“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

            “夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News                                                  MAR 2018 Vol.24

 “春は選抜から”とはよく言われますが、待ちに待った球春を迎えることとなりました。
 本校も、宇都宮南高校戦を皮切りに、3月中だけでも16試合を消化することができました。単に打って投げるというだけでなく、粘り強い戦いで接戦も、ものにできる試合が増えるなど、チームとしてレベルアップできている手応えを感じています。部員には今後も1つ1つの課題に対して、正面から向かい合う姿勢を持ち続けて欲しいと思っています。
 そして、今年は3月24日から27日の日程で関西遠征を無事、実施することができました。アルバイトをして自分の遠征費を準備した経験にも、大きな意味があったと思います。ご理解、ご支援を頂いた保護者の皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。部員には感謝の気持ちを行動で示して欲しいと願っています。
 さらに、26日には、憧れの甲子園球場で選抜大会を観戦しました。甲子園球場の大きさに圧倒され、それを目の当たりにしたことから、漠然としていた甲子園という目標が、はっきりイメージできたことと思います。試合も創成館vs下関国際、大阪桐蔭vs伊万里、花巻東vs東邦という好カードを観ることができました。選手は、この場所でプレーしたいという気持ちが、改めて強まったはずです。夏には、あの土を踏めるよう頑張りたいと思います。さらに、近畿地区のチームとの練習試合も実施しました。この貴重な経験を、今後に生かしたいと思います。
 また、本校で3年に渡ってコーチを務めて頂いた箕輪先生が、栃木工業に異動することとなりました。この場を借りて報告します。箕輪コーチには春、夏と良い報告をすることで恩返ししたいと思います。
 最後に、南部地区予選の相手が、シード校である足利大学附属に決まりました。4月7日(土)10:00プレイボール。足利市営球場を会場にしての一戦となります。選手も目標が明確になり、モチベーションも高まっています。今後も懸命にプレーする選手に温かいご声援をお願いします。