平成30年度第14回対抗戦本戦が7月3日(火)足利高校にて盛大に行われました。
30年にも及ぶ歴史を持つこの伝統的行事は「質実剛健・文武両道」を校訓とする足利高校・太田高校がお互いの威信とプライドをかけて全力でぶつかり合う男同士の戦いです。県を超えてのこのような行事を展開しているのは、全国的にも非常に珍しく、まさに本校が誇れる行事の1つです。
今年度は、対抗戦史上初めて、部戦と一般戦を別日開催とし、当日は全校生徒がぶつかりあう、一般戦のみを行いました。部戦では28点差をつけられていましたが、「生徒も職員も、絶対に逆転するぞ、逆転できる」と信じて臨みました。炎天下の中、どの種目も互いに譲らない大接戦でした。球技種目が全て終了し、両校全生徒がグランドに集合した、長縄、リレー、綱引き競技。なんと、リレー終了時点で、点数は全くの五分。そして、迎えた最終種目、綱引き。周りの応援はさらにヒートアップし、審判の先生の声もかき消されるほどの熱気と興奮。1年生、2年生、と勝負して、まだ点数は同点。勝負の行方は3年生へと持ち越しです。一本目の勝負、足高A,Bチームとも勝利。2本目の勝負。Aチームは惜しくも敗れるも、Bチームが連勝。ここで勝負あり。何とも言えない感動の瞬間が訪れました。6年ぶりの優勝はこんなにもドラマチックなものでした。
足利高校の勝利で、対戦成績は7勝7敗となり、再び対戦成績が五分になりました。第15回本戦は場所を太田高校に移し、行われます。お互いが勝ち越しを目指し争うことでしょう。 最後に、激戦を終え、太田高校の職員、生徒のみなさんとPTAの方々には深く御礼を申し上げます。また、本校の来賓としてお越しいただいた皆様と各競技をご指導いただいた各方面の方々に感謝いたします。大変お世話になりました。