時間外電話対応装置の運用について

時間外電話対応装置の運用についてお知らせします。

 (1) 運用開始日  8月1日(土)

 (2) 自動応答メッセージによる応答時間
  ①平日
   ・16:45~7:45
  ②週休日等(土日、祝日、年末年始休業、
                            学校閉庁日、代休日)
   ・終日
以上のように、運用を開始させて頂きますので、御理解御協力をお願いいたします。

栃木県教育委員会からのお知らせ.pdf

 

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ただいま2011214
栃木県立足利高等学校
 
住所 〒326-0808
    栃木県足利市本城1丁目1629番地   
電話 0284−41−3573・5735
FAX 0284−43−2470
 

UIS海外研修⑧

平成27715日(水)

 8日目、いよいよ今日がUISでの研修最終日です。

 午前中からプレゼンテーション用のスライドの作成を進め、午後はグループごとに部屋を分かれ、2人の先生についていただいて発表の練習を行いました。

 

 15時から発表を始め、質疑応答も含め3グループで約1時間の発表となりました。どのグループについても実験も発表準備も満足できるところまでの時間が取れない中で、緒論から内容、結果、結論に至るまで自分たちの考えをしっかりと一つの形にまとめることができました。もちろん、納得のいかないまま発表に入った部分をそれぞれに抱えていましたが、それこそが次への課題となること、完璧さよりも自分の考えを表現することが大切であることを、発表を終えて初めて感じられたのではないかと思います。

 

 

 発表終了後、閉講式を行いました。ダンジー先生から1人ずつ修了証をいただき、それぞれが先生方へ感謝の気持ちを伝え、別れを惜しみつつすべての研修内容を終了しました。

 

  明日は、朝4時半にUISを出発し空港に向かいます。足利到着は日本時間17日夜8時頃の予定です。


 

UIS海外研修⑦

平成27714日(火)

 7日目、今日は1日コンピューター室での研修となりました。午前中は、一時グループごとに水質検査の実験の残りの測定を行い、そのデータを含めてエクセルを用いたデータ処理とグラフ作成を主に進めました。

 午後は、明日のプレゼンテーションに向けてパワーポイントの準備を中心に行いました。時間の限られた中での作業であるため、グループ内でプレゼンテーションの担当個所を分担して準備を進めました。

   

 明日はいよいよプレゼンテーションです。午前中にパワーポイントのスライドを仕上げ、内容の総まとめを行い、午後に各グループからの発表を行います。これらの過程すべてを英語で行っていきます。

 

 また、これまでの取り組みがUISTwitterや現地メディアにも取り上げられています。以下を参照ください。

 UISTwitter
   https://twitter.com/uisedu

 TheState Journal-Registerの記事
       http://www.sj-r.com/article/20150713/NEWS/150719813
 

 abc系列cannnel20(ニュース番組)

http://www.newschannel20.com/news/top-stories/stories/vid_23592.shtml

 

 

UIS海外研修⑥

平成27713日(月)

 6日目です。今日は、午前中からUISの実験室で水質検査の実験、午後はDNAの塩基配列の分析について学びました。

 水質検査は、サボー先生の指導のもと、各化学種(アンモニアや硝酸イオン)やpHなど5項目について実験を行いました。操作の各過程で何が起こっているのか、測定器はどのようにしてその測定値を割り出しているのか、結果のみでなく原理にも疑問はおよび、一昨日と同様に多くの質問がされながら実験が進められました。

  

 

 水質検査の実験終了後、14時半からはボナカム先生の指導のもと、DNAの塩基配列の分析法について、NCBINational Center for BiotechnologyInformation)のインターネットサイトを用いて、実験によって決定した塩基配列をサイト上にあるデータベースと照合し、どの生物かを同定する方法を学びました。照合するデータは、昨年度の研修生が採取した昆虫のDNAについて行いました。同定を進める中で、学名がラテン語で表記されるため、一般的に知っている昆虫であってもその種の推定を学名からはしにくいなど、英語以外の言語の壁(必要性)も感じながらの作業となりました。

 

 また、今日は実験終了後にホイル先生にキャンパスツアーを行っていただきました。ツアーの内容はキャンパス内のトウモロコシ畑や草原を歩き、気候や植生などについて話をしていただくという、生物学を専攻しているホイル先生ならではのツアーでした。これにより更に生物多様性などについての視野を広げることができました。ツアーの目的の一つとしていた、シカも間近に見ることができました。

 

 

 明日は水質検査の実験結果の確認等、実験のまとめを済ませ本格的に発表の準備に入っていきます。


 

UIS海外研修⑤

平成27712日(日)

 5日目、今日はスプリングフィールド市街に出て、昼過ぎまでにリンカーンの家やリンカーン大統領図書館&博物館、イリノイ州の新旧の庁舎を、14時過ぎからはイリノイ州立博物館を見学しました。イリノイ州の輩出したリンカーン大統領について、多くの資料や工夫の凝らされた展示等に触れ、大統領自身や南北戦争時代のアメリカの様子について多くのことを学ぶことができました。また、イリノイ州立博物館では、地質学や古生物学についての展示を見ました。

 

 

 夜は、足利市の姉妹都市であるスプリングフィールドのSister Cities Associationの方々との交流がありました。食事を共にしたほか、一緒にバレーボールを楽しむなど、現地の方との多くの交流の機会を得ることができました。

 

 明日は実験に戻ります。生徒たちは全員が体調面も特に問題なく、気持ちも前向きにあらゆることに取り組んでいます。

 

UIS海外研修④

平成27年7月11日(土)
 4日目は、まずボナカム先生による分子生物学の実験を行いました。午前中は、アガロースゲル電気泳動の操作の流れを確認したあと、昆虫のDNAの抽出を行いました。抽出から洗浄までの間に繰り返し行う操作の一つ一つが何のためにあるのか気になる生徒たちから、その都度バナカム先生への質問がされていました。次にPCRの基本的な仕組みを確認し、抽出したDNAをPCRにかけて午前中の作業は終了しました。

 午後は、はじめに午前中に仕掛けた電気泳動の結果からデータの解析方法を学びました。DNAサイズマーカーの値をもとにグラフを描き、標準曲線から目的とするDNAのサイズを決定する方法を学びました。抽出した昆虫のDNAを電気泳動にかけて、結果を待つまでにダンジー先生のもとで、研修のまとめとして行う発表に向けたパワーポイントの作成をスタートしました。15日にグループごとに3つのテーマに分かれて発表を行う予定です。
 

 最後は再びボナカム先生のもとで昆虫のDNAの電気泳動の様子の確認と、自分たちのDNAを抽出しPCRにかける操作を行いました。非常に内容の多い一日でしたが、DNA抽出、PCRによるDNAの増幅、電気泳動によるDNAの分析を2〜3回こなすことができ、遺伝子の研究の基本となる流れを体験的に身につけることができました。本日の研究では、生徒たちが積極的に質問しようとする姿勢・意識の強まりが感じられ、英語でのコミュニケーションに対する精神的な壁を越えることにも現時点での自分なりの答えを掴みかけた感があります。
 明日は日曜日、研究は一日お休みし、イリノイ州立博物館やリンカーン博物館などを見学して、科学とともに文化についても学びを広げていきます。身体的にも精神的にも少しリラックスをして、後半の研究・発表に弾みをつけていきます。

 

UIS海外研修③

 平成27年7月10日(金)
 今日はまずEmiquonフィールドステーションで、ダンジー先生からEmiquonの歴史や成り立ちについての説明を受け、その後昨日仕掛けたトラップの回収と採取した生物の分析を行いました。


 分析は、採取した昆虫の分類と数の確認・どのような水棲生物がいたかの確認・採取した水に含まれるプランクトンの量から、トンプソン・レイク全体にいるプランクトンの質量の推定を計算により行うという3つをグループごとに順にローテーションで進めていきました。
分類には細かな観察、計算には使い慣れないガロンやポンドといった単位も使って行うなど、大変な作業となりましたが、研修の環境にも慣れてきて少しずつ先生方への質問も出始めてきました。また、これらの研修の中で、直接分類した生物以外にもトラップにはネズミがかかっていたり、水棲生物の中には小さなナマズがまぎれていたり、トンプソン・レイクではカエルやヘビ、鳥に魚と様々な生物の存在に触れ、生物の多様性についても体感することができました。


 15時からはDickson Mounds Museumへ行き、館長のMichael Wiwantさんから、イリノイ州の歴史等について詳細な解説をしていただき、質問にも一つ一つ丁寧に回答をいただきました。また、バックヤードの見学もさせていただき、珍しい出土品についての解説もしていただきました。

 今日の研修でLEAFの学生とはお別れになります。直接のコミュニケーション以外にも、慣れない作業にサポートをしていただき、また積極的に質問を行う姿などから多くのことを学ばせていただきました。最後にそれぞれが持ち寄った日本の品を感謝の気持ちを込めて渡し、お別れしました。
 明日からの研修はUISのラボで行っていきます。

 

UIS海外研修②

平成27年7月9日(木)
 2日目、いよいよ本格的な研修がスタートしました。
 今日は、10時からEmiquonのフィールドステーションで、教員とLEAF(Leaders of Environment Action for the Future)の研修に参加している現地の学生たちの紹介をして、早速研究に取りかかりました。

 午前中は、フィールドステーション付近での昆虫採取と採取のためのトラップの仕掛けを行いました。前日までの雨の影響で足元も悪い中でしたが、先生方のご指導やLEAFの学生の支援もあり、順調に進めることができました。

 午後は、Emiquon自然保護区のトンプソン・レイクで、昆虫採取・トラップの仕掛け、プランクトンネットを使っての水棲昆虫等の採取、ボートに乗って湖の中心付近で水温やpH・溶存酸素量、透明度、プランクトンの採取を行いました。

 初日ということもあり、作業にも英語でのやりとりにも緊張やぎこちなさが見られましたが、先生方やLEAFの学生と一緒に作業をする中で、自然と会話をしながら打ち解けていくことができました。
 今日採取したサンプルについての分析とまとめは、明日以降に順に行っていきます。
 

SSH海外研修①

平成27年度アメリカ合衆国UIS研修がスタートしました。

8日(水)11時30分、東武足利市駅より生徒11名、教員2名の計13名がUISへ出発しました。

出発式を行った後、バスに乗り成田空港へと向かいました。

UIS到着はこちらの時間で翌朝の予定です。
 

 

お知らせ

 627日(土)、SSHアメリカ合衆国UIS(イリノイ大学スプリングフィールド校)海外研修の事前研修として、サイエンスイマージョンプログラム(全2回)の第2回目を実施しました。

 今回は、前回と同様にダニエル先生の指導のもと、午前中はグローバルな科学者になるためにはどうすればよいか、良い科学的なプレゼンテーションはどういうものかを学びました。午後は、第1回目の実験結果をグループごとにまとめ、プレゼンテーションを行いました。まとめの際も、できる限り互いに英語でコミュニケーションを取って行い、発表については質疑応答も含めてすべて英語で行いました。今回のプログラムを通じて、多くのことを学ぶとともに、現地での研修に向けて今自分が何をすべきか、どのような姿勢で臨むべきかを確認できました。

生徒感想

 ・このような貴重な体験を生きていく上で役立てたい。

 ・今回、私は講師の話をあまり聞き取れなかった。耳を慣らし、アメリカでは話に集中しすぎず、メモもしっかり取りたいと思う。本当にいい経験でした。ありがとうございました。

 ・はじめは分からなかった事があったけど、だんだんと慣れていき、最終的には自分の英語力に自信がつきました。本当にダニエル先生には感謝しています。

 ・全て英語で聞くだけでも大変でしたが、その上にやったことのない実験、使ったことのない道具もありつかれた。しかしとても濃い内容で充実した時間だった。Thank you very much!!

 ・英語で実験の専門用語などが出てきて、訳すのに大変だったけど、最後までやり遂げることができてよかったです。

 ・オールイングリッシュに触れることができてよかった。

 ・今回の研修で自分の英語力の無さを実感しました。もっと勉強して英語を完璧にできるよう頑張りたいです。とても楽しかったです。いい経験になりました。

 ・貴重な体験ができ、よかったと思う。
 
 

 

お知らせ

 620日(土)、SSHアメリカ合衆国UIS(イリノイ大学スプリングフィールド校)海外研修の事前研修として、サイエンスイマージョンプログラム(全2回)の第1回目を実施しました。

 本プログラムは、講師にMr.Nwinbo Daniel Don先生(University of Nigeriaにて工業化学を専攻し、学士号を取得。現在は東京大学の修士課程に進学し、微生物薬学科学研究室に所属。)を迎え、現地での研修に先立ち、実験およびその結果のまとめとプレゼンテーションをすべて英語で実施するというものです。

 今回は、グループに分かれて「ミジンコの心拍に与える各種物質の影響」と「バナナのDNA抽出とその応用学習」について実験を行い、現地での実験内容に即した実験のための専門用語・科学用語を学ぶことを主目的として行いました。はじめは英語による説明を聞き取るだけで精一杯の様子だった生徒たちも、実験が進むにつれて先生に英語で質問や確認を行うなど、積極的な取り組みがなされました。

 次回(627日)は、グループごとに今回の結果をまとめ、プレゼンテーションを行います。