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地域連携教育日誌

ふくしアクションフィールドワーク(車いす、視覚障がい、聴覚障がいコース)を実施しました。

3/19(火)にふくしアクションプログラムの一環で、車いすコース、視覚障がいコース、聴覚障がいコースのフィールドワークを行いました。午前中はそれぞれ講師の先生をお招きしてお話を伺い、校内で体験活動を行いました。午後はいきいきプラザへ出かけて現地調査を行いました。

車いすコース

実際に車いすに乗り、段差を上ったり、降りたりしました。ちょっと車いすが傾くと怖くて声が上がっていました。補助する側になったときには、その体験をもとに声をかけてから車いすを傾けたり、しっかり支えたりしていました。また、ハイテク車いすや自動車での運転など見せていただき、科学技術の進歩に感動し、将来は技術面からの貢献もできることを知りました。

視覚障がいコース

アイマスクをかけ、白杖を手に活動しました。アイマスクをかけたとたんに情報が全くなくなり、廊下すら歩くのも大変でした。また補助側では、状況を正確に「言葉で伝える」ことの難しさ(とっさに「こっち」とか「そっち」とか言ってしまう)にもどかしさを感じていました。

聴覚障がいコース

指文字で自己紹介ができるようになりました。実際に聴覚障がいの講師の先生に校内を案内するという設定で体験活動を行いました。伝えたいことを正確に伝えるためにたくさん考えました。こちらも、当たり前のことが当たり前でないことを体験し、それぞれ自分にできることを見つけることができました。

 

ふくしアクションフィールドワーク

3月13日にフィールドワークを行いました。

ふくしアクションプログラムの一環で、高齢者コースに希望者11名を対象に実施しました。

午前中は社会福祉協議会の小野田先生からの講話と、高齢者疑似体験を、午後は上三川町にある特別養護老人ホーム「トータスホーム」さんで施設見学と体験活動を行いました。

 

こぶしの会ボランティアに行ってきました。

11月11日(土)に上三川ふれあいの家ひまわりにて行われた、「実践交流会」のボランティアに生徒が参加しました。

生徒たちは、準備から片付けまでを行い、施設の職員の皆様より「真面目で、明るく、職員からの様々な支持にもご対応いただき本当に助かった。ありがたかった。みんないい子だった。また機会があればお願いしたい」とたくさんの感謝の言葉をいただきました。

福祉講演会を行いました

10月27日(金)午後、1・2年生を対象に福祉講演会を行いました。この講演会は、上三川町社会福祉協議会とDET群馬の皆様の共催となります。内容は、障がい者平等研修(心のバリアフリー研修)で、障害というものを新たな視点から捉える講演会となりました。

(生徒の感想より一部掲載)

・普段の生活でこうあるべき、と決めつけてしまうことが多くあるなと思った。誰もが生きやすい世の中になるために、偏見や差別をなくしていきたいと感じた。

・グループ活動もあって楽しく活動出来た。興味を引く内容でとても面白かった

・友達と話し合う時間があり、意見を深く考えることができた。

・実際に考えながら研修を受けたので普通に話を聞くよりも関心を持つことができた。無意識に持っている偏見などが障害を作ってると思うので、少しずつ無くしていきたい。

 

 

 

上三川城址公園の利活用に係るワークショップ

「上三川町中心部市街地地区まちなかウォーカブル推進事業」のひとつ、「上三川城址公園」の利活用についてのワークショップに本校生徒5名が参加してきました。

当日(10月22日(日))はお天気も良く、まち歩きにはぴったちの気持ちがよい日でした。上三川城址周辺の散策をした後、グループに分かれて意見交換し、発表しました。高校生ならではの目線で考え意見をかわしてきました。参加した高校生からは、「正解がないことを考える楽しさを感じた」、町民の皆様からは、「ほとんど関わることのない高校生から意見を聞くことができ新鮮」とのことでした。

上三川社協主催「R5ふれあいお楽しみ会」ボランティアに行ってきました

10月1日(日)に本校生徒が、上三川小学校地区社会福祉協議会主催の「ふれあいお楽しみ会」にボランティアで参加しました。

お楽しみ会の裏方として活躍しました。ゲーム等のお手伝いをして、小学生と楽しいひと時を過ごしました。

「上三川元気祭り~いきいきチャリティープロレス~世界の超獣!アジャコング参戦!」

生徒会の2名が、いきいきチャリティプロレス内のシンポジウム 「栃木プロレスvsファミリーマートvs上三川高校」に参戦しました。

シンポジウムでは、それぞれが『地域密着』や『進路』『ボランティア』『いじめ撲滅』など、熱いトークを繰り広げました。

チャリティプロレス最後には、リング上で、アジャコングさんから「思いっきり、人生を楽しめ!沢山学んで、沢山遊んで、沢山笑って、沢山泣いて、沢山生きろ!人生なんて、自分が決めるもんだ!こうやって37年プロレスやってこれて、私は幸せ」等エールをいただきました。

 

シンポジウム記念撮影アジャコングと

保育園実習に行ってきました。

3年生全クラスと2-4の生徒が、保育園実習に行ってきました。

教室を離れて、生き生きとした乳幼児とふれあい、笑顔で帰ってきました。

7月には家庭科選択の生徒が、夏休みには、希望者が保育園実習やボランティアに出かけます。

 

   

      

    

令和4年度ふくしアクションプログラム

 令和4年度の取り組みでは、9月にDET群馬代表の飯島邦敏さんを講師に招き、2年生を対象に障害平等研修(心のバリアフリー研修)をオンラインで実施しました。DET(障害平等研修)とは、ファシリテーター(進行役)は障害当事者が務め、参加者と一緒に対話しながら学ぶ新しい発見型障害学習の研修です(DET群馬さまHPより引用)。

 12月には、2年生参加希望者を対象に、上三川町社会福祉協議会の小野田さんから福祉について事前学習を受けた後、1月にフィールドワーク特別授業を実施しました。フィールドワークでは、上三川町体育センターを訪れ改築後のバリアフリー施設を見学したり、車いす疑似体験を通して本校の校舎や敷地のバリアフリー状況を調査したりするなど、普段ではできない貴重な経験をすることができました。

  

令和3年度ふくしアクションプログラム

 令和3年度はDET群馬代表の飯島邦敏さんを講師に招いて、2年生を対象に障害平等研修(心のバリアフリー研修)およびフィールドワーク特別授業を実施しました。

 

1.福祉講演会(9月21日)

 新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、zoomによるオンライン形式で福祉講演会を実施しました。2年生の各

教室をウェブでつなぎ、講師の方々と双方向でやり取りをするという初めての試みでした。DET群馬代表の飯島さんをはじめ複数の講師の方からお話をいただいたり、各クラスの話し合いに講師1人がファシリテーターとして参加し意見交換をおこなったりと、「障害とは何か」について深く考え理解を深めました。

 受講後のアンケートには、「『障害とは』と最初に聞かれて意外と答えられなかったので、障害について再び学ぶことができて良かった」「障害についていろいろな角度から見ると多くの課題が出てくることが分かった。また、身近に多くの壁があることがわかった」「障害というものは障害者の身体的精神的な問題だと思っていたが、その人ではなく周りの社会の在り方だと理解できた」など、様々な意見が寄せられました。

 福祉講演会の様子

2.フィールドワーク特別授業

(1)「ふくしアクションプログラム」フィールドワーク事前学習(12月8日)

 上三川町社会福祉協議会の小野田さんから、「ふくしアクションプログラム」の概要や社会福祉協議会で行われている福祉事業等について講義を受けました。また、フィールドワーク参加にあたっての必要な心構えや持つべき視点についてのアドバイスをいただきました。

(2)フィールドワーク特別授業(12月10日)

 9月の福祉講演会で学んだ内容を踏まえ、実際に目で見て、感じ、学ぶ体験学習を実施しました。新型コロナウィルス感染症の感染状況が落ち着き、外部講師を招いての校外活動が可能となったことから、上三川町内での活動が実現しました。

 今回のフィールドワークでは、DET群馬代表の飯島さんに加え、同団体から4名の講師の方々を本校にお招きしました。始めに、バリアフリー調査方法や車いす利用の注意点、視覚障害当事者のエスコート練習等について、講師陣からレクチャーを受けました。その後、実際にアイマスクで目隠しをした人とエスコートする人がペアで、あるいはグループごとに1台の車いすに交代で乗って、障害の疑似体験に挑戦しました。普段使い慣れているはずの昇降口や階段、水道、トイレといった場所の利用に、生徒たちは悪戦苦闘しているようでした。

 午後は、校内で調査したグループに分かれ、グループごとに上三川町市街地エリア内のバリアフリー調査を実施しました。グループにはそれぞれ車いすあるいは視覚障害者白杖を利用している講師が1名サポートにつき、障害の疑似体験をする生徒たちに助言しながら、街中にあるわずかな段差や排水溝の穴等の障壁(バリア)を一つ一つ説明してくれました。自分たちで許可を取った公共施設を訪れたりコンビニで買い物をしたりと、普段では出来ない貴重な体験をすることができました。

 ※午後のバリアフリー調査では、NHK宇都宮放送局およびとちぎテレビからそれぞれ取材を受けました。(令和3年12月10日放送)

 校外活動の様子 校外活動

 

3.フィールドワーク特別授業に参加して(生徒の感想)

  学校では、バリアが意外と多く、車いす一人だけでは通れないような場所が所々ありました。

 目隠しをして校内を歩いたときも、誰かにつかまったり手すりを使ったりしなければ移動がとても難しいと思いました。街中では車いすは乗れませんでしたが、お店の中で目隠しをして商品を購入しました。ファミリーマートの店員さんがとても素晴らしい対応をしてくれて本当に助かりました。普段目に見えていて当たり前のようなものが障害になっていて、改善しなければいけないような所もあるような気がしました。

 (2年1組生徒)

 


 普段使っている校舎でもアイマスクをして歩くと怖かったので、全く知らない土地も見えない状態で行く目の不自由な方たちはすごいと思った。また、車いすで階段を上がろうとなった時、そんなことは実際にはないだろうと思ったが、学校は避難所にもなっているし、文化祭や授業参観、面談等で保護者も来るという話を聞いて、その考えが変わった。

 街中の車いす体験では、一見平らな道も実は傾いていて、どんどん片方に寄ってしまうことが分かった。また、図書館のスロープを上ろうした時に、道とスロープの間の段差に車いすが引っかかった。見かけ上はバリアフリーでも、やはり実際に使っている方の意見を取り入れないといけないと思った。

 (2年2組生徒)

 


 今回の体験を通して、あまり詳しく見ていなかった、自分の身近にある学校や道路などでバリアが沢山あるということを感じました。いつも何気なく歩いている数センチの段差や落ち葉の上は、車いすではとても通りにくく、日常生活で困っていることが沢山あるのではないのかと身を以て感じました。そのバリアを少しでも無くすためには、落ち葉を掃いたり、道ばたに落ちている様々なごみを拾ったりするなど、小さなことでもいいからバリアを無くすために自ら行動しようと思ったし、そう思うことが出来て自分の生活を改めて見直す良い機会になったと思いました。今回の学習を生かして、自分の中の視野を広げて生活していこうと思いました。

 (2年3組生徒)

 


  私は今まで車椅子利用者や視覚障害を持っている人とふれあう機会がなかった。自分で体験し、お話しを聞くことで人から説明されるだけとは違い、より身近に感じることができた。

 私は、車椅子の方と一緒に街を歩いたが、歩くだけで危険がたくさんあった。普段はまったく気にしないことも、車椅子だとつまずいてしまったり、不安定になったりするので驚いた。また、私は視覚障害を持つ方の介助をする機会があった。自分で体験した時も思ったが、目の前の物や状況を言葉で正確に説明することはとても難しく、大変だった。和式のトイレは特に危険があり、日常生活を送るだけでとても大変だと感じた。だが、いつ私に起こるか分からないことでもあるので、身近なことと考え、そういった人がいたら助けたいと思った。今回の経験を今後に生かしたい。

 (2年4組生徒)

視覚障害体験 校内車いす体験

令和2年度『高校生中心のまちづくりプロジェクトin上三川』

とちぎ高校生地域定着促進モデル事業として実施されている『高校生中心のまちづくりプロジェクトin上三川』に本校生が多数参加しました。

この事業は、「上三川町の歴史や文化、観光資源といった魅力や地域の抱える課題を研究して、『上三川町だから取り組める、高校生たちだから取り組める』視点でのまちづくり活動を同年代の仲間とともに取り組み、上三川町を盛り上げる」という目的で上三川町が事務局となって進めているものです。

詳細は上三川町ホームページから↓
https://www.town.kaminokawa.lg.jp/0044/info-0000002136-0.html


12月19日はその第1回ワークショップということで、【第一部】「上三川町のいいところ、好きなところ探し」をグループワークで研究・発表し、【第二部】「上三川町の中心市街地『まち歩き』に参加してきました。

参加した生徒からは、「こういった機会で実際にまちづくりや魅力発信に関わることができて、とても光栄で貴重な体験ができました」「長年住んでいるまちだけれども、他の人の話を聞くことで新しいことがわかって、とても楽しかった」などの感想が聞かれました。

  

  
 

なお、この模様はCATV(ケーブルテレビ)にて放送される予定です。

※すでに放送されました。

(番組名)
 高校生中心のまちづくりワークショップ
  YOU顔マルシェ
(初回放送)
 12月24日(木)12:00~



今後も本校ホームページにおいて情報を発信していく予定(不定期)ですので、本校ホームページの定期的なチェックをお願いいたします。

(地域連携係教員より)