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“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News MAY 2019 Vol.38
春季市内大会では本当にたくさんのご声援を頂き、ありがとうございました。選手にとっては心強かったことと思います。
初戦となった足利清風戦は4対1。終盤での逆転劇を見せたものの、改めて大会で得点することの難しさを感じる試合でした。続く白鴎大足利戦は延長10回の末、2対1でサヨナラ勝ち。勝ったとはいえ、この試合も攻撃でミスを繰り返す反省点の多い戦いでした。ただ、その中でも勝てたことにチームの成長を感じています。そして迎えた決勝は、足利大附属を相手に7対1。本校としては、18大会ぶりとなる嬉しい優勝を飾ることができました。激戦区足利にあって誇れる結果であり、本校部員の真剣な取り組みが証明できたと思います。ただ、本当の勝負は夏です。まだ足りない部分が多いことも感じています。それを克服できるよう夏に向けて部員一同、日々の練習に取り組みたいと思います。
そして、今後はBチームとしてもう1チームを編成(単純に1軍、2軍と分けているのではないため、この呼び方には違和感がありますが、他校に倣ってこう表記します)。別行動で並行しての練習試合を計画しています。これは努力している部員に対して、少しでも多くの活躍の場を作るためです。ケガをしている選手の戦列復帰にも役立つはずです。部員には増えたチャンスを生かすべく、元気良くプレーしてくれることを期待しています。
また、6月は最後の追い込みの時期であり、3年生にとっては“最後の夏”まで1ヶ月になります。ケガにはくれぐれも気をつけ、あとで後悔しないだけの準備をして欲しいと思います。この夏の栃木大会も実力伯仲で、何が起きても不思議でない状況にあります。もう一度基本に返り、1人1人が役割を果たすこと。そして勢いに乗れば、本校にもチャンスがあるはずです。引き続き、選手の懸命なプレーに温かいご声援、ご協力をお願いします。