2020年6月の記事一覧

校長挨拶

石高生のさらなる成長のために

 永山前校長の後任として、四月に着任いたしました。校長としての勤務は、岡本特別支援学校、宇都宮清陵高校に次いで三校目となりますが、四年後に創立百周年を迎える歴史と伝統を有し、県内有数の活力ある学校に勤務できることは大変喜ばしく、また、非常に身の引き締まる思いです。お子様の高校生活満足度をいっそう高めるため、引き続き教育環境の充実に努めたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

 今年度は新型コロナウイルスの影響で、前例のない「想定外」の出来事が続いております。三月初めから続いた臨時休校も、五月中旬から学校再開となり、六月一日からようやく通常登校がスタートしました。自宅学習期間中のお子様のサポート及び分散登校の送迎等、ありがとうございました。まだまだ制約は大きいものの、朝早くから登校して自学自習に励む生徒、放課後に部活動の練習を頑張る生徒等をたくさん目にして、「学校の主役は生徒」であることを改めて実感しています。教職員が学習指導と同様に大切にしている日常の地道な生活指導も、生徒の明るさや素直さによって着実に浸透しており、一人ひとりの将来の可能性が大きく膨らんでいく予感を強く意識させてくれています。

 本来ならば今年度も入学式に始まり、PTA総会を経て、吉田会長をはじめとする新役員の方々及び保護者の皆様には大変お世話になるところでしたが、感染症拡大防止のため、校内外の行事は中止や延期が相次いでおります。お子様が安全で安心な学校生活を過ごすことを最優先にしなければなりませんので、県教委の指示・指導もあって当面は授業時間の確保が中心となり、その他の部分は抑え気味の活動となりますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。今後も社会状況の変化により柔軟に対応していかなければなりませんが、この臨時休校期間中にお子様が身につけた自律的生活態度をいっそう成長させるべく、メリハリのある生活を実践させていきたいと考えております。

 できるだけ丁寧に支援し、一人でも多くの進路希望を実現させていくことで、いっそう魅力的な学校になっていけるよう、教職員一同力を合わせて取り組んでまいります。引き続き本校の教育活動に対し、温かく見守り支援していただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

校長  瀬端 徹

 

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PTA会長挨拶

 

 日頃から、PTA活動へのご理解とご協力ありがとうございます。

 本年度PTA会長を務めさせていただいております吉澤と申します。一昨年からの新型コロナウイルス感染拡大の影響で日常生活に大きな影響が出ています。皆様も感染防止のため、マスク等の対策を行っていると思いますが、感染の心配は日々尽きることはありません。

 これを寄稿している11月現在、新型コロナウイルス感染症の状況は小康状態を保っているように見えますが、第8波の懸念も強まっており、余談を許さない状況です。

 学校では行事・部活動の制限や中止があり、生徒たちの心の動揺や、やるせない気持ちを考えると保護者の一人として大変心を痛めております。今まで当たり前に行っていた事が当たり前ではない状況が続き、何ができるのかを模索し、学校・保護者・生徒と知恵を出し合う日々です。

  11月には3年ぶりのPTA親善球技大会を実施することができました。設営いただきました、PTA会員各位、白葉会の皆さま、石橋グランド・ゴルフ愛好会の皆さまにはこの場をお借りして御礼申し上げます。やはりリアルに交流できる機会は良いものです。ご参加いただいた皆様から、楽しかったというお声を多数いただきまして、会長としても嬉しい限りです。

 ロシアとウクライナの侵攻においては、物価の上昇・円安等、生活環境の変化が激しく起きて行くことが懸念されます。こんな時節だからこそ、校訓である「爾の立てるところを深く掘れ、然らばそこに清き泉湧かん」の意味が考えさせられます。

 自分が立っている所を深く掘れ。そこには必ず泉があるだろう。

 目新しい物事に飛びつくのではなく、己の足元をしっかり見つめ、深く掘り進んでいくことが遠回りのようで一番近道、そこには発見がある。色々ちょっとかじってみるというのは誰にでもできますが、長く続けていくのは難しいものです。コロナ禍やウクライナ侵攻で世の中が変わろうとしている昨今、外圧で変化を迫られる中、ぶれない力、深く掘り下げる探求心こそ、激動の世界を生き抜く力だと思っています。

 最後に、PTA会長という大役をお受けして、先生方やPTAの皆様にご迷惑をお掛けするばかりでありますが、引き続きご支援ご協力のほど、宜しくお願い致します。

                                     令和4年度PTA会長 吉澤光彦

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