日誌

花丸 学生チャレンジショップ日誌⑱企業の方との講評会

 起業家精神育成事業でお世話になった企業の方々へ、新商品のプレゼンテーションと講評会を行いました。

 

 株式会社耕工房 代表取締役社長 平岩様より、商品の用途を考えたサイズに仕上がっているとご講評頂きました。しかし、裏側(裁断や縫製)などの見えない部分にも気を配り、実際の用途とは別の使い方も想像することが大切とのことでした。平岩様は「用と美」をコンセプトに、実用的な製品を製作していらっしゃいます。長く使われているものは、使いやすいものが多いとのことで、今後は形のバリエーションを増やすと良いとご助言頂きました。プロのデザイナーである平岩様にご指導頂き、デザインをする際の考え方が変わりました。これからも、使う人のことを考えたデザインを心がけていきたいです。

 




 

 株式会社コスモ プリント事業部 大島様より、図案やコンセプトは良いが、ターゲットにしている年齢層(30~40代)よりも高年齢の方向けになっているようだとご指摘を受けました。また、縫い目の粗さや生地の端の処理を改良すれば、製品のクオリティを高められるとご助言頂きました。縫製の段階で、品質の良し悪しが決まるため、縫い目の細かさまで設定すると安定した生産ができるとのことです。自分たちの仕事に自信を持って、お客様のことを第一に考えることが大事だと改めて知りました。

 





 

 今回は、初めて挑んだ縫製作業に苦戦し、反省点がたくさんありました。企業の方からご意見を頂くことで、今まで見えていなかったものや改善方法に気づくことができました。
 ご助言頂いたことを踏まえ、改良を加えた試作品を製作しています。今までよりも使いやすく、より良いものにしていきたいです。

平岩様、大島様、大変お忙しいところご講評頂きありがとうございます。