側の鬼怒川河川敷にある保全区に、学校で増殖した絶滅危惧種であるカワラノギクの苗を定植しました。


      

6月8日(土)宇都宮市側の鬼怒川河川敷にある保全区に、学校で増殖したミヤコグサの苗を定植しました。
ミヤコグサは、絶滅危惧種であるシルビアシジミという蝶の食べ物であり。産卵場所でもあります。

ボランティア活動頑張ってます!

4月、私たちは高根沢町親子どろんこ道場のボランティア活動に参加しました。
高根沢町在住の親子の農業体験のサポートです。
この日は、枝豆とコールラビの種子を播種しました。
5月、4月に枝豆の間に生えている雑草の除草を行いました。

     


また、私たちは宇都宮市内にある保育園と茂木町の棚田で交流しています。
5月、園児さんや保護者の方々と田植え交流を行いました。皆で1列に並んで、
昔ながらの手植えをしました。

   


絶滅危惧種の保全活動

私たち生物工学科では、絶滅危惧種の保全活動に取り組んでいます。
2019
3月、宇都宮市側とさくら市側の鬼怒川河川敷で、絶滅危惧種の保全活動を行いました。
    さくら市         宇都宮市
  
絶滅危惧種であるカワラノギクやシルビアシジミを守るため、特定外来植物であるシナダレスズメガヤを除草しました。
同時に宇都宮市側の河川敷では、カワラノギクの種子の播種も行いました。

生物活用の授業にて


  今日の生物活用の授業はフラワーデザイン実習でした。
  はじめての生徒も多い中、みんな真剣に取り組みました。
  
     

満開☆

 
 生物工学科の2年生が実習で栽培している
 サイネリアの花が最盛期を迎えています。
 先日の卒業式でも、装花として、壇上を彩りました。

 まだまだ寒い日もありますが、温室は春真っ盛りです。


 

きのこの授業にて


 先月、子実体分離した白いマイタケ。
 雑菌汚染でうまくいかなかったものもありましたが、
 半分程度はうまく培養することができました。

 そこで、本日のきのこの授業で
 新しい培地に移し替える継代培養の実習を行いました。

 試験管約50本に増やすことができました。
 
    

白いマイタケ

 
 生物工学科3年生の選択科目「きのこ」の授業で
 シイタケとマイタケの栽培実習を行っています。
 
 今年もたくさんのマイタケを収穫することができたのですが・・・
 なぜか真っ白のマイタケが3株発生しました。
 香りも味も黒いマイタケと変わらないよう感じました。

 どうして発生したかは分からない白マイタケですが、
 とりあえず子実体分離という方法で増やしてみることにしました。


  ← 真っ白のマイタケ



  ←クリーンベンチ内で子実体分離しました

日本学生科学賞栃木県展覧会


 日本学生科学賞栃木県展覧会の表彰式に参加しました。
 本年度は生物工学科から2作品出品し、
 2作品とも入賞することができました。

 【研究テーマ】
 ・シルビアシジミ保全活動
   ~ミヤコグサの組織培養による大量増殖~

 ・サンシュユからの乳酸菌抽出実験

   ←試験管内で育つミヤコグサ


   ←サンシュユのエタノール殺菌 

環境保全活動


 環境学習の一環として
 さくら市鬼怒川河川敷に隣接するゆうゆうパークにて
 特定外来植物のオオキンケイギクの除草作業を行いました。

 とても暑い日でしたが
 生物工学科の3年生41名で参加しました。

 

生ゴミ堆肥化プロジェクト

先週、生ゴミから作った堆肥を持って
学校近くの保育園に行ってきました。

春の心地よい天気の中、
保育園の園児たちと
春花壇の植栽のため、
生ゴミ堆肥の伏せこみ作業を行いました。

のざわ特別支援学校との交流会


 のざわ特別支援学校の高等部の生徒さんと一緒に
 パンジーの寄せ植え活動を通して交流を深めました。

 秋晴れの天候の中、皆で楽しく寄せ植えをすることができました。

 

きのこ のこのこ

生物工学科で栽培している
原木マイタケが収穫最盛期を迎えました。
実習では、マイタケの収穫と調整をしました。

いい香りのするおいしいマイタケが
たくさんとれました。


もうすぐ母の日

 5月の第2日曜日は母の日です。
 今年5月10日の、母の日にむけて
 生物工学科ではカーネーションを栽培しています。

 日頃の感謝の気持ちとともに
 カーネーションをプレゼントしてはいかがでしょうか。

 

生ゴミ堆肥化プロジェクト


 生物工学科では微生物分会を中心に
 家庭用生ゴミ処理機を使った
 生ゴミの堆肥化について研究活動に取り組んでいます。

 先週は、近隣保育園での生ゴミ堆肥の伏せこみ作業と
 宇都宮市役所での活動・成果報告会に参加しました。

 保育園では小さな子供たちと一緒に楽しい作業となりました。
 報告会では大学生に交じって口頭発表とポスターセッションを行い、
 貴重な体験をすることができました。




かわいい動物たち♡

 生物工学科では動物実験棟にてマウスなどの動物を飼育しています。
 これらの動物たちの飼育管理実習などを通して
 各種動物の特徴や管理技術について学習しています。

 写真は生後4日目のマウスの赤ちゃんたちです☆


外部講師による授業


 今月は外部講師の先生をお招きした授業を実施しました。
 3年生はフラワーアレンジメント、
 2年生は酵母を使った実験を行いました。
 
 3年生のフラワーアレンジメント作成では、
 クリスマスをイメージした作品を作りました。
 
 2年生ではドライイーストを使って
 固定化酵母を作成し、アルコール発酵について学習しました。


本日の実習

 生物工学科では、植物・動物・微生物分野に関わる
 バイオテクノロジーについて学習しています。

 授業では、クリーンベンチという装置で無菌空間を作り、
 植物の一部を切り取ったり、微生物を寒天培地に植え付けたりという
 無菌操作の技術について、実習を通して学習します。

白楊祭にて


 白楊祭では、日頃の研究活動を
 たくさんの方に見ていただくことができました。
 ありがとうございました。
 

学生科学賞で優秀賞に入賞

生物工学科微生物分会で取り組んでいる
「夏のお弁当をおいしく食べよう!」~お弁当中の微生物数調査~
の研究が、栃木県学生科学賞栃木県展覧会にて
優秀賞を受賞しました!!

白楊祭では、この他にもたくさんの研究活動を
展示発表する予定ですので、ぜひご覧ください。