ブログ

【インターアクト】RYLAセミナー

 令和7(2025)年6月6日(日)、宇都宮文星女子高等学校にて行われた『第21回 高校生RYLAセミナー』にインターアクトクラブ5名が参加しました。

 このセミナーでは、模擬国連を体験しました。模擬国連とは、参加者が世界各国の大使となり、実際の国連会議で扱われている問題などをもとに国連会議を再現することによって、国際社会が抱える問題を理解すると共に、その問題の解決策を探ろうとする活動です。

 今回の議題は「移民政策」で、「非正規移民の強制送還は推奨されるか否か」と「言語・文化理解のためにどのような取り組みが必要か」について各国大使として議論します。本校生は、オーストラリア、トルコ、シンガポール、フィリピン、アルジェリアの5国の大使として割り当てられました。大使としての代表スピーチや各国との交渉を経て、自国の利益や世界平和に寄与する決議を目指します。

    

 モデ(自国の立場を主張する場)では緊張した面持ちでしたが、アンモデ(お互いの利害関係を加味しながらひとつの結論に向けて各国の大使と話し合いをする場)では緊張もほぐれ、話し合いの中核として活躍する場面も見受けられました。

 

 閉会式では表彰も行われますが、生徒が積極的に話し合いに参加した結果、なんと1位・2位・3位の国すべてが黒高生が大使として活動した国が選ばれることとなりました!今回のセミナーを通して、国際問題をじぶんごととして考えることができ、生徒は大きな学びを得ることができました。