5月10日(木)の午後、創立記念式典が執り行われました。
校長先生より本校の歴史についてお話がありました。
本校の歴史を振り返るとともに、歴史ある白楊のブランドを高めるための意識を持つことが出来た時間でした。
式典後の創立記念講演では、農業工学科を昭和42年度に卒業された神山宗教先生を講師にお招きし、『スズメバチとの出会い』という演題でご講話をいただきました。
神山先生は本校の農業工学科を卒業後、建築関係のお仕事に就かれましたが、「便利屋うつのみやサービス社」を起業されました。その中でもスズメバチの駆除依頼が多く、大学などの研究機関でスズメバチの生態や駆除方法等研究もされているそうです。その専門的なお仕事ぶりをメディアに取り上げられることも多く、今回の講演の中でもミヤネ屋でのテレビ放映の録画映像を見せていただきました。
スズメバチの危険性、万が一遭遇した際や刺された際の対処法など教えていただき、大変勉強になりました。スズメバチにとっては人間が一人であっても複数人に見えていること、縦の動きは認知しずらいが横の動きには敏感に反応し攻撃してくる可能性が高いこと、蜂は色盲であるため白は見えずらいが黒は認識しやすいため黒っぽい色は隠すようにする、などなかなか普段の生活では知り得ないことをたくさん教えていただきました。
また、先生の研究はそれにとどまらず、1匹の嬢王蜂から何千匹もの卵を産む多産であることから、不妊治療への応用を目指しているそうです。
いつまでも夢を見ることができる、やろうと思ったことを意志を強く持って成し遂げることが出来るという希望のメッセージを、生徒たちに力強く語ってくださいました。神山先生、この度は有意義な時間をありがとうございました!
生徒からの質疑応答タイム / 生徒から感謝を込めてお花の贈呈 / 明るく握手を交わしながらのご退場