2/4(土) SSH生徒研究発表会

平成28年度 SSH生徒研究発表会

①ねらい 今年度のSSH 事業を通して実施してきた研究活動や研修の成果について、まとめて発表することにより、校内外からの参加者で今年度の取り組みを振り返る。

②実施概要 平成29年2月4日(土) 場 所:本校体育館

(ポスター発表12:00~13:00 ステージ発表13:15~15:30)

 参加者:本校第1学年178名、第2学年200名

運営指導委員、県教育委員会、研究協力者、学校評議委員、中・高教員、保護者

研究発表会の前にポスター発表が行われました。教授や生徒からの質問にも丁寧に答えていました。研究発表会では、9グループの生徒が研修報告・研究報告を行いました。発表会の最後に、宇都宮大学 教授 山根健治様より各発表へアドバイスをいただきました。今後の研究の課題として、更に研究を深めていくことを期待します。
  
研修報告の部

  平成28年度SSH事業報告

  UIS海外研修報告

研究報告の部

  【課題研究】混晶の組成

  【課題研究】曲線による光の反射について

  【課題研究】空気砲

  【課題研究】BR反応による二次振動

  【課題研究】確率における心理的作用

  【科学部】光弾性を用いた応力測定について

  【科学部】金属の抗菌作用

  【科学部】足利市の河川におけるプラナリアの生息分布

  【科学部】大原の定理の作図

③生徒の感想

・海外研修の発表を英語のみで発表していたことが印象に残った。

・光の反射を数式で証明していたことがとてもきれいだった。

・ポスター発表の時間が少なく、すべての発表を聞けなかった。

・難しい発表も工夫して発表してくれたので、「なぜだろう」と疑問をもってきくことができた。

・プラナリアの研究の写真や図がわかりやすかった。

・確率における心理的作用の発表では、その求める確率を単純に考えてしまえば、簡単になってしまうけれど、深く考えてみると難しくなり、そのようなとこでの普通の数学の確率との心理的作用がどう関わっていくのかというとこがおもしろいと思った。

BR反応による2次振動について深く知りたいと思った。

・教授達の指摘がすごかった。

④成果と課題

生徒たちは1年間の研究の成果を堂々と発表を行えた。各発表の後の質疑応答では大学の先生から次々に質問をして頂いたが、生徒からの質問は2つだけであった。質問し発表者とコミュニケーションをとることで、お互いの理解が深まることを実感させるような取り組みが必要である。

 

12月15日(木) SSH講演会

SSH講演会「ノーベル賞は夢じゃない ~成功は成功を呼ぶ~」

①ねらい 科学者の講演を通して、自然科学、応用化学に対する興味・関心をさらに高め、生徒自らの進路について深く考える契機とする。

 

②実施概要 平成28年12月15日(木)(14:30~16:00)本校第一体育館にて1年生177名を対象に、山形大学 大学院 教授 城戸淳二先生 に「ノーベル賞は夢じゃない ~成功は成功を呼ぶ~」という演題で講演をして頂きました。まず始めに先生の研究分野である有機ELディスプレイについて説明をして下さいました。自分たちの身近にある、スマホ・カメラ・タブレット・テレビ等に使われていることに生徒達は驚いた様子でした。今後は「ディスプレイ」「照明」「電話」単体の進化ではなく、それらが融合した、壁ディスプレイで等身大で会話ができるテレビ電話や、照明が風景に変わる技術が実用化されていくと語って下さいました。また、2030年には、自宅に居ながら病院や仕事や海外旅行をすることができる生活の様子を動画で見ました。「逆どこでもドア」がある生活がやってくるという先生の言葉が印象に残りました。講演会の後半は、先生の人生から学んだことを伝えて頂きました。大学の研究室で最先端の化学の面白さを知り、新しい物質を作り出し素材で世界が変えられることに感動をしたこと。留学したアメリカの大学で猛勉強をし、自分の苦手を克服するために入念に準備をし、成功体験をしたことで自信をもつことができたこと等、貴重な経験を話していただきました。成功に必要な3つのものとして、好奇心、創造力、やる気、(+独創性)が重要であることを自身の体験を交えて話をして頂きました。講演の最後には、生徒達に「何かを成し遂げようと思い、自分を信じること」と激励して頂きました。

 

③生徒の感想

 ・自信をつけるために先生は大変な努力をしていた。自分も高校生活で努力して、希望の大学に行けるよう頑張りた
  い。

 ・有機ELの開発によって生活がどんどん便利になっていることがわかった。

 ・とても良い講演会だった。やはり勉強するしかないなと思った。

 ・テレビにも出演したことがあり、とてもすごいと思って見ていた人の話を聞くことができてよかった。自分も一生
  懸命できることがたくさんあると思うので頑張りたいと思いました。

 ・印象に残っている言葉は「You must believe」です。私もあまり自分に自信をもてていないため、講演を参考に何
  事にも頑張って行きたいです。

 ・最初からできる人だったのではなく、何か変わるきっかけを自分で作っていて素晴らしいと思った。

 ・ノーベル賞候補になる人は、生き方や考え方が普通の人と少し違っているように見えた。何十年後にはテレビが壁紙になるというのを聞き、数年後の未来が楽しみになった。

 

④成果と課題 生徒の感想からも、今回の講演会のねらいが達成できたと考えられる。課題としては、化学をまだ学んでいないため内容が理解できない部分があったように思える。生徒自身が有機ELに関する知識を自ら調べる働きかけが必要である。

 

12月13日(火) SSH講演会

SSH講演会「Wonderful life ~生命38億年の旅~」

①ねらい 科学者の講演を通して、自然科学、地球科学に対する興味・関心をさらに高め、生徒自らの進路について深く考える契機とする。

 

②実施概要 平成28年12月13日(火)(15:15~16:05)本校視聴覚室にて2年生地学選択者67名を対象に、栃木県立博物館 柏村勇二 先生 に「Wonderful life ~生命38億年の旅~」という演題で講演をして頂きました。最初にヒトの形をした謎の生物(ディノサウロイド)の写真を見るところから話が始まりました。生物の生きるためのキーワードは①栄養の獲得、②捕食されない、③子孫を残す、の3つです。これらを達成するために生物はどのように進化をしてきたのかをお話し頂きました。例えば石炭紀のシダ植物は高さが30mにもなりました。背が高ければ光合成を遮るものが無くなるだけでなく、捕食もされにくくなります。また、恐竜の仲間のディメトロドンは背中に非常に大きな帆があります。帆に太陽光を当てることで他の生物より早く活動できるため、餌を捕らえやすく(又は捕食されにくく)なります。子孫を残すためには単純な卵生から卵から生まれた子を育てる進化が起き、さらにはより確実に育てるための胎生への進化が起きました。植物も種子を遠くに運ぶために風や他の生物等様々な戦略を持ちました。最後にディノサウロイドの正体が、恐竜が絶滅しなかった場合に起きた進化の形(恐竜から人類への進化)であることを教えて頂きました。そして人類がなぜ繁栄しているか(高い知能、理性や社会性)を学び講義が終了しました。

講義中には様々な化石やそのレプリカも見せて頂き、非常に興味深い1時間でした。

③生徒の感想

 ・イチョウが生きた化石であることを初めて知った。

 ・いろいろな化石を見ることができた。

 ・授業で分からなかったことも講義で分かった。

 ・恐竜人間についてもっと知りたいと思った。

 ・もう少し時間がほしかった

 ・普段の授業では詳しく習わない恐竜について詳しく聞けてよかった。

 

④成果と課題 地学基礎の授業の延長として位置づけた内容で行った。生徒の感想からも授業の内容と講義の内容をうまく繋げて捉えることができていたようである。生徒の感想にもあったが設定時間が1時間だったため少し余裕が無くなってしまった。次年度は講義時間も再検討していきたい。

 

11月5日(土) SSH

両崖山自然観察研修

 

①ねらい 本校西側に位置する両崖山の散策を通して、動植物の種類や生態、地形の変化等を含む観察実習を行い、自然に対する興味・関心を高める。また、昨年度実施した調査項目等を比較しながら、今後の継続的な環境教育に役立てていく。

②実施概要 115()土曜補習の午後、1年生の希望者13名が参加しました。佐野市在住の「モリ田守」代表、谷雅人先生をお迎えし、最初に講義(里山の自然環境や森林の階層構造等)を受講後、両崖山に登りフィールドワークを行いました。栃木県は暖温帯と冷温帯の境界に属し、照葉樹林と夏緑樹林の両方の植生が見られることや、尾根道は乾燥しやすくマツなどのパイオニア植物が優占種となるなど、様々なことを学びました。

③生徒の感想

・自然環境を調査することで、動植物の共生を実際に見ることができた。

・身近な植物の種類や生態について詳しく知ることができた。

・里山の様子や関東東部の特徴的な植物について詳しく教えてもらった。

・大昔の両崖山の状況や人との棲み分けなどについて学んだ。

・足利市や佐野市のイノシシの増え方について説明を受けた。

・自然を説明するのに、かなり多くの専門用語があることを知った。

④成果と課題

フィールドワークを実際に体験することで、現場で行動することの難しさと楽しさを学ぶことができた。各サンプルの分類方法、保存管理方法など、次年度事業に引き継ぎ可能な状況を残していくことが大切と思われる。また、過去のサンプルデータとの比較など、統計的な処理方法についての学習も必要となってくる。

 

10月22日(土) 10月30日(日) SSH

地学研修

    ねらい 郷土の地史について学ぶとともに、観察、実験を通して地球科学全般に対する興味・関心を高める。

②  実施概要 10月22日(土)と10月30日(日)の2日間、1年生希望者30名を対象に栃木県立博物館の柏村勇二先生(足高OB)ご指導の下、地学研修を行いました。
 
 第一日目はバスに乗り、栃木県那須塩原市へ野外実習に出かけました。はじめに中塩原地域の要害公園付近の路頭を観察しました。ここは塩原湖成層と呼ばれる新生代第四紀(約30万年前)の湖に堆積した地層で、木の葉や昆虫、魚などの化石が含まれています。また、地層中には細かい白色層が何本も含まれており、これは珪藻が季節毎に堆積した物で地層の堆積した年月を知ることができます。また白色が挟まれずに分厚く堆積した部分には級化構造(粗い粒から細かい粒へと粒径が変化する構造)が見られ、数十年~数百年に一度の嵐などによって大きな流れができ、一度に堆積した部分であることを知りました。要害公園後は付近にある木の葉化石園を見学し、実際に岩石を割って化石を採集しました。木の葉化石園の地層は要害公園とほぼ同時代ですが、ちょうど川の流れ込む地点にあったため多量に化石が産出します。昼食後、再度バスで移動し、下戸倉沢付近にて化石を採集しました。こちらは新生代新第三紀(約1200万年前)の地層で貝の化石が多く含まれています。これらは塩原動物群と呼ばれており、冷たい海に生息していた種と考えられています。多くの二枚貝の他、エゾボラ等の化石も見つけることができました。

 第二日目は柏村先生に加え、栃木県立博物館の有路先生をお迎えし、校内にて栃木県の地質や古生物学の基礎について講話をいただくとともに、一日目に採集した化石のクリーニング及び同定を行いました。クリーニングは、ハンマーやタガネ、細長い金属等、様々な道具を用いて化石を丁寧に整えました。同定は専門の図鑑・プリントを用いて行うとともに、両先生からもご助言を頂きました。

③生徒感想

・自分の生まれた場所にたくさんの化石があることに驚いた。

・地学について少し理解できたような気がします。

・化石や地質を観察することで過去の出来事がわかる。

・栃木県に海や大きな湖があったことが一番驚きだった。

④成果と課題

 露頭観察や化石クリーニングを通して興味・関心や基本的な知識が高まったことが生徒アンケートから読み取れる。ただ、地学の授業を履修していないため、講義の場面ではついていけない場面も若干見られた。今後は事前学習の他に・事後学習に相当するような地学分野の講演会等の実施も考えていきたい。

 

11月5日(土) SSH

 日本科学未来館(サイエンスアゴラ)研修

 

①ねらい 身近な生活の中にある「はかる」という行為をとおして、最先端技術の中に潜むハイテク測量技術を調査し興味・関心を高める。また、サイエンスアゴラを見学することにより、科学技術を活用してよりよい社会を実現するための方策を考える。

 

②実施概要 115()第1学年希望者31名が、日本科学未来館の常設展およびサイエンスアゴラ(企業や大学、高校等が最新技術や身近にある科学をテーマに出展するイベント)を見学した。特にサイエンスアゴラでは、日本科学未来館および周辺施設で扱われている200近いテーマの中から各自が興味のあるテーマを選択し、各々興味関心を高めた。実際に見たり、体験したりすることにより、普段の授業では得られない学びを得ることができた。

 

③生徒の感想 

・ガラスフィルムの話や細胞の話を聞いて、どんどん新しくなっていく技術のすごさを感じた。自分も将来新しい技術を開発したり、発見できるようにしたいと思った。

・今回のサイエンスアゴラ研修で科学についてより興味をもつことができた。

・科学についてまだ知識や経験がなかったので、今日を通してたくさん知ることができ、興味や関心がわいた。

 

④成果と課題 体験的な学びを通して、科学技術の進展とその活用について楽しみながら学ぶことができた。生徒がそれぞれに興味関心を十分に高められた点が成果として挙げられる。この学びを日々の学習と結び付け、学びの深化を図ることが今後の課題である。

 

お知らせ

SSH生徒研究発表会「プレゼンテーションと著作権」

 ねらい  自分の知っている知識や情報収集によって得た情報を、適切に整理してわかりやすく正確に伝えるための手法について学ぶ。また、他人が作成した著作物の引用方法について学ぶ。

 

  実施概要 平成28年10月6日(木)  14:15~15:35

     第一学年178名(場所:本校第一体育館)
 

栃木県総合教育センター研究調査部岩本善行先生にご講演頂きました。はじめに、△□○の形をした図形が棒に刺さったおでんのような図を、言葉で伝える実習を行いました。言葉だけで伝えることの難しさを体験し、視覚的な情報も組み合わせて伝えることで、相手により正確に情報を伝達できることを実感しました。また、「SS情報」の授業で扱っているプレゼンテーションの作成のための手法や、他人の著作物の引用方法等についてもご講演いただきました。

プレゼンテーションの組み立て方について、実際にスクリーン上に、情報が「伝わりやすいスライド」と「伝わりにくいスライド」を表示し比較することにより、簡潔な語句でまとめることの重要性、背景、文字色、文字のポイントの効果的な活用方法について解説して頂きました。また、アニメーションも使いすぎると逆効果であると言うことも理解しました。

著作権については、学校や家庭などの身近な所でありそうな著作権に関する○×クイズを解きました。いずれも普段行う可能性のある行為ですが、著作権法に違反する行為なのか全く考えずに行っている可能性があります。最後に正解とその根拠を説明していただいたときには、予想と異なり意外な表情を見せる生徒もいました。普段あまり考えたことの無い著作権について考える、良いきっかけになりました。

 生徒感想 

・効果的なプレゼンテーションがわかったので、SS情報の実習に生かしていきたい。

・プレゼンテーションをどのように作成すれば相手に伝わりやすいのかが良くわかった。

・著作権に関する正しい知識を身につけることができた。

・簡潔に短くまとめることが大切なのだと知った。

 成果と課題

今回の講演を通して、生徒は効果的なプレゼンテーションの方法と身近な著作権の例について学ぶことができ、実りの多い講演会となりました。今後の研究発表に生かしていければと思います。

 

SSHオープン理科教室

オープン理科教室(第8回)

①ねらい   地域の小学生に科学の面白さや不思議さを体験してもらうと共に、本校生がTA(ティーチングアシスタント)をすることで、生徒のコミュニケーション力を高める。

②実施概要 7月16(土)、足利市生涯学習センターで、SSHオープン理科教室が行われました。当日は市内の小学生74名が9の実験・工作プログラムに参加しました。

 

 

③感想 参加者の感想

・さまざまな実験がむずかしかったけれど,とても楽しかったです。

・ふだんできないことをやらせてもらってすごく楽しかった。理科研究の参考にします。

・理科が得意じゃなかったけど,理科ってこんなに楽しかったんだということが分かり,自学とかでもやってみたくなりました。

・静電気の実験をやってほしいです。

※中学生になってもこのような機会がほしいです。

※中学で役に立つような実験をしてほしい。

・今回で3回目ですが,何度来ても楽しいです。特に鳥の巣作りをするのは初めてで,とても楽しかったです。

・虹を作る実験がなくなってしまったので,またやりたい。

・テンセグリティの完成感がうれしかった。

・スライム作りで材料が全部液体なのに,どろどろしたものができてすごいと思った。

TA(生徒)の感想

・教えること,理解させることの難しさを知った。

・子供にしっかりと説明できて良かった。子供がやっていくうちに「楽しい」といってくれた。

・子供一人ひとりの理解力によって,教え方やどこまでこちらがやるべきかなど細かい点を気を付けることが大切だと思った。

・とても疲れたけど子供達が嬉しそうにしていたので良かった。

・説明を終えた後,子供達が「ありがとうございます」ときちんと言えているのを見て,礼儀正しいと思った。

・小学生を相手に説明や案内などうまくできるか不安だったが,よくできたと思う。

・人に教えることの楽しさがより深まり,とても充実した体験となりました。

・(ダブルリング飛行機を)飛ばしたとき,小学生が楽しそうに嬉しそうに「飛んだ!」と言っているのが印象的だった。

・去年に比べて,小学生に教えることがうまくなったと思った。

④成果と課題

参加した小学生のほとんどはオープン理科教室を楽しみ,機会があればまた参加したいという手応えのあるアンケート結果になった。複数回参加している子供も多く,以前の実験を懐かしむ意見も見られた。注目すべきは参加者の感想の※にあるように,「中学」に関連した意見があったことである。この催しが小学生の心に理科の楽しさ・不思議さの「種」をまき,それが芽生えつつあるのではないかと感じられた。と同時に,中学生に対応した何かができないか模索する必要性をさらに強く感じた。

本校生徒の感想より,生徒自身も教えることに慣れ,その楽しさ・難しさをさらに感じるようになったようだ。通り一遍の方法ではなく,子供によって話し方や説明の仕方を変えるなど,工夫する様子も伺えた。それらが学年を経てもうまく継承され,「足高の優しいお兄さん」像が近隣に深く浸透されることを期待したい。


 

SSH講演会

SSH講演会「実験から辿る素粒子物理学」 

① ねらい ・科学者の講演を通して、自然科学、応用科学に対する興味・関心をさらに高め、生徒自 

       らの進路について深く考える契機とする。

      ・スーパーカミオカンデ研修に参加する生徒に対し、各研究施設での研究内容や素粒子の

       基礎知識を事前に学ぶ機会を設け、研修の成果をより高める。

 

② 実施概要  平成28年7月21日(木)13:00~15:00(本校1-A教室)

 第1学年20名を対象に、本校OBである群馬大学重粒子線医学研究センター 想田 光 先生による講演「実験から辿る素粒子物理学」が行われました。素粒子物理学が、実験と理論の両方が連動しながら発展してきたことを紹介していただき、その後、素粒子物理の基礎知識、素粒子物理実験の歴史等の紹介がありました。人工精密実験と自然観測のメリット・デメリットの話があり、加速器の歴史を紹介していただいた後、カミオカンデでのニュートリノ測定実験について詳しく説明していただきました。講演後半では、日本の加速器の大半が医療用として作られており、放射線治療や重粒子線治療に使われている事に生徒達は驚いた様子でした。講演の最後に「科学者になるには」というテーマで先生自身の高校・大学時代の貴重な話をして頂きました。講演終了後には、生徒達の疑問にも丁寧に答えていただきました。

③ 生徒感想

 ・難しかったが興味をもって聞けた。

 ・先生の人生の話がとてもためになった。

 ・相対性理論や粒子・エネルギーについての知識が高まった。

 ・先生がとてもすごい人で驚いた。早く、カミオカンデに行きたい。

 ・カミオカンデで学ぶために必要な物理学を詳しく教えていただき自分のためになった。疑問をもて

  なかったことがとても残念だった。

 ・ニュートリノについても解明されていないことが多く、奥深く、自然科学への興味が高まった。

④ 成果と課題

 スーパーカミオカンデに研修に行くにあたり、素粒子の基礎やスーパーカミオカンデの歴史を知ることができた。生徒たちにとっては講演の内容がハイレベルであり、疑問をもてなかったことを残念に思う生徒が多数いた。自然科学についてもっと学びたいと感じている生徒の学習意欲を継続させることが課題である。


 

SSH つくば研修

つくば研修
① ねらい 様々な量について、「はかる」手法を知ることで、科学的な視野を拡げる。さらに最先端の
施設や各研究の一端に触れることで、科学技術の発達と日常生活との関わりについて興味・関心を高めるとともに、足利から世界へ羽ばたく生徒の目的意識を高める。

 

② 実施概要  平成28年7月9日(土)、SS(スーパーサイエンス)基礎研修として1年生の選択者40 名でつくば研修を実施しました。今年度のつくば研修では以下の4施設を訪れました。

1 産業技術総合研究所 地質標本館

 日本を代表する地質に関する博物館です。化石の展示は先カンブリア時代から新生代第四紀までの国内外の化石を時代順に見ることができます。また、鉱物の展示は化学組成ごとにたくさんの標本が展示されています。また、プレートテクトニクスなどに関する模型も非常に分かりやすく作られていました。

2  産業技術総合研究所サイエンス・スクエアつくば

 産総研の最新研究について学習するとともに、さまざまな作品展示に触れたりしました。海水をシャーベットにする技術は、魚の鮮度を保つだけでなく燃料費を節約することにも繋がるなど、多くのメリットがあるそうです。また、人工知能のペットは単なる愛玩用としてだけでなく、認知症改善のための医療器具として、正式に海外に輸出されているとのことです。

JAXA 筑波宇宙センター

 JAXAの活動内容の概略にについてビデオによる説明をして頂いた後、施設内の見学をしました。長期間の国際宇宙ステーションでの活動を想定した訓練施設や、本物の宇宙服や人工衛星、地球帰還用ポッドなどを見ることができました。また、広場には実物のH-Ⅱロケットが展示されており、その大きさに驚きました。

4 国土地理院 地図と測量の科学館

 赤青の3D 眼鏡を用いると立体的に見える大きな日本地図や、20 万分の1 サイズの地球儀の見学を行いました。屋外には地図を作成するための航空機の展示もありました。また、過去の測量に用いた機器や多くの古地図を見ることができました。地図はかつては秘密情報のため、厳重に管理されていたという話が印象的でした。

③ 生徒感想

・様々な化石や鉱物を見ることができた。ダイヤモンドを実験で作ってみたい。

・宇宙飛行士が宇宙へ行くためには多くの人の支えがある。JAXAで働いてみたい。

・サイエンスつくばには今の日本を作っている科学技術があった。

・江戸から明治にかけて地図の精度が飛躍的に向上していることに驚いた。

④ 成果と課題 最先端の技術や研究の一端に触れることで、科学技術の発達と日常生活との関わりについて考え、興味・関心を深めることができた。日程に対し研修先が多くやや駆け足な点もあった。研修内容に関してはアンケート等をもとに今後さらに改善を図りたい。
 
 

 

足高サイエンスプログラム

化学実験入門

  ねらい 化学実験に関する基礎的な知識や技術を身につける。

    砂糖と食塩を題材に、物質の構成元素を調べる方法を考えさせる。

  実施概要 平成28年6月9日(木)6・7限

はじめに、「台所に必ずある砂糖と食塩、これを区別するにはどうすればよいか」この問いをグループごとに話し合わせ、方法をプリントに書き出してもらいました。

その後、砂糖はスクロース(化学式C122211)、食塩は塩化ナトリウム(化学式NaCl)からできていると説明し、それぞれの物質の構成元素を検出するための3つの実験を行いました。

最初に、炎色反応の実験を行いました。これは、ナトリウムをはじめとする特定の元素を炎にかざすとそれぞれ特有の色が現れる現象です。炎色反応により物質の成分元素を調べられることを学習しました。次に、硝酸銀水溶液での沈殿反応の実験を行いました。これは銀イオンAgと塩化物イオンClの沈殿反応です。純水と水道水で反応を確認し、水道水に塩素が含まれていることを確認しました。最後に、酸化還元の実験を行いました。グルコースと酸化銅(Ⅱ)の混合物を加熱し、二酸化炭素や水が発生することを確認しました。このことから、グルコースは炭素Cや水素Hを含む化合物であると考察しました。最後に、これらの実験で砂糖と食塩を区別すると、どのような結果になるかをグループごとにまとめさせ、発表を行いました。ちょうど前日には、日本初の命名元素「ニホニウム」が報道されたこともあり、生徒たちは熱心に活動していました。

   生徒の感想

・身近なもので実験をすることで新たな発見があった。

・炎色反応がとてもきれいだった、花火に使われていることも知った。

・班の人と協力して実験することができた。

・2年生になったら化学をしっかり勉強したい。

   成果と課題

    生徒は興味関心を持ち、積極的に活動していたことがアンケート結果から確認できた。ただ、1年次では化学の履修がまだないため、炎色反応の元素やグルコースなどの化学式を理解するのには苦労していたようである。

 

SSH足利学校研修

①ねらい

 第1学年は、温故知新プログラムに沿って、「しらべる、はかる人」の育成を目指している。足利市内に位置する『史跡足利学校』が所蔵する自然科学系の資料にふれ、先人たちの残した知恵の文化について調査しまとめる。

 

②実施概要

 第1学年SS基礎研修として、平成28年6月9日に足利学校研修が行われました。ガイドの方の説明も丁寧でわかりやすく、積極的に質問をし、熱心に研修を受けていました。足利学校の地域的な様々な環境や、足利学校の歴史について様々な資料を交えながら詳しく解説していただきました。足利学校というと「論語」というイメージが強く持たれますが、戦国期には占筮・兵学・医学・天文学など、戦国の世が要求している実学中心の教育が行われていたことも紹介していただきました。足利学校、鑁阿寺を見学しました。「天文図」や「侑坐の器」(中身が空の時は傾き、適度の水を入れると水平を保ち、水を入れすぎるとこぼれる壺、重心の考え)などを実際に見学し、足利学校をSSHという科学的視点から見ることができました。同じ足利の地で学ぶ本校生ですが、足利学校の歴史に触れる機会が少なかったため、今回の研修は大変意義深いものになりました。

  

③生徒の感想

・初めての足利学校見学でしたが、歴史について考えることができた。

・足利学校の新しい一面を見ることができ、とても楽しかった。

・ガイドさんの話がとてもためになった。

・足利学校での学習内容を聞けたのでよかった。

・足利学校の歴史をかなり理解できた。

・自分でもいろいろと調べてみたい。

 

④成果と課題

 足利の地で先人達が、兵法や科学を「自学自習」で学んだという歴史を知るともに、天文図の資料に触れることで、自然科学に対する興味を刺激することができた。展示されている資料の研究をどのように行うかが今後の課題である。

 

SSH企業研修

①ねらい 企業訪問を通して,最先端の科学技術に関する理解を深め,普段の学習が生産現場で実際に活用されていることを知り,科学技術に関する興味関心を高め,学習意欲の向上を目的として実施する。

②実施概要 日時 平成28年6月1日(水)
         場所
 菊地歯車株式会社

      参加人数 2年国際数理クラス 41名

 講義:「歯車に使われる数式について」

歯車の歯の形は,円に巻き付けた糸をぴんと張った状態でほどいていくときの軌跡が描くインボリュート曲線が理想的である。しかし実際の歯車では,この形をさらに加工して,騒音・寿命対策を施している。「ものづくり日本」とよく言われるが,歯車の世界は欧州がトップを走っていて,工場にある様々な機械もドイツ・スイス製のものが多い。

工場見学:本社および第6工場
 

③生徒感想 ・歯車の構造にも物理や数学などの知識が活用されていることが分かった。

・世界的に有名な自動車や飛行機の部品が自分の家に近い場所で作られ    
          ていることを知ってと
ても驚いた。

・物理や数学がこのような形で使われていることを知り,勉強する意欲がわ
          きました。

・歯車は簡単な形なのに,ほんの少しの違いで力の伝わり方が異なったり,
          強度計算が確立され
てなかったりと驚くことが多かった。

・とても精密であるが,最後は人の手で作業しているところに感銘を受け
          た。数学が活用
されていることも分かった。

④成果と課題 

本校OBが代表を務める会社ということもあり,生徒は精力的に取り組んでいた。講義では多岐に亘る歯車やその基礎となるインボリュート曲線について学び,三角関数が実際のものづくりで活用されていることが分かった。工場見学では,最先端の機械による歯車作製の様子を学んだ。作業している方に質問をする場面もあった。研修後のアンケートでは,普段の学習が社会で実際に活用されていることを理解した生徒が多かった一方,疑問点を見いだしたり,質問したりできた生徒が少なく,まだまだ受動的な姿勢が強いことが分かった。今後の課題研究等を通して,一人一人が積極的に疑問点を解消していくことの重要性について認識させていきたい。

 

SSH生徒研究発表会

研究発表会の前にポスター発表が行われました。生徒たちは1年間の研究の成果をポスターにまとめ、発表を行いました。教授や生徒からの質問にも丁寧に答えていました。
 研究発表会では、まず、科学技術振興機構 理数学習支援センター先端学習担当調査員 関根康介様よりご挨拶をいただきました。その後、研修報告(年間・海外)があり、研究報告を9グループから行いました。口頭発表終了後には、発表者へ多くの質問があり、大変活気のある発表会になりました。発表会の最後に、宇都宮大学副学長 夏秋知英様より講評を頂きました。
 


 

平成27年度足利高校SSH生徒研究発表会

期日:平成28年1月30日(土)13:00~15:30
         (ポスター発表 12:00~13:00)

場所:足利高校第一体育館

発表

( 1 ) 研修報告

 ①平成27年度足利高校SSH事業報告

 ②海外研修報告

( 2 ) 研究発表

課題研究発表

 ①指標生物による水質調査

 ②身の回りの放射線について

 ③足利市北部における放散虫化石の研究

 ④酸性雨が鉄に与える影響

 ⑤極端の回避性について

科学部

 ①物理班 テンセグリティの弾性について

 ②化学班 金属の抗菌作用

 ③生物班 プラナリアの遺伝子解析

 ④数学班 数学オリンピックへの挑戦part4


ポスター発表テーマ一覧

 LEDライトが生物に及ぼす影響

 ②共振と共鳴

 ③アサリの浄化能力

 ④磁力の研究

 ⑤燃料電池の研究

 ⑥色素増感太陽電池の研究

 ⑦水と氷の研究

 ⑧気温と湿度と売上の相関関係

 ⑨足高図書館の本の貸し出し数増加を目指して

 ⑩防寒具に関する実験

 

 ⑪サーキットトレーニングに関する実験

 ⑫効率のよい記憶法の発見

 ⑬身近にあるロゴマークの識別

 ⑭囚人のジレンマに関する実験

 

SSH明治大学現象数理実験研修

①ねらい 

我々の身の回りで起きている様々な自然現象を数学的に分析する手法や自然現象を数学的に解明する手法を体験し、科学に対する興味・関心をさらに高め、生徒自らの進路について深く考える契機とする。

②実施概要   

 平成28年1月9日(土)第1学年希望者37名が、明治大学総合数理学部中野キャンパスにおいて現象数理実験研修を行いました。

1.電子回路の振動

 実際に電子回路を組み立て、コンデンサーが充放電を繰り返す様子を発光ダイオードが周期的に点滅する様子で確認しました。また、振動する様子を数学的に解説していただきました。

2.ベロウソフ・ジャボチンスキー反応(BZ反応)

 溶液が周期的に酸化還元状態を繰り返す様子をフェロインの色の変化(赤、青を周期的に繰り返す)によって確認しました。

③生徒の感想

 ・BZ反応の実験と電気回路の実験はどちらとも一定のリズムを持った反応であったが、どうしてそのようなリズムを持つのかもっと詳しく知りたくなった。

  ・化学の実験や電気回路の実験がとても興味深く、楽しさを感じた。将来自分も自分の好きな分野でいろいろな実験をしてみたい。

  ・実験を交えた授業でとても楽しく充実した一日だった。

④成果と課題

 興味関心を高く持って電気回路や化学反応における振動現象を実際に観察した。実際には難解な内容であるが、振動現象の背後にある数理に関心をもつ生徒も現れた。
 

 

SSH講演会 一卒業生からのメッセージ~光化学研究から大学運営の道へ~

①ねらい 本校OBである群馬大学長から最先端の研究について講演していただくことにより、最先端の科学技術に関する知的好奇心を高め、また理解を深め、高校・大学での学習が現場で実際に活用されていることを知ることによって、学習意欲の向上を図る。

②実施概要 1月28日(木)1・2年生400名に対して群馬大学学長の平塚浩士先生(本校OB)にご講演を頂きました。内容は最先端の光化学研究についてと、平塚先生ご自身の研究者としての歩みについてでした。

 光化学については、はじめに緑色植物による光合成のメカニズムについて、化学反応式や電子伝達系の図を交えて分かりやすく説明していただきました。多くの植物が行っている光合成反応ですが、そのプロセスは複雑でたくさんの段階があると言うことを知りました。また、光合成以外でも光化学は繊維工業(カプロラクタム合成)、医農薬産業(ビタミンD合成)、半導体産業(フォトリソグラフィ)、エネルギー産業(色素増感太陽電池)、がん治療(光線力学的がん治療)など、様々な場面で役立っていると言うことを教えていただきました

 平塚先生ご自身の話は足利高校入学をスタートとし、大学、大学院、研究者、大学教授、学長といった各場面での先生の様々な経験や学んだことをお話しいただきました。各場面において恩師との大切な出会いがあり、その出会いが研究テーマや人生の変化を作り、人を成長させていくといった話が印象的でした。また、研究時間と研究成果はリニアな関係にはならず、成功するには信念をもって根気強く続ける勇気が必要であるということも勉強になりました。

③生徒の感想

 ・光合成の反応がとても複雑であることがわかった。

 ・光化学研究が様々な分野で活かされていることを知った。

 ・様々な先生方との出会いによって人は成長していくのだと思った。

 ・研究者として取るべき態度、姿勢を知ることができた。努力、準備が大切。

 ・立場が重くなっていくにつれ、研究者から教育者へと、やるべきことが変わっていく。

④成果と課題

今回の講演を通して、生徒は最先端の光化学について学ぶことができたとともに、研究者として活躍するために必要な資質を身に着けることができ、実りの多い講演会となった。今後、課題研究などにおいて今回の経験を活かしていくことが重要である。

 

数学オリンピック予選

①ねらい  問題解決のために、与えられた問題をどのように既習事項が使えるようにモデル化するか、互いに議論しながら様々なアイディアを使い解決を図る方法を学習することで、数学に対する興味・関心を深めるとともに共同して解決するための能力を育成する。

②実施概要 学習会 平成27年7月~平成28年1月 (週1回 16時~17時30分)

       国内予選 平成28年1月11日(月) 国内予選 群馬県高崎会場で受験

       参加人数 1・2年生の希望者(1年生8名、2年生7名)

③生徒感想  ・難しい問題ばかりだったが、深く考える力が身についてよかった。

         ・粘り強く、一問でも多く解けるように全力で取り組めた。

         ・来年度はもっと点がとれるようにしたい。

         ・問題の演習量が足りなかった。勉強不足。

         ・自分なりに一生懸命がんばることができた。

④成果と課題  取り組んだ全員が「学習会に参加し数学への興味が高まった」と回答した。友人の解法に学んだこと、新しいアプローチを見つける喜び、共同して解決する楽しさなど、予想していた以上の成果があった。1つ1つの問題の正解が得られるまでじっくりと考えさせる指導を進め、疑問点を自分たちの力で解決できる力を育成したい。

 

サイエンスアゴラ2015ポスター発表

①ねらい 科学部化学班が取り組んできた研究成果について、国際競技会のレクチャーや模擬審査行うことで、生徒の研究の質の向上やプレゼンテーション能力の育成を目指す。また、他校の生徒や研究者との交流を通じて、今後の研究に活かせる知識やアイデアを吸収する。 

②実施概要 日  時 平成27年 11月15日(日)

      場  所 東京国際交流館 メディアホール

      参加人数 2年生1名・1年生3名(科学部化学班)

 1 はじまりはいつもなぜ?~疑問から始まる化学研究~ 全国から49グループが参加。

   科学部化学班では、「金属の抗菌作用」という研究テーマでポスター発表を行った。

 2 科学オリンピックに集え!若きヒーロー・ヒロインたち

  科学オリンピック受賞者と、秋山仁や各専門家によるパネルディスカッションに参加した。

③生徒感想  ・自分のポスターの改善すべきこと、今やっている実験をどう発展すべきかアドバイスが 

        聞けて良かった。

       ・他校のポスターで興味を持ったものがあった。

       ・科学オリンピックに興味がわいた。

       ・数学オリンピック金メダリストがジャズピアニストであることに驚いた。

④成果と課題 科学部化学班が夏の生徒研究発表会で発表した内容について、課題のあった部分を改善して再度ポスター発表を行った。ISEFの模擬審査は厳しい反面、より発展的なアドバイスも頂け、生徒たちにとっては大変勉強になったようである。助言をどう生かすかが今後の課題である。

 

オープン理科教室

平成27年度第2回SSHオープン理科教室開催(12月12日・土曜日、山辺公民館)今回は、白鴎大学足利高等学校との合同開催となりました。
 
 開会式                テンセグリティ作り

 
 スライム作り             空気砲で遊ぼう

その他の催し
スーパーボールロケット、ダブルリング飛行機,偏光万華鏡、ウミホタル


  58名の小学生(3~6年生)が午前中の時間帯をいろいろな作成作業や実験に参加して楽しんでくれました。本校生も夏に続いて、TAを務めたことで、SSHの目標の一つである科学的指導力を培えました。また、他SSH校との初めての合同開催もよい経験になりました。

 

SSH地学研修が行われました

郷土の地史について学ぶとともに、観察、実験を通して地球科学全般に対する興味・関心を高める目的で、10月24日(土)と11月1日(日)の2日間、1年生希望者30名を対象に栃木県立博物館の柏村勇二先生(足高OB)ご指導の下、地学研修を行いました。第一日目はバスに乗り、栃木県那須塩原市へ野外実習に出かけ、地層のはぎ取りを行いました。

第二日目は校内にて、栃木県の地質や古生物学の基礎について講話をいただくとともに、一日目に採集した化石のクリーニング及び同定を行いました。
 

SSH講演会「プレゼンテーションと著作権」

 自分の知っている知識や情報収集によって得た情報を、適切に整理して、わかりやすく正確に伝えるための手法について学ぶとともに、他人が作成した著作物の引用方法について理解することを目的として、10月8日(木)1年生200名に対して栃木県総合教育センター研究調査部岩本善行先生にご講演頂きました。はじめに、△□○の形をした図形が棒に刺さったおでんのような図を、言葉で伝える実習を行いました。意外にも言葉だけで伝えることの難しさを体験し、視覚的な情報も組み合わせて伝えることで、相手により正確に情報を伝達できることを実感しました。また、「SS情報」の授業で扱っているプレゼンテーションの作成のための手法や他人の著作物の引用方法等についてご講演いただきました。
 今回の講演を通して、生徒は効果的なプレゼンテーションの方法と身近な著作権の例について学ぶことができ、実りの多い講演会となりました。

生徒の感想
 ・著作権に対する法律が年々厳しくなっていることを知り、考え方が変わった。

 ・プレゼンをするときには今日教わったことを活用して、いいプレゼンができるようにしたい。

 ・要点のまとめ方やどのようにしたら相手に伝わりやすいのか、プレゼンの知識を学べた。

 ・自分のプレゼンテーションを工夫した方が良いと思った。著作権の知識が深まった。

 ・質問したことがあったが、質問する勇気がなかったことが心残りです。次回は質問したい。

 ・とてもためになる内容だった。ただプレゼンするだけではだめなことが分かった。

 

スーパーカミオカンデ研修

82日(日)から84日(火)にかけて、スーパーカミオカンデ研修が行われました。1日目は850分に足利をバスで出発し、1500分頃に岐阜県飛騨市に到着しました。到着後は、ニュートリノや宇宙線について、事前研修で学んだことの確認を各自行い、2日目の講義に備えました。

 2日目は、820分に東京大学宇宙線研究所北部会館へ向かい、東京大学宇宙線研究所の阿部航先生からは「スーパーカミオカンデとニュートリノ」、東北大学ニュートリノ科学研究センター茂住実験室の中村健悟先生からは「神岡の秘密基地でミクロな素粒子の世界を探検しよう」の題で講義を受けました。講義では、宇宙と素粒子についての基礎事項の他に、神岡鉱山地下1000mにあるニュートリノの観測装置である東京大学のスーパーカミオカンデ、東北大学のカムランドそれぞれで行われている実験について、観測方法や特徴について学び、また今後ニュートリノの質量の決定やそれに伴う新たな基礎理論の構築を目指していることを知りました。昼食をはさんで午後は東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設に向かい、カムランドとスーパーカミオカンデの見学を行いました。講義、見学の際には、生徒たちが疑問に感じたことを質問していました。

 3日目は800分に出発し、京都大学大学院理学研究科附属天文台飛騨天文台に向かいました。主に太陽の黒点の観測を行う太陽望遠鏡や世界でも7番目に大きい直径60cmのレンズを用いた屈折望遠鏡について、その仕組みやどのような観測を行っているかの説明を受けました。太陽の活動が地球に及ぼす影響について学ぶことができました。


 

SSH生徒研究発表会

8月5日、6日に大阪市インテックス大阪で平成27年度SSH生徒研究発表会が開催されました。
全国203校のSSH指定校から約3000人の生徒・関係者が参加し、また、海外からも各国から多数の高校生や研究者が参加しました。5日は開会後、東京理科大学長の藤嶋昭先生の講演があり、科学の面白さや先人たちの研究についてわかりやすく教えて頂きました。6日には研究者ミニライブがあり、国内外の最先端で活躍する研究者の話を聞くことができました。
本校からは科学部化学班が参加し、「金属の抗菌作用」のテーマでポスター発表とスライドでのアピールを行いました。
生徒たちは自分たちの研究成果を発信するとともに、多くのSSH校の生徒と交流をすることができました。

 

SSH講演会「実験から辿る素粒子物理学」

7月23日(木)1300分から1500分まで、1,2年生の希望者を対象に、本校OBである群馬大学重粒子線医学研究センター 想田 光 先生による講演「実験から辿る素粒子物理学」が、上岡宇宙素粒子研究施設研修」に参加する生徒に対し、各研究施設での研究内容や素粒子の基礎知識を事前に学ぶ機会を設け、研修の成果をより高めることを目的として行われました。
 講演は素粒子物理学が実験的なアプローチによる研究と理論的なアプローチによる
研究の両方が効果的に連動しながら発展してきたことの紹介からはじまり、その後、素粒子物理の基礎知識、素粒子物理実験の歴史等の紹介がありました。クォーク、ニュートリノ、強い力、弱い力といったカミオカンデ研修で必要と思われる用語についても説明していただきました。

 講演後半では、先生の専門である重粒子線治療が素粒子実験技術の応用から生まれたことや、重粒子線治療の利点・リスクについて説明して頂きました。

生徒感想

・科学の発展が医療の発展に繋がっていることを知った。

・内容は難しかったが興味を持つことができた。

・この経験をカミオカンデ研修に生かしたい。

・素粒子にはまだ解明されていない多くの謎がある。

・進路の話もしていただきためになった。

 

SSH前期事業報告会

10月1日(木)、本校で前期に行ったSSH活動の内容を共有するために、前期事業報告会を行いました。海外研修やスーパーカミオカンデ研修、つくば研修など、各行事ごとに参加生徒から内容について、スライドを用いて発表を行いました。海外研修では英語のスライドを作成し、現地での研究成果のプレゼンテーションを行いました。また、スーパーカミオカンデは、東大の梶田隆章先生がノーベル物理学賞を取るきっかけとなった世界最先端の研究施設で、参加生徒も非常に有意義であったと報告していました。
 

第6回SSHオープン理科教室開催

7月19日(日)、足利市生涯学習センターで、SSHオープン理科教室が行われました。
この行事は、地域の小学生に科学の面白さや不思議さを体験してもらうと共に、本校生にTA(ティーチングアシスタント)をしてもらうことで、生徒のコミュニケーション力を高めることを目的としています。
当日は市内の小学生64名が様々な実験プログラムに参加しました。
小学生の皆さんには大いに楽しんでもらい、夏休みのよい思い出になりました。
本校生も教えることの難しさ、楽しさを学ぶことができたことが成果となりました。

テンセグリティ(割りばしをつかった球体)


わくわく科学工作


空気砲を撃とう


光る生きもの(ウミホタル)


けんびきょう


スライムづくり


たたみかえ折り紙

※参加児童感想
・とても楽しかった
・わかりやすく教えてもらえてうれしかった
・たくさんの色のスライムを作ってみたい
        <小学生のアンケート結果>
 

お知らせ

 74日(土)、SS基礎研修として1年生の選択者40名でつくば研修に行ってきました。

 今年度のつくば研修では以下の4施設を訪れました。

  ①産業技術総合研究所 サイエンス・スクエアつくば

    産総研の最新研究を試作品展示に触れたり、コンピューターでのシミュレーションを行うなどして学びました。
 

     

  ②産業技術総合研究所 地質標本館

    岩石や鉱物、化石の展示や地質や地形に関連する模型や解説など、豊富な資料を見ることで、地球と人との関わり合いについて考えました。
 

      

  ③JAXA筑波宇宙センター

    種子島のロケット発射場から3km地点でのロケット打上げの音響体験と、さまざまな衛星やロケットエンジン(耐久試験や燃焼試験で使用された実機とほぼ同じもの)、ロケットの模型等について解説を受け、宇宙開発の歴史や最新研究に触れることができました。
 

      

  ④国土地理院 地図と測量の科学館

    3Dでの日本地図や20万分の1サイズの地球儀(日本付近のみ)で、地表や海底の様子、日本の東西南北の端や西ノ島の位置などを自分の足で歩いて体感するなど、地図や測量に関する知識や原理を学ぶことができました。
 

     

 それぞれの施設において、最先端の技術や研究の一端に触れることで、科学技術の発達と日常生活との関わりについて考え、興味・関心を深めることができた研修となりました。


 

お知らせ

平成27年6月19日()に足利市の姉妹都市スプリングフィールド市にあるイリノイ大学スプリングフィールド校の大学関係者2名と、大学(院)生男女合わせて10名が、足利工業大学の増田先生の案内により本校を訪問されました。
 

今年度
SSH海外研修に参加する予定の2年生11名の生徒が一団をお迎えし、日本や栃木県、足利や足利高校についてプレゼンテーションを行い、楽しく交流しました。
 


 

SSH 企業研修

平成27年6月10日()に2学年国際数理コース37名を対象に企業研修が行われました。企業訪問を通して、最先端の科学技術に関する理解を深め、普段の学習が生産現場で実際に活用されていることを知り、科学技術に関する興味関心、学習意欲の向上を目的として実施しました。

 

 株式会社オプトニクス精密 代表取締役 絹田精鎮氏(足高S35年・12回卒)による会社概要の説明及び講演「ミクロの最先」を本校視聴覚室で行い、その後、自転車で移動して工場見学を行いました。                                                   

 生徒の感想

 ・足利で、世界に通じる製品が作られていることは素晴らしいと思う。

 

 ・特許の多さに驚くとともに、足高出身の先輩方の活躍に衝撃を受けた。

 

 ・企業独自のナノテクノロジーは凄いと思った。

 ・起業することの大変さが理解できた。

 


 

足高サイエンスプログラム(数学)

平成27年6月4日(木)足高サイエンスプログラム 数学
本校第一学年の1クラスを対象に、物体の落下運動を2次関数で表す方法を理解させ、自分の投げたボールの初速や高さを求めることを目的として、足高SP(
他クラスは後日実施予定)を実施しました。
ボールの初速や高さを求める原理を教室で説明した後、校庭に出てテニスボールとストップウォッチを用いて、ボールを投げてからの時間を計測しました。その後、教室に戻り、初速と高さを求めました。生徒たちは数学と物理が密接に関わっていることを実体験を通じて感じることができました。
 
 
 

足利学校研修

平成27年5月28日(木)足利学校研修
本校第一学年の2クラスを対象に、足利市内に位置する「史跡足利学校」が所蔵する自然科学系の資料にふれ、先たちの残した知恵の文化について調査しまとめることを目的として、足利学校研修を実施しました。(他クラスは後日実施予定)
足利市観光協会の方に詳しい説明をしていただきながら、足利学校と鑁阿寺を見学しました。「天文図」や侑坐の器を実際に見学し、地元にある身近な存在の「足利学校」や足利の歴史的な遺産を見ることができ、生徒にとって貴重な体験となりました。
 
 
 

足高サイエンスプログラム(測量実習)

平成27年5月28日(木)足高サイエンスプログラム 測量実習
本校第一学年の1クラスを対象に、数学や理科の事業で扱う「測定」についての概念を、測量機器を用いて体感させ、
山の高さを測る方法を理解することにより、数学が社会で役に立っていることを実感させることを目的として、測量実習を実施しました。(他クラスは後日実施予定)
高さを求める原理を教室で説明した後、測量機器を用いて山頂との仰角を測りました。その後、グループを作り、タブレットを用いて必要な数値をエクセルのシートに入力し、高さを求めました。生徒の感想からは、「身近なところで数学が役にたっていることが分かった」「とても集中してやることができた。とても面白かった。」という声が聞こえました。
 

 

H26年度足利高校SSH生徒研究発表会

研究発表会の前にポスター発表が行われました。生徒たちは1年間の研究の成果をポスターにまとめ、発表を行いました。教授や生徒からの質問にも丁寧に答えていました。
 研究発表会では、まず、科学技術振興機構 理数学習推進部先端学習グループ主任調査員田辺新一様よりご挨拶をいただきました。その後、研修報告(年間・海外)があり、研究報告を9グループから行いました。口頭発表終了後には、発表者へ多くの質問があり、大変活気のある発表会になりました。発表会の最後に、東北大学理学研究科 教授 田村裕和様より講評を頂きました。

平成26年度
足利高校SSH生徒研究発表会

期日:平成27年2月14日(土)13:30~15:30
         
(ポスター発表 12:20~13:20)

場所:足利高校第一体育館

 
 (1)研修報告
          ① 平成26年度足利高校SSH事業報告

                               ② 海外研修報告

  (2)研究発表 課題研究発表

                               ① 和算における「大原の定理」の証明

                               ② ベンケイソウの研究 -CAM植物の昼夜判別について-

                               ③ ペットボトル飛行に関する研究

                               ④ 発電

                               ⑤ どのような心理で人はモノを買うのか

                        科学部

                               ① 物理班 円錐面内における物体の運動に関する考察

                               ② 化学班 金属の抗菌作用について

                               ③ 生物班 プラナリアの遺伝子解析

                    -分子系統樹の作成とPCRによる比較-

                               ④ 数学班 数学オリンピックへの挑戦
ポスター発表テーマ一覧

① 酸性雨が金属に与える影響

② 立体における最短経路の総数

③ ICカード読み取り機の原理

④ ミドリムシ

⑤ 土壌の酸性pHの違いによるモウセンゴケの生育の変化

⑥ 乳酸菌

⑦ イカの発光バクテリアについて 

⑧ 菌と音楽の関係

⑨ MEGAを使用した生物種の系統関係の推定

⑩ 洋上浮体式風車が受ける波の影響 

⑪ ソーラークッカー作成と性能の研究 

⑫ インターネットにおける広告の形態 

⑬ 足尾銅山鉱毒事件

 -鉱毒の成分とそれが与える人間への影響- 

⑭ 日本の歴史上の貨幣の特徴、材質、その背景

⑮ ランニングシューズの特性と選び方 

⑯ 自分の運動能力の100%の力を発揮できる方法

 

ダウンロード:SSH発表会要旨集.pdf
        

         容量の関係で一部グラフがカットされています。
 

SSH講演会

1月15日、1年生を対象にSSH講演会が行われました。
日本科学協会/首都大学東京 都市環境学部 准教授の松山洋先生をお招きし、
Cubic Earth 「もしも地球が立方体だったら」
という題で講演をしていただきました。
はじめに地球の形や測量、気圧についてのお話をいただき、
その後、立方体地球に迷い込んだ宇宙飛行士のビデオを見ました。
地球が立方体だったらと仮定しシミュレーションすることで、
丸い地球に住む我々がいかに恵まれているか認識することができました。
また、この講演を通して「常識を疑うこと」の大切さを学ぶことができました。
生徒たちは思考を刺激され、講演の合間や講演後にはたくさんの質問をしていました。

 

SSH現象数理実験研修

1月5日(月)、本校の生徒33人が、SSH現象数理実験研修に参加しました。
講師は明治大学 大学院先端数理科学研究科の小川 知之先生、末松 信彦先生です。
小川先生には、電子回路を作成し、LEDを周期的に点滅させる実験を教えていただきました。
末松先生には、酸化と還元を周期的にくり返すBZ反応を教えていただきました。
どちらの実験にも周期性があり、数式を使って周期性を検証できることを学びました。

電子回路の作成


BZ反応
 

SSH地学研修

12月7日(土)、15日(日)の2日間、栃木県立博物館の柏村勇二先生(足高OB)ご指導の下、地学分野の研修を行いました。
第一日目はバスに乗り、栃木県那須塩原市に分布する新第三系、第四系の地層観察を行うとともに、化石の採集を行いました。

第二日目は校内にて、一日目に採集した化石のクリーニング及び同定を行うとともに、栃木県の地質や古生物学の基礎について講話をいただきました。
 

第5回SSHオープン理科教室

12月6日(土)、第5回SSHオープン理科教室が行われました。
足利市内の小学3・4年生92人が、本校の生徒を先生としてたくさんの実験・観察を行いました。
参加した小学生からは
「わかりやすく教えてもらえてうれしかった」
「はじめて見るものばかりでとても楽しかった」
という感想が聞かれました。
また本校の生徒からは
「教えることは楽しかったし、お礼を言われてとてもうれしかった」
「参加してくれた子の笑顔がたくさん見られてよかった」
という感想が聞かれました。



 

SSH測量実習

12月4日・11日に1学年を対象にSSH測量実習を行い近隣の山の標高を測りました。
生徒からは「普段自分が学校で習っていることを実際に活用できて楽しかった。」「計算が大変でしたが最後まで解くことができた。山の測量の仕方を知ることができよかったと思います。自分の家の近くにある山の高さを実際に測ってみたいと思いました。」といった声を聞くことができました。

 

両崖山自然観察研修

11月15日土曜補習の午後、本校生1~3年生14名が、本校西側に位置する両崖山に登り自然観察研修を行いました。このSSH事業では、両崖山散策を通して、動植物の種類や生態、地形の変化等を含む観察実習を行い、自然に対する興味・関心を高め、今後の継続的な環境教育に役立てていくことをねらいとしています。
当日は、佐野市在住の「モリ田守」代表、谷雅人先生をお迎えし、最初に講義(“広い視野”で物事を考え、“現場”で行動する、等の基本的な考えなど・・)、その後両崖山に登り、特に植物の生態系や観察の方法、測量機器の使い方等、実際の現場で多くのことを学びました。

 

日本科学未来館研修

11月8日、生徒36名が、日本科学未来館研修に参加しました。
様々な最新の研究ブースを見られ、生徒も参考になり、一日楽しく見学できました。
 

SSH講演会「だれが火の玉を見たか?!」

平成26年10月30日(木)14:00~16:00本校第一体育館
第1学年201名を対象に、
早稲田大学理工学部 名誉教授 大槻 義彦 先生に講演をして頂きました。
生徒たちは
「意識を高くもつことがとても大切であり、大学に入学することが目的ではなく、入学してからが大事」という先生の言葉が、大変印象に残ったようです。

 

SSH講演会「最先端のスパコンによるコンピュータシミュレーション」

10月24日(金)希望者に対して、東京工業大学 教授 青木尊之 先生に講演をして頂きました。
スーパーコンピュータを使ったコンピュータシュミュレーションは、実験できないこと、数学では解けない複雑な問題を(近似的に)解くことができることや、物理現象に対するシュミレーションの制度を飛躍的に向上させる方法などを、動画を用いて分かりやすく解説して下さりました。
 

科学部生物班

10月23日、栃木県総合教育センターにて、第58回日本学生科学賞栃木県展覧会の表彰式が行われました。科学部生物班の研究「プラナリアの遺伝子解析(分子系統樹の作成とPCRによる比較」が最優秀賞・県知事賞を受賞しました。
3年生の3人が代表として出席し、賞状の授与後、研究の発表を行いました。

 

科学部生物班 学生科学賞で最優秀賞

第58回 日本学生科学賞 栃木県展覧会において、
科学部生物班の研究が最優秀賞・栃木県知事賞を受賞しました。
研究テーマは、プラナリアの遺伝子解析(分子系統樹の作成とPCRによる比較)です。

10月11日(土)~13日(月)の期間、栃木県庁15階 企画展示ギャラリーにおいて展示が行われます。

 

SSH講演会 「プレゼンテーションと著作権」

10月2日(木)1年生201名に対して栃木県総合教育センター研究調査部 岩本善行先生にご講演頂きました。
はじめに、いくつかの図形が組み合わされた図を、言葉だけで伝えることの難しさを体験し、言葉だけでなく視覚的な情報も組み合わせて伝えることで、相手により正確に情報を伝達できることを実感しました。その後、プレゼンテーションの作成のための手法や他人の著作物の引用方法等についてご講演いただきました。


 

SSH講演会「実は身近な会計学」

9月19日(金)16時から17時30分まで、全学年の希望者を対象に早稲田大学商学部教授 大鹿智基 先生による講演「実は身近な会計学」が行われました。この講演会は、主に文系希望の生徒に対し、大学で学ぶ意味や自らの進路について深く考える契機にするとともに、文系の学問でも理系教科の学習が必要であることを知ってもらうために実施されました。
 講演は、①高校と大学での学習の違いと大学生になるための心構え、②会計学に関する紹介、③文系学部における理系教科学習の意義と必要性、の3点を柱に行われました。
 非常に分かり易く、先生の熱い思いが随所に散りばめられた講演であり、皆熱心に聞き入っていました。
 

日本動物学会での発表

日本動物学会 第85回 仙台大会 2014 が東北大学川内北キャンパスで行われ、
科学部生物班の生徒たちがポスター発表を行いました。
研究テーマは「分子系統樹によるプラナリアの比較」です。
学会には、動物を研究材料にしている研究者や学生が全国各地から集まり、
高校生の研究に対し、意見交換をしたり、アドバイスをくださいました。
プラナリアの専門家である新潟大学の酒泉満先生、弘前大学の小林一也先生、
京都大学の阿形清和先生にもご意見をいただくことができました。
一流の科学者と対面することができ、今後の研究の励みになりました。 


 

SSHオープン理科教室

8月23日(土)、足利市生涯学習センターで、SSHオープン理科教室が行われました。
市内の小学生80名が様々な実験プログラムに参加しました。
本校の科学部の生徒、ボランティアの生徒がティーチングアシスタントとして、
小学生に実験の説明を行いました。
小学生の皆さんに大いに楽しんでもらい、夏休みのよい思い出になりました。


テンセグリティ(割りばしをつかった球体)


わくわく科学工作


ミジンコのペーパークラフト


光る生きもの(ウミホタル)


けんびきょう


スライムづくり


ソーラークッキング(太陽の光でお湯をわかそう)
 

SSHマスフェスタ

8月23日(土) マスフェスタ(大阪)に参加してきました。
本校2年生4名が参加し、午前中は口頭発表。午後はポスター発表を行いました。

 

平成26年度 スーパーカミオカンデ研修

平成26年8月4日から6日まで、SSH研修の一環として、岐阜県飛騨市にスーパーカミオカンデ研修に行ってきました。5日の午前は東京大学と東北大学のニュートリノについての講義を受け、午後にニュートリノ研究の世界的研究施設である東京大学のスーパーカミオカンデと東北大学のカムランドの見学に行きました。

6日は高山市にある奥飛騨さぼう塾にて砂防について学び、実際の砂防ダムを見に行きました。その後は、京都大学災害研究センターに行き、災害の発生のメカニズムを学びました。生徒たちは集中して講義を聴き、熱心に質問していました。生徒たちにとって好奇心を掻き立てられる研修になりました。

 

5日の研修 ニュートリノについての講義とスーパーカミオカンデ、カムランドの見学




東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設にて、東京大学と東北大学の講義を受けました。


実験区域の坑道前

坑道に入って2㎞程進むとスーパーカミオカンデやカムランドのような実験施設がいくつかあるそうです。また、新しい施設も建設中とのことです。


東京大学 スーパーカミオカンデ

実際にニュートリノが反応している様子をモニターで確認しました。


東北大学 カムランド

実験プールに塵が入るとニュートリノの反応にノイズが生じてしまうため、防塵服を着用して見学しました。

 

6日の研修 奥飛騨さぼう塾と京都大学防災研究所穂高砂防観測所での防災についての講義



奥飛騨さぼう塾で災害と防災の歴史を学びました。

地獄平砂防堰堤を実際に見学しました。自然の景観を損なわないようにデザインされています。


長い歴史があるため、文字が右から左に書かれています。研究所発足当時の表札を使っているそうです。


京都大学防災研究所穂高砂防観測所にて、災害や、そのメカニズムについて学びました。実際の災害の映像を見せてもらい、その凄さと危険さを痛感しました。
 

平成26年度 スーパーサイエンスハイスクール 生徒研究発表会

8月6日・7日、平成26年度 スーパーサイエンスハイスクール 生徒研究発表会が、パシフィコ横浜で行われました。全国のSSH指定校203校と、海外の高校が集まり、ポスター発表や研究のアピールを行いました。
足利高校からは、科学部の物理班が参加をしました。
研究テーマは「レゴロボットのタイヤを用いた転がり抵抗と摩擦力の変化の考察(タイヤの種類を変える実験と同型タイヤの形状を変えての実験)」です。
ポスターを用いて研究を説明したり、タブレットを活用して説明をしました。


また6日は、1・2年生の27名が生徒研究発表会を見学しました。
科学部の研究のヒントを得たり、国際数理コースで行う探求科学の研究テーマ設定のヒントになるような、ユニークかつレベルの高い研究発表を聞くことができました。
 

足利工業大学研修

平成26年6月12日(木)および19日(木)に1学年200名(2週に分け100名ずつ)を対象に、本校生が自然エネルギーに関心をもち、科学に関しての興味を喚起することと、大学でのエネルギー施設を見学し、説明を受けることで環境問題を考える機会とすることを目的とし足利工業大学において研修を行いました。自然エネルギーに関して知識だけ有していた生徒達が、今回足利工業大学の高大な施設を見学させていただくことにより、実物をしっかり見つめることができました。稼働していただいた機械の中には、巧妙な仕組みがある大がかりな装置もあり、生徒達が歓声を上げる場面も多々あり、自然科学に関しての興味関心を育てるための活動として、この高大連携には重要な意味があったと考えられます。
 

SSH企業研修

平成26年6月11日()2学年国際数理コースを対象に、菊地歯車株式会社(足利市福富新町)へ研修に行ってきました。企業訪問を通して、最先端の科学技術に関する理解を深め、普段の学習が生産現場で実際に活用されていることを知りました。

 

研究開発実施報告書

平成27年度 研究開発実施報告書
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平成26年度 研究開発実施報告書
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平成25年度 研究開発実施報告書
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平成24年度 研究開発実施報告書
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