ブログ

2024年2月の記事一覧

簡易作業

 生徒の職業的な自立を目指す目的で、1~3年で各クラス週2時間ずつ簡易作業を行っています。地域の事業所や自治体から仕事を受注して作業を行っています。どの学年の業務でも一定時間集中力を維持しながら作業を継続する力や検品時の報告の態度、仕事に取り組む姿勢などの働く上での基礎的な力の育成を目標として取り組んでいます。

 作業内容は、一年生はハンガーの組み立て作業、二年生はノートパソコンの解体作業、三年生は商品券の化粧箱作りを行っています。また作業と並行して効率のいい作業の工夫や安全教育について学習しています。生徒たちは基本的な働くために必要なスキルの習得のために日々頑張っています。

 1年生:ハンガー組み立て作業

 2年生:ノートパソコン解体作業

 3年生:商品券の化粧箱作り作業

福祉分野3年生「認知症サポーター養成講座」

2月16日(金)に、株式会社すみれ グループホームすみれ大寛の苑の職員様を講師にお招きして

『認知症サポーター養成講座』を開きました。

認知症の方との関わりの良い例・悪い例の寸劇をしていただいたり、

DVDを鑑賞して、認知症の方との関わり方について考えたりしました。

  

そして、地域に通う学生として何ができるかについてみんなで話し合いをしました。

「認知症の方に対して、否定をしない会話を心掛ける」

「その人を『認知症の人だから・・・』と思わずに、いつも通り優しく接すること」

「相手の気持ちに寄り添って、自然に話しかけること」

「人とのつながりを大切にしながら過ごす」

など、たくさんの意見が出ました。

 

株式会社すみれの福田様からは、「困っている方に対して大事なのは『心の杖になること』であり、それは難しいことではなく普通のこと」とお話いただきました。

 

最後には『宇都宮市認知症サポーター証』をいただき、生徒たちにとって大変貴重な機会となりました。