“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

                      “夏の足工”伝統校のプライドを胸に 
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News                                               NOV 2018 Vol.32

 足利市内大会では、たくさんの応援を頂きありがとうございました。秋季県大会後は、この大会で優勝することに目標を切り替え、練習してきました。しかし、初戦となった足利高校戦は、5対6での逆転負け。13三振を奪われ、実力の不足を思い知らされる形となりました。この舞台でできないのは、力が足りないということです。チームのスローガンともなっている“伝統校のプライド”を胸に秘めながら今後も練習に取り組み、この悔しさは来春に晴らしたいと思います。
 また、1年生大会についても、たくさんの応援を頂きありがとうございました。県大会への出場権を懸けた小山北桜戦は4対5という結果に終わったものの1年生にとっては、この時期に貴重な経験となったはずです。
 そして、11月23日には足利地区の中学生を対象とした強化練習会が実施されました。これは足利地区のレベルアップのため、市内の中学校と高校が連携して行っているものです。本校部員も普段とは違った立場から野球に接することで基本を再認識したり、教えることの難しさを実感する良い機会となったはずです。今後も切磋琢磨しながら、足利から甲子園に出場するチームが出ることを願っています。
 さらに10日、11日に実施された監督会主催の練習会では、石井智也(2年)が県の選抜選手36名に選出され、17日に行われた作新学院大学戦に出場を果たしました。足利地区からは白鴎大足利の渡部捕手と2名だけの選出であり、本当に名誉なことです。この経験を個人として生かすだけでなく、チームにも還元し、全体のレベルアップに繋がってくれることを期待しています。
 最後に、この市内大会を以て、今シーズンの全試合日程が終了しました。新チーム結成以来、皆様のお力添えにより57試合もの試合を消化できたことに感謝申し上げます。結果は20勝31敗5分け、ノーゲーム1となりました。振り返れば、気持ちの整理もつかないままでの新チームスタート。土浦遠征をはじめ、猛暑の中、実力校との対戦が続いた練習試合。そして、大会での悔しい敗戦など実に様々なことがありました。この経験を生かし、前進していきたいと思います。これからオフ・シーズンとなりますが、この時期の過ごし方が来シーズンの飛躍の鍵を握ります。“良いチーム”そして“勝てるチーム”となれるよう、これからも地道な努力を続ける所存です。今後も変わらぬご支援をお願いします。