“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
MAR 2022 Vol.72

 “春は選抜から”とはよく言われますが、待ちに待った球春を迎えることとなりました。
 今年はコロナ禍により、いつから練習できるのか。果たして、試合ができるのはいつになるのかと不安な中でしたが、成徳大高校戦を皮切りに今シーズンをスタートすることができました。まだまだ練習不足な状況ですが、やはり試合は楽しく、好きな野球ができる喜びを感じています。部員には浮き彫りとなった1つ1つの課題に対して、正面から向かい合う姿勢を持ち続けて欲しいと思っています。
 そして、今年も3月25日から28日の日程で関西遠征を実施することができました。アルバイトをして自分の遠征費を準備した経験にも、大きな意味があったはずです。今回は特に、実施にあたってのご理解、ご支援を頂いた保護者の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。部員には感謝の気持ちを行動で示して欲しいと願っています。
 さらに、28日には、憧れの甲子園球場で選抜大会を観戦しました。甲子園球場の大きさに圧倒され、それを目の当たりにしたことで漠然としていた甲子園という目標が、はっきりイメージできたことと思います。試合も浦和学院vs九州国際大付、近江vs金光大阪という準々決勝の2試合を観ることができました。選手は、この場所でプレーしたいという気持ちが、改めて強まったはずで、夏には、あの土を踏めるよう頑張りたいと思います。
 最後に、春季県大会1回戦の相手が鹿沼南高校に決まりました。4月16日(土)11:30プレイボール。とちぎ木の花スタジアム(栃木市営球場)を会場にしての一戦となります。選手も目標が明確になり、モチベーションも高まっています。今後も懸命にプレーする選手に温かいご声援をお願いします。