“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

                      “夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News                                          JAN 2019 Vol.34

 平成31年も幕を開け、2年生にとってはいよいよ最後、勝負の年となりました。
 新チームのスタートからここまで本当に早かった気がします。そんな中、保護者会の協力を頂き、1月3日(木)に必勝祈願。14日(月)には36㎞マラソンを無事、実施することができました。この場を借りてお礼申し上げます。
 必勝祈願は最勝寺にて護摩を焚いて頂き、厳かな雰囲気の中、今年1年をケガなくプレーでき、良い結果を残せるよう祈願しました。部員一同、気持ちを新たに精進していきたいと思います。改めて、気持ちの引き締まる思いがありました。
 そして、36㎞マラソンについては、今回も本当に過酷なものとなりました。36㎞という距離に加え、アップダウンの激しい、厳しいコースに、まずは“完走する”ことを目標に掲げ、選手1人1人が自分との戦いに挑みました。各自が限界に挑戦する姿を目の当たりにして、足工野球部員が頼もしく見えた1日でもありました。個人的には、一度決めたことは最後までやり切ることの大切さを感じています。部員は苦しみながらも完走したことにより、大きな達成感を実感したことでしょう。今後、壁に突き当たることがあっても、この経験を自信として乗り越えて欲しいと思います。残念ながら、このマラソンを走っただけでは、野球が上手くなるわけでも、打てるようになるわけでもありません。肝心なのは、この経験をもとに何をするかです。また、ケガ等の理由から、今回は残念ながら走れなかった部員については、確固たる裏づけのある自信を手にするために、今後の練習に取り組んでくれることを期待しています。
 選抜出場校も決まり、春もそこまで来ています。足工野球部としても秋、春と2大会連続した作新学院戦の結果から、あと一歩というところまでは来ました。本気で“甲子園”を狙えるレベルに到達できるよう、選手にはなお一層、足工グラウンドでの日々の練習を大切にして、来るべき春に備えて欲しいと思います。最後に、部員1人1人が「新春の抱負」を色紙に書きました。今年の目標、決意表明となっています。ご覧頂き、選手を温かく見守り下さい。本年も変わらぬ、ご支援をお願いします。