“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

                      “夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News                                                        JUL 2018  Vol.28

 夏の大会では多くのご声援を頂き、ありがとうございました。熱い応援に後押しされ、スタンドと一体となって戦っていることが実感できました。選手は心強かったことと思います。
 初戦となった烏山高校戦は5対3。大会初戦ということで硬さもありましたが、嬉しい大会での勝利を飾りました。やはり清原球場で歌う校歌は格別でした。そして迎えた2回戦は、夏の大会7連覇中である作新学院が相手。選手は優勝候補の筆頭を相手にも、正面から堂々と戦いました。結果は、1対3での敗戦となりましたが、チームが一丸となっての戦いは、多方面から評価を頂き、胸が熱くなるものを感じました。“足工魂”を体現する姿を後輩に示してくれたという点でも足工野球部にとって大きな財産であり、3年生には感謝しています。“このチームで、もっと野球がやりたい”と思う、好チームでした。選手には胸を張って欲しいと思います。本当によく頑張りました。
 また、集計してみると昨夏の新チーム結成から129試合を消化し、通算成績は60勝61敗5分け(雨天ノーゲーム3)という戦績でした。振り返れば、南部地区予選や市内大会での悔しい敗戦など、決して順風満帆な1年ではありませんでした。そんな中でも1人1人が、自分との戦いに挑んだ36㎞マラソン。深夜2時過ぎまでの練習を敢行した第1回強化合宿。第2回の合宿では、60本ダッシュ等にも取り組みました。そして何より、学校生活との両立に苦労しながらも頑張り抜いた日々の練習と本当に様々なことがありました。3年生の頑張りには、頭の下がる思いです。ご苦労様でした。
 3年生にはこれから、それぞれの希望する進路実現に向けて努力して欲しいと思います。グラウンドでの頑張りがあれば、何でもできるはずです。足工のユニフォームを着て3年間野球をやり遂げたことに誇りを持って下さい。そして、3年生の保護者の皆様、今までありがとうございました。おかげさまで良い環境の中、思い切り野球をやることができました。これからも足工野球部は良き伝統を引き継ぎ、努力し続けます。今後も変わらぬご支援をお願いします。