平成29年度 SPH活動報告・ニュース

SPH活動報告・ニュース

「鹿沼組子による耐力壁」の性能試験

 6月6日(火)、栃木県林業センター(宇都宮市下小池町)のご協力を得て、建築デザイン科3年の課題研究班(14名)が、「鹿沼組子による耐力壁」の性能試験を行いました。
この試験は、鹿沼組子の持つ美しさと強度を、木造住宅の耐力壁として使えないかを実験するものです。昨年の性能試験の結果から、部材の交差部分をピン接合で補強、柱・梁の構造、間柱の本数、組子のデザインを改良して実験しました。
 この試験により、さらに強度を高めるため、新たな課題や対応策が確認できました。

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環境土木科で「情報化施工」実習が始まる

 6月5日(月)、本校の西側施工実習場で環境土木科3年の生徒(20名)を対象として、「情報化施工」の基本を学ぶための実習を行いました。
 この実習は、レーザーレベルとセンサを用いた簡易的なシステムを用いて、「小型バックホーによる掘削」を行うものです。
 この実習により、情報機器を活用することで、ベテランの技術者でなくても情報に関する知識を活用すれば、掘削溝の深さを一定に効率良く施工できることを学びました。


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「外部講師による特別英語講座」始まる

 6月2日(金)放課後、特別教室で2・3年生希望者を対象として、「外部講師による特別英語講座」を開講しました。
 この講座は、(株)イーオンの山田美恵先生を講師とした、5回シリーズのライティング対策講座です。「まとまりのある文章を書く技術」を向上させていきます。
 今回は、「英文を書くためのアイデアを出す」方法を学びました。参加した生徒たちは、とても真剣な眼差しで、講義に臨んでいました。



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「ビジネスアイデアの発想法」を学ぶ!

 5月31日(水)、1年生全員を対象として、学校設定科目の「科学技術と産業」の時間を利用し、大講義室で「ビジネスアイデアの発想法、ビジネスプランの考え方」について、講話を行いました。  
 (株)日本政策金融公庫の小川竜興先生を講師にお招きし、発想したアイデイアをビジネスプランにまでいかに高めていくのかについて、スライドを用いてわかりやすく説明いただきました。アイデアとは、「既存の要素の新しい組み合わせ」であることや、ビジネスプランを完成するまでのノウハウと、創業について学ぶことができました。
 NHKのTV取材や、下野新聞社からの取材があり、本校の取組の
様子が各種メディアで紹介されました。
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知的財産に関する講義を開催

 5月17日(水)、1年生を全員対象として、学校設定科目の「科学技術と産業」の時間を利用し、大講義室で「知的財産権に関する弁理士による講話」を行いました。  
 山田特許事務所の山田毅彦先生を講師にお招きし、弁理士の仕事の内容や知的財産権について、資料やスライドを用いてわかりやすく説明いただきました。事後アンケートでは、97%以上の生徒が「弁理士や知的財産について知ることができたと思う」、「どちらかと言えばいえば思う」と回答がありました。知財権には、様々な種類があることや、それが多くの商品を支えていることなどを学ぶことができました。
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木造住宅の耐震実験について

 5月9日(火)、本校建築デザイン棟1Fの振動台に設置した木造住宅モデルで、耐震実験を行いました。4月27日に次いで、2回目の耐震実験になります。前回の実験では屋根の剛性を変えて実験しました。今回の実験では、壁の強さを変えて、強度の変化を測定しました。また、地震波をいくつかの波に変化させた場合についても実験を行いました。今後、実験後のデータの分析などにより、探求的な学習をさらに深めていきます。



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SPHガイダンス(2、3年生)


 5月10日(水)、2、3年生全員を対象に、各学年集会の時間を利用して、それぞれ大講義室、第2体育館で「SPHガイダンス」を行いました。  
SPHの最終年度にあたって、生徒一人一人がよりよい成果をあげるために、昨年までの事業内容を振り返り、今年度の事業計画について理解しました。生徒一人一人は、グローバル化やエンジニアに対して自分のイメージを持つことができました。



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生徒活動報告会

 4月26日(水)、大講義室において、1年生全員対象に「生徒活動報告」を行いました。環境土木科2年船山真里さんから「イギリス海外留学」について、機械科3年A組髙崎小夏さんから「宇都宮大学におけるグローバルサイエンスキャンパス」について、活動報告をしていただきました。
 船山さんからは、イギリス英語とアメリカ英語との発音の違いや、食事などの文化面の相違、留学先の授業や生活の様子についての報告がありました。高崎さんからは、学会で発表した「振動板上を運動するバウンシングスプリングの実験的研究」(英語版)の報告がありました。これらの話を通して、留学や、大学での研究、また英語の必要性など、学習に対する視野を広げることができました。
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SPHガイダンス(1年生)

 4月19日(水)、1年生全員対象として、学校設定科目の「科学技術と産業」の時間を利用して、大講義室で「SPHガイダンス」を行いました。
 担当者から、研究開発課題名「技術立国日本を担うグローバルエンジニアの育成」について概念図などを用いて、今までの活動内容や、今年度の計画について説明をしました。科学技術校としての本校に寄せられる県民の皆さんからの期待や、SPHでの活動内容について、生徒たちは理解し、グローバル化が進展する現代社会において、これから何が必要となるのか自ら考える機会を持つことができました。

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木造住宅の耐震実験始まる

 4月13日、本校建築デザイン棟1Fの振動台に設置した木造住宅モデルに、耐震実験のためのセンサーを取り付けました。これは、宇都宮大学との共同研究で、木造住宅の耐震構造を研究するものです。昨年度は、アルミ材の縮小模型で耐震構造の強度を実験しました。
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