平成29年度 SPH活動報告・ニュース

SPH活動報告・ニュース

SPH研究実施報告書(第3年次)が完成する

 本校は、平成27年度に文部科学省より、「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)事業」の研究指定を受け、研究開発課題として「技術立国日本を担うグローバルエンジニアの育成」をテーマに、この3ヶ年各種研究に取り組んできました。この度、それらの成果をとりまとめた第3年次の「研究実施報告書」が完成しました。作成にあたり、皆様より多大なるご協力をいただきましたことを改めて感謝いたします。
 今後、本校は、このSPH事業の研究成果を、県内のみならず全国の専門高校に広く普及させていくための情報発信に努めるとともに、常に変化し続ける産業社会の進展に迅速かつ的確に対応できるよう、継続的な指導に取り組んでいきます。この事業を通して得た、様々な成果を活かし、「世界に羽ばたく技術と知識を持ったグローバルエンジニア」を育成できるよう、地元のみならず、技術立国日本の振興・発展に貢献していきたいと考えています。今後ともご指導、ご鞭撻を何とぞよろしくお願いいたします。

           
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「鹿沼組子の耐力壁」 BSジャパンが取材!

 3月22日(木)に、トヨタウッドユーホーム(株)本社(宇都宮市一ノ沢町)で「鹿沼組子の耐力壁」のプレゼンテーションを行いました。企業へのプレゼンテーションは初めての取組であり、本校の建築デザイン科3年黒﨑沙月さんが、強度だけではなく採光や通風に優れていることや、図書館やレストランなど公共性が高い空間への設置を見込んでいることなどを説明しました。代表取締役社長中津正修様からは、「想像もつかない発想である」と感想をいただき、今までの活動についても高い評価をしていただきました。
 この様子は、BSジャパン「14歳からのスタートアップ~YoungCEOの魔法の杖~」の30分番組として4月下旬に放映される予定です。
 
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「パスタタワー」で創造力を引き出す

 3月14日(水)、1年生の各クラスで、学校設定科目の「科学技術と産業」の時間を利用し、5人グループで「パスタタワー」を製作しました。
 「パスタタワーの製作」は、パスタ20本とテープを使って、できるだけ高いタワーを作り、その上にマシュマロを乗せ、マシュマロの高さを競うものです。グループの中で積極的に意見を出し合い、問題点を話し合うことを通して、自分たちで考え、工夫し、互いに連携する様子が見られました。機械システム1Bでは、103㎝のパスタタワーを製作することができました。
   
 
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SPH成果発表会

 2月5日(金)に、文部科学省で開催された「平成29年度スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール成果発表会」において、SPHの研究指定校となって3年目の研究を通して得られた成果等についての発表を行いました。
 発表会では、SPH担当者の齋藤主幹が「技術立国日本を担うグローバルエンジニアの育成」という研究開発課題について、20分間発表しました。本校SPHの取組内容を、パワーポイントにまとめ、わかりやすく明確にプレゼンテーションすることにより、多くの研究成果を、来場者を通し、全国に向け発信することができました。
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SPHの研究成果報告(科学技術と産業)

 1月10日(水)の5限目の「科学技術と産業」の時間を活用して、大講義室において、1年生全員を対象に、「SPH研究成果報告」を行いました。環境土木科3年篠原稚奈・橋本智永里さんから「情報化技術を活用した土木施工法の研究」について、機械科3年A組石川輝一・岡田涼・川津智佳・菅野桜・黒崎凌輔・小林龍太・渡邊陸さんから「起業家精神育成への取組(UKcraftプロジェクト)」について、建築デザイン科3年伊藤夏洋・岩井真央里・加藤大貴・菊地郁哉・小村赳央・福岡健太郎さんから「ネクストステージ ~宇工から世界に~(木造住宅の耐震構造)」について、SPH担当者から「本校におけるSPHの取組」について、それぞれパワーポイントを使いこれまでの活動状況について説明がありました。
 1年生の報告書には、「自分が思っていた以上に、成果があがったことがわかった」、「レベルの高い取組の様子がわかり、聞きがいがあった」、「多くの企業と連携をとっていることがわかった」、「自分たちがリーダーになり、工業社会に貢献していきたい」等、前向きな感想が多く見られました。
 これらSPHで活躍した先輩達の話を通して、1年生たちは、「SPH各種取組の成果」について知り、「グローバルエンジニア」について理解を深めることができました。
 
 
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祝!「第5回高校生ビジネスプラン・グランプリ」で特別賞

祝!「第5回高校生ビジネスプラン・グランプリ~最終審査会~」で審査員特別賞

 1月7日(日)に、東京大学(東京都文京区)で開催された、第5回「創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ~最終審査会~」において、本校建築デザイン科「鹿沼組子壁」が、準グランプリに次ぐ「審査員特別賞」を受賞しました。
 また、1月13日(土)付け下野新聞に、「魅せる耐力壁、高評価~宇工に審査員特別賞~」との見出しとともに、本校建築デザイン科が「高校生ビジネスプラン・グランプリ最終審査会」の様子が紹介されました。
 
 

          (1月13日付 下野新聞)
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祝!「高校生ビジネスプラン・グランプリ」でファイナリストに選出される

 12月19日(火)に、日本政策金融公庫さいたま支店で開催された、第5回「創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」北関東信越地区合同表彰式において、本校建築デザイン科「鹿沼組子壁」が、「最終審査会ファイナリスト賞」を受賞しました。
 なお、最終審査会は、1月7日(日)東京大学で開催される予定です。出場する「建築デザイン科 組子班」への応援、よろしくお願いします。
 
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SPHの「研究成果報告会」を開催しました

 12月15日(金)13時から、本校の大講義室、教室、実習棟を会場として、SPH事業研究成果報告会を開催しました。SPH運営指導委員の皆さまをはじめ、文部科学省、県教育委員会、学校評議員、さらに県内外からも事業所や学校関係者など多くの関係者をお迎えしました。
 まず初めに、SPH担当者から「本校におけるSPHへの取組」の概要について、生徒達からは、「木造建築物の耐震実験」など4件の研究成果について、パワーポイントを使い、これまでの活動状況を説明しました。次に、「情報化施工」などSPHに関する授業を校内11ヶ所で実施し、参加者に参観していただきました。最後に、文部科学省の持田調査官から、「SPHの取組状況とその成果」について、ご講話をいただき、閉会しました。
 参加者のアンケートには、「レベルの高い内容を生徒がよく理解している」、「生徒達が自信をもって発表している姿がとても爽やか」、「チームで動いている印象も強く受けた」、「工業高校の枠を越えて、企業や外部講師による活発に取り組む様子が見られた」等、多くの意見をいただきました。
 ご来校いただき、多くの貴重なご意見をいただいた参加者の皆様に、あらためて感謝いたします。おかげさまで、盛大な報告会となりました。ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 
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生徒活動報告会 ~第2弾~

 12月13日(水)の5限目の「科学技術と産業」の時間を活用して、大講義室において、1年生全員対象に「生徒活動報告2」を行いました。環境土木科2年船山真里さんから「海外派遣報告(ラオス)」を、「ものづくり大会参加報告」について、機械科3年柴山晃季・電子機械科3年川田優馬さんから「旋盤作業」について、電気科2年越谷拓海・稲垣秀斗さんから「電気工事」について、環境設備科3年斎藤大樹さんから「配管作業」について、建築デザイン科3年相馬光也・服部友哉さんから「建築大工」について、それぞれ活動報告がありました。
 船山さんからは、JICA高校生エッセイコンテストに入賞(約3万人から10人)したことにより、ラオスに派遣されたという報告があり、不発弾処理やインフラ整備、教育を受けることができない開発途上国の現状を知ることができました。
 「ものづくり大会参加」報告からは、技能五輪の全国大会や2次予選会の様子、高校生ものづくりコンテスト関東大会の様子と、今までの取組の様子を知ることができました。
 これら今年度活躍した先輩の話を通して、1年生たちは、「国際理解」や「グローバル化」に対する視野を広め、「ものづくり」に対する興味・関心を高めることができました。
 
 
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お疲れ様でした! 技能五輪全国大会の参加報告会

 12月8日(金)校長室において、第55回技能五輪全国大会に出場した建築デザイン科3年の相馬光也さんと服部友哉さん、環境設備科3年の斎藤大樹さん、そして、それぞれの指導者が集まり、参加報告会を開催しました。
 まず、建築デザイン科の黒﨑利之科長、建設設備科の福田和寛科長から、それぞれ参加報告がありました。その後、出場生徒から感想を、指導者である建築デザイン科の粂川勝巳先生、湯本実成先生、上澤宏美先生、小坂任明先生から、それぞれ熱心に練習に取り組んできた出場生徒の様子や成果についての報告がありました。
 生徒からは、「本番では時間内に作業が終了した」、「うまくいかず、悔しさがこみ上げてきた」、「参加して良かった」などの感想がありました。
 技能五輪全国大会への取組を通し、生徒には、社会人にも負けない高い技能力や作業スピード、図面を読み取る力、そして何よりも「強い精神力」が身に付いたことなど、「技能者」として大きな成長が見られました。
 
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