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【ハンドボール部】夏季校内合宿
8月25日(月)〜28日(木)の4日間、校内にて3泊4日の合宿を行いました。
まず初めに、この合宿を実施するにあたりご理解・ご協力いただいた保護者の皆様、先生方、そして日頃より応援してくださる方々に心より感謝申し上げます。さらに、差し入れをしてくださった保護者や先生方、本当にありがとうございました。皆様の温かいお気持ちを感じるとともに、「これからさらに頑張っていこう」という強い決意を新たにすることができました。
今回の校内合宿は、9月中旬に控える南部支部新人大会を前に チーム力の強化 を目的として実施しました。練習だけでなく、チーム作りや基本的生活習慣の向上にも重点を置き、選手一人ひとりが心身ともに成長できるよう取り組みました。宿舎は本校図書室、食事は家庭科調理室をお借りし、先生方のご協力のおかげで快適に過ごすことができました。
〜 DAY1〜
午前中は図書室にてミーティングを行い、個人目標の設定や目的意識の確認をしました。その後の練習では、午後から夜にかけて 栄養指導(補食など) や シュート特化練習、さらには チームビルディング活動 を実施。普段とは異なる内容で非常に刺激的な一日となりました。生活面では洗濯や掃除なども各自で行い、集団生活を意識して行動しました。マネージャーも練習補助に加え、食事作りやドリンクの準備などに奔走し、初めての経験を通してマネジメント力や生活力を大きく伸ばしました。就寝前は補食や入浴・洗濯などで慌ただしい場面もありましたが、選手たちは自分たちで考え、工夫しながら1日目を乗り切りました。
木村漣(機械科2年1組)
「普段の半日練習とは異なり、今回は終日学校に滞在し、夜まで活動したことによりいつも以上にハードな一日となりました。特化練習というこれまでにないメニューに取り組み、サイドシュートやポストシュートを集中的に強化。シチュエーションを変化させながらひたすらシュートを打ち続ける練習は体力的にも精神的にもキツく、終わった瞬間は『やっと終わった』と感じるほどでしたが、この経験を通して自分のシュートに少し自信が持てるようになった気がします。また、食事の準備をしてくださった保護者の皆様とマネージャーには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。支えてくれる方々がいるからこそ、全力で練習に取り組めています。まだ初日が終了したばかりですが、すでにチームメイトとの絆もさらに深まったと感じています。初めは不安もありましたが、今はしっかりと楽しみながら過ごせています。残りの3日間も、気持ちを切らさず全力で取り組んでいきます。」
〜DAY2〜
2日目は使用場所の清掃から始まりました。お借りしている環境に感謝の気持ちを持って取り組みました。朝食も保護者の方々にご協力いただき、栄養バランスの整ったメニューを準備していただきました。就寝前の振り返り用紙には「朝食で一日の活力を得られた」と多くの選手が記しており、本当にありがたいサポートとなりました。午前は通常練習、午後は メンタルスキルトレーニングと個人課題練習の計画に取り組み、緊張や不安への対処法を学びました。特化練習ではDFをテーマとし、短時間ながら高強度の練習を実施。夕食後には再びチームビルディングを行い、協力や支え合いの大切さを学びました。
小林珀(機械科1年2組)
「特化練習でDFのチーム全体の強度が上がったため、明日のOB戦ではDFからみんな凌いでOFに繋げ得点をとっていきたいです。練習が1日2回もあったためとても疲れましたが、美味しいご飯をいただき疲れが癒されました!保護者の方々、本当にありがとうございます。」
〜DAY3〜
この日は6月に引退した3年生を招いて OB戦 を行いました。久々の再会に活力をもらうとともに、3年生のプレーから多くを学びました。現役生にとって、自分たちが今後努力すべき課題を再確認する貴重な時間となりました。練習後は3年生と一緒にカレーをいただき、久しぶりの交流の時間も持つことができました。午後は個人課題練習へ移り、自ら環境やシチュエーションを整えて課題に取り組みました。自発的で真剣な姿は、合宿以降の活動にもつなげたい大きな財産です。
吉岡里玖(機械科1年1組)
「個人課題練習の際に、GKでのスライディングのコツを先輩に教えていただいきました。先輩は実行するのに1年かかったと言っていて、それだけ練習の際にコツコツ続けていたのだなとすごいなと思い、自分もそれだけ頑張ろう!と思うことができました。最終日も良い内容で終われるように頑張っていきます。」
~DAY4~
最終日は清掃から始まりました。使わせていただいた施設を「使用前よりも綺麗に」を合言葉に丁寧に整え、貸してよかったと思っていただけるよう心を込めて取り組みました。午後は月谷スポーツ広場にて BBQ を実施。疲れもありましたが、仲間と共に楽しい時間を過ごし、さらに絆が深まりました。中には火起こしで活躍するなど、普段とは違う一面を見せてくれる選手もおり、互いを新たに知る良い機会となりました。
久保田征良(機械科2年1組)
「4日目はチームとして足りていない部分やチームとして今後あるべき姿を全員で話し合い答えを決めることができました。その答えは、人への感謝の気持ちや行動への責任感です。この言葉を全員が改めて心で受け止め『LEAD THE CHANGE』というスローガンのもと、改めて深く決心することができました。午後は、先生が用意してくださった、会場(足利市月谷スポーツ広場)で、保護者の方々が用意してくださった食材でBBQをすることができました。このイベントをチーム全員がとても楽しむことができました!会場を用意してくださった先生や、会場の準備をしていただいた足利市月谷スポーツ広場の方々や、食材を用意してくださった保護者の方々、心より感謝申し上げます。また、今回の合宿や日々行っている部活動などは、当たり前にできていることではなく、様々な方達の協力や信頼関係においてできていることだと改めて実感し、その方達の期待を裏切るよな軽率な行動や発言が今後絶対にないよう、個人でもチームでも1から考え直すことができました。4日間、ご飯を作ってくださったマネージャーや、保護者の方々、そして協力してくださった先生方、本当にありがとうございました。私たちはこの校内合宿で得たものを忘れず、人間としてもハンドボールとしてもより成長できるよう全力で頑張っていきます!引き続き、応援よろしくお願いします!」
〜今後に向けて〜(顧問より)
9月14・15日には、新チームとして初めての公式戦「南部支部新人大会」が控えています。今回の合宿で得た学びを活かし、さらなる成長を目指して日々努力を重ねていきます。良いことも課題も含め、この合宿の全てが成長の糧です。支えてくださる方々への感謝を胸に、結果で恩返しできるよう全力で取り組んでまいります。