“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
JUL 2021  Vol.64

 夏の大会では多くのご声援を頂き、ありがとうございました。熱い応援に後押しされ、スタンドと一体となって戦っていることが実感できました。選手は心強かったことと思います。
 しかし、結果は1回戦屈指の好カードと注目された國學院栃木との戦いで1対9の敗戦。実力のあるチームだっただけに、この結果を残念に思います。ただ、最後の大会では思うような結果は残せませんでしたが、このチームが“このメンバーでずっと野球をやりたい”と感じさせる、まとまりのある好チームだったことに変わりありません。選手には胸を張って欲しいと思います。本当によく頑張りました。
 また、集計してみると昨夏の新チーム結成から125試合を消化し、通算成績は63勝61敗1分けという戦績でした。思い返せば、多くの方のご理解とご協力により各大会や土浦遠征、関西遠征こそ実施できましたが、合宿や36㎞マラソンは行えず、日頃の練習などにも多くの制約がありました。新型コロナウイルスの影響は計り知れず、今後はそういった状況の中で、どう考え、行動していくかが重要なのかもしれません。ただ、その中でも秋季県大会については、県立高校として唯一の2年連続ベスト8進出を果たしたのは価値があります。そして何より、様々な苦労があったはずですが、それにも挫けず頑張り抜き、入部した12名全員が3年間、野球をやり遂げました。3年生の頑張りには、頭の下がる思いです。ご苦労様でした。
 3年生にはこれから、それぞれの希望する進路実現に向けて努力して欲しいと思います。グラウンドでの頑張りがあれば、何でもできるはずです。足工のユニフォームを着て3年間野球をやり遂げたことに誇りを持って下さい。そして、3年生の保護者の皆様、今までありがとうございました。おかげさまで良い環境の中、思い切り野球をすることができました。これからも足工野球部は良き伝統を引き継ぎ、努力し続けます。今後も変わらぬご支援をお願いします。