平成29年度 SPH活動報告・ニュース

SPH活動報告・ニュース

SPH事業の研究成果報告会について(お知らせ)

 本校は、平成27年度に文部科学省より、「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)事業」の研究指定を受け、研究開発課題として「技術立国日本を担うグローバルエンジニアの育成」をテーマに、この3ヶ年各種研究に取り組んできました。
 今年度は、本事業の最終年度にあたり、SPH事業の研究成果報告会を、下記のとおり開催します。出席を希望される方は、担当者まで電話にてご連絡願います。


                  記
1 日 時  平成29年12月15日(金)13:00~16:10(受付12:30~)
2 場 所  栃木県立宇都宮工業高等学校 応接室・大講義室・実習棟・各HR
3 日 程
     SessionⅠ 全体会(大講義室) 13:00~14:25
       開会行事・SPH事業説明・生徒による研究発表
     SessionⅡ 授業見学(各HR等)14:35~15:25
               課題研究、実習、「技能五輪全国大会」に出場した生徒による実演、英語で
      の授業、主体的・対話的で深い学びの充実に向けた授業実践
     SessionⅢ 全体会(大講義室) 15:40~16:10
               文科省持田雄一調査官のご講話・SPH全般に関する質疑応答・閉会
4 問い合わせ先
栃木県立宇都宮工業高等学校 SPH担当 齋藤裕幸
   028-678-6500

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「高校生ビジネスプラン・グランプリ」最終審査へ!

 12月5日(火)付け下野新聞に、「宇工高最終審査へ ~全国で上位10組入り~」との見出しとともに、本校建築デザイン科が「高校生ビジネスプラン・グランプリ」に応募した「魅せる耐力壁への挑戦~『鹿沼組子』による耐力壁~」が紹介されました。
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小寺教授(埼玉工大)による講話

 11月29日(水)に、1年生の全員を対象として、学校設定科目「科学技術と産業」の時間を利用し、大講義室で「大学教授による授業 ~情報化社会における産業界の動向~」と題した講話を行いました。  
 埼玉工業大学 人間社会学部情報社会学科 小寺昇二教授を講師にお招きし、情報化社会の動向について、パワーポイントを用いてわかりやすく説明していただきました。事後アンケートでは、95%以上の生徒が「情報化社会」、「情報化社会における産業界の動向」について「知ることができたと思う」、「どちらかと言えばいえば思う」と回答がありました。
 生徒たちは、インターネットの普及によりビジネスも大きく変わってきたことを、小寺先生の講話から学び、考えることができました。
 
 
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健闘しました!相馬君、服部君、斎藤君! ~技能五輪全国大会~

 11月25日(土)~26日(日)に、第55回技能五輪全国大会の建築大工部門に建築デザイン科3年の相馬光也さんと服部友哉さんが、配管部門に環境設備科の斎藤大樹さんが、それぞれ出場しました。
 建築大工部門では、2日間の競技時間内で、課題図に示された複雑な形状の木造小屋組の一部を製作し、その技術・技能や出来映えを競いました。出場選手数は、県内から13名、全体で95名となり、会場となった「にしなすの運動公園」は緊張と熱気に溢れていました。
 配管部門の課題は、配管施工技能の基本となる各種作業内容について作成され、図面を正しく読み取ること、管の加工が適切であること、出来上がった作品全体の出来具合、水漏れ等のないことなどが重要な審査ポイントとなりました。出場選手数は、県内から14名、全体で52名となり、会場となった「マロニエプラザ」では、同時に多くの職種も開催され、熱気に溢れていました。
 今回の大会では、惜しくも入賞は逃しましたが、これまでの取組で社会人にも負けない高い技能力や、作業スピード、図面を読み取る力、そして何よりも「強靭な精神力」が身に付きました。
 昨年度、卒業した安藤さん、碇さん、川合さんも2年連続出場し、大いに健闘しました。その他、出場した多くの本校卒業生についても、銅賞をはじめ敢闘賞に入賞するなど、多くの活躍が見られました。
 なお、栃木県は優秀技能選手団賞(厚生労働省人材開発統括官賞)を受賞しました。
 
    にしなすの運動公園        建築デザイン科3年 相馬光也さん

 
 建築デザイン科3年 服部友哉さん      (H28卒)安藤綾音さん

 
     マロニエプラザ         環境設備科3年 斎藤大樹さん

 
 (H28卒)碇尚也さん          (H28卒)川合健太郎さん
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がんばれ!相馬君、服部君、斎藤君! ~技能五輪全国大会~

 11月25日(土)~26日(日)に開催される、第55回技能五輪全国大会の建築大工部門に建築デザイン科3年の相馬光也さんと服部友哉さんが、配管部門に環境設備科の斎藤大樹さんが、それぞれ出場します。開催も間近にせまり、日々、最後の調整に取り組んでいます。
 この取組では、企業の技術者から教員と生徒が技術指導を受けたり、県内出場者との共同練習を行ったりするなど、多くの連携事業を行い、「技能力の向上」への興味・関心を高めることができました。
 出場する3名の生徒への、応援よろしくお願いします。
 『宇工魂』で、粘り強く、頑張れ!
 
 
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技能五輪全国大会が先行実施! ~競技職種「抜き型」~

 11月21日(火)から、本校において技能五輪全国大会「抜き型」が先行実施されています。「抜き型」では、フライス盤による前加工が必要なため、他職種に先駆けて競技が実施されています。製造業では、高精度で複雑な機械部品を製造するために、金属の薄板を打ち抜く工程があります。「抜き型」は、この薄板を打ち抜くためのプレス金型の一種になります。
 生徒達や教員は、フライス盤による機械加工や、やすりがけによる手仕上げを間近で見学できることで、「技能五輪」について理解を深め、「技能力向上」に向けて、興味・関心を一層高めることができました。
 競技職種「抜き型」をはじめ、多くの職種に本校卒業生が出場しています。
 『宇工魂』で、頑張れ、先輩!
 
 
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アクティブ・ラーニングを活用した実習 ~パスタ橋を作ろう~

 11月13日(月)、11月20日(月)に、建築デザイン科3年生11名が、建築実習において、アクティブ・ラーニングの手法を取り入れた公開実習を行いました。
 今回の実習は、建築構造や建築構造設計などの専門知識を活かし、身近な材料であるパスタを用いて、橋を設計して製作しました。強度の検証では、製作した橋に荷重をかけ、壊れるまでを計測し、実践的な強度設計について考察していきます。
 1日目には、2~3名のグループをつくり、橋梁の構造についてインターネットを活用して調査を行い、グループで図面を作成しました。2日目は、製作した橋梁を完成させ、強度試験を行い、さらに改良点について考察しました。
 生徒達は、「細い材料」で「強い橋」を作るために、話し合いを通して考えを深めながら、「細いパスタによる強い橋」を製作し、検証することができました。これらの取組が、今後の「深い学び」につながっていくことと思われます。
 
 
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「外国人講師による指導」始まる ~電子情報科の課題研究~

 10月27日(金)、11月17日(金)に、電子情報科3年6名の生徒が、「外国人講師」から指導を受けました。これは、グローバルエンジニアの育成に向け、外国人講師から直接指導を受けることにより、外国語(英語)の活用能力を図っていく事業です。
 今年度も、アメリカの大学名誉教授(工学博士)のグレゴリーA・バック先生を講師にお迎えし、課題研究の内容を英語でプレゼンテーションする方法を学びます。
 第1日目には、課題研究班の自己紹介や研究の内容を理解してもらう、オリエンテーションを行いました。自分の思いや考えを必死に英語で表現しようと、生徒達は、真剣に活動していました。
 今年度は、校内生徒研究発表会(2月2日)を英語で発表することを目指し、計6回の指導を受ける予定です。
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テクノプラザから発信~その3~

 11月10日(金)、本校テクノプラザの掲示コーナに、SPHで取り組んだ「技能五輪全国大会について」のポスターを掲示しました。
 「2017栃木開催 技能五輪への挑戦!」をタイトルに、本校の技能五輪への取組について、地域の方々をはじめ、JR雀宮駅や市立南図書館を利用する多くの方に発信していきます。
 技能五輪全国大会へは、本校より、3名の生徒が出場し、にしなすの運動公園メインアリーナで開催される建築大工部門には、建築デザイン科3年の相馬光也さん・服部友哉さんが、マロニエプラザで開催される配管部門には、環境設備科3年の斉藤大樹さんがそれぞれ出場します。
 学校での練習で技能を磨き、さらに大会に向けて日々練習を積み
重ねてきた努力の成果を発揮します。
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留学体験を発信 in 県総合文化センター(その2)

 11月2日(木)の午後に、県総合文化センターで開催された「グローバル人材育成講演会」のパネルディスカッションにおいて、環境土木科2年の船山真里さんが、イギリスやカナダに留学した体験と
JICAの派遣でラオスを訪問した経験をもとに、留学を通して得られた成果等について発表を行いました。
 「グローバル人材育成講演会」は、世界を視野に入れて活躍する企業人等の講演や、県内高校生の留学経験者等による体験発表を通して、広い視野と高い志をもったグローバル人材育成の機運を高めるものです。長期留学経験がある県内高校生3人と、講演会講師の安田菜津紀氏がパネリストとなりました。
 留学のきっかけやトラブルを乗り越えた話をはじめとして、聴衆の高校生からの多くの質問がありました。これらのディスカッションを通して、グローバル社会における在り方生き方に関する見識を広めるとともに、留学についての理解をさらに深めることができました。
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