部活動日誌

(高)女子バレーボール部~春高予選後の活動~

 秋風が心地よい季節です。女子バレーボール部は、中間テストや修学旅行を経て、精力的に活動をしています。

 

中学生との合同練習

 附属中学校を併設しているというメリットを生かし、中学校のバレーボール部と定期的に合同練習を行っています。今回は、中学生の大会が近いということもあり、試合形式での合同練習を行いました。

 中学校で使用しているボールは高校のボールよりも小さくて軽いため、丁寧にボールを扱わないとボールが暴れてしまいます。高校生はいつも以上に慎重に、丁寧にレシーブやサーブをしていました。基礎を再確認するいいきっかけになったことでしょう。

 また、中学生から質問を受け、アドバイスしているシーンもあり、日ごろの練習をアウトプットするいい機会にもなりました。これからも、附属中だけでなく、ほかの中学校とも交流を持ちながら、生徒の成長を促していきたいと思います。

 

フィジカル測定

 女子バレーボール部では、2か月半に1回のペースでジャンプ力測定を中心としたフィジカル測定を行っています。

 定期的なフィジカルの測定は、選手自身が現在地や今持っている能力を知るための有効的な手段になるとともに、トレーニングのモチベーション向上につながると考えています。

 今回の測定では、新チーム発足の6月末から立幅跳びで6.7cm、垂直跳びで5.6cmの伸びがありました(チーム平均)。個人で見ると、入学直後と比較して、立幅跳びで最大17cm、垂直跳びで最大12cm伸びた生徒もおり、成長を実感して嬉しそうでした。

 生徒たちは、測定や練習試合、日々の練習で感じたことを踏まえて、日々のトレーニングや取組を振り返り、メニューを再考したり、目標を設定し直したりしています。

 

 顧問として、部活動は、

 

〇課題の解決に向けて主体的に取り組もうとする(主体性)

〇課題の解決に向けて協同的に取り組もうとする(協同性)

〇自分らしさを発揮して、課題解決に向けて取り組もうとする(自己理解)

〇異なる意見や他者の考えを受け入れながら、目標の達成に向けて取り組もうとする(他者理解)

〇課題解決の経験を自信につなげ、次の課題へ進んで取り組もうとする(内面化)

 

といった要素があり、探究活動、および非認知能力の向上と親和性が非常に高いと考えています。

 

 引き続き、目標を持たせながら、文武両道をめざして部活動に励ませていきたいと考えています。今後とも矢板東高校女子バレーボール部をよろしくお願いいたします。

 

文責:顧問(監督) 星野廣之