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数学科
本校では、学びを深めるために教科を超えた連携授業を行っています。今回は、2年生を対象に 数学と英語のコラボ授業 を実施しました。
数学のテーマは 「数列」。
等差数列や等比数列に関連する重要な用語 common difference(公差)、common ratio(公比) を学びました。さらに、英文で書かれた数学の問題に挑戦し、英語を使って計算を進めることで、言語と論理の両方を駆使する学びを体験しました。
英語のテーマは 「接頭語の大切さ」。
geometric(幾何的) といった単語を取り上げ、語形成の仕組みを考えました。接頭語の「geo-(地球の~)」と「metric(ラテン語で測る)」いう表現に注目し、「geo-metric(地球を測る)」という言葉の意味と数学の概念を結びつけることで理解を深めました。
この授業では、
数学用語の背景にある英語の意味
英語の語形成における接頭語の役割
英文での数学問題を解く実践力
を関連づけて学びました。
積極的に取り組む様子が印象的な授業でした。
数学を学ぶことで「論理的思考力」や「創造性(creativity)」などを身につけることができます。
方程式、関数、図形、確率統計などの内容を、「数学Ⅰ」「数学A」「数学Ⅱ」「数学B」「数学Ⅲ」「数学C」の6科目の中で学んでいきます。
2.教科の魅力
問題が解けたときの「感動」を味わえる教科です。
数学的な見方や考え方は、社会生活に必要な論理的思考力に直結します。知的好奇心、豊かな感性、健全な批判力、直感力、洞察力、想像力など創造性の基礎を養い、「論拠に基づき自分で判断する力」を身につけることが、究極の目標です。
また、なぜ1周は360°なのか?正方形の面積が「縦×横」で計算する意味は?「4次元ポケット」の「次元」とはどういう意味なのか?身近に定義されている事や、今まで習ったけど本当の意味を知らない事などについて、その真理を知ることができます。
3.中学で取り組むこと
基本的な知識を身につけ、計算力をあげるための演習にたくさん取り組みましょう。
また、暗記に頼った解法ではなく、「なぜこの方法で解を導けるのだろうか?」と考える習慣を身につけましょう。
4.本校の特色
大学進学のための学力を保障するカリキュラムを組み、生徒一人ひとりの学力に応じた習熟度別クラス編成を実施しています。先生方はとても熱心であり厳しくも楽しい授業を展開しています。
数学の学習は課題も多く大変ですが、これを乗り越えることで「人間力」を伸ばし、受験突破の先にある「社会を生き抜く力」を養います。
5.生徒のどのような点を伸ばしたいか?・・・
まずは、基礎・基本となる知識・技能を習得させ、上に述べたような思考力を伸ばします。そして、数学を学習することで、究極的には「自ら考え判断し実行する力」を身につけて欲しいと考えます。
6.その他
やさしくておもしろい個性豊かなスタッフ陣は、県内の数学科の中でも、かなり若い年代の教員で構成されています。分からない問題があるときは、気軽に質問できる雰囲気があります。
黒磯高校 校歌
澄みわたる 青空に
なびく白絹 夢よぶ噴煙
叡智の瞳 集めて仰ぐ
那須は清き山 情熱の山
ここに窓あり 黒磯高校
希望みなぎる われらが母校
風駛り 霰降る
冬の広野も 愛する大地
自律の気風 こぞりて拓く
那須は未来ある 開拓の原
明日の文化のさきがけつくる
意気と純情 われらが胸に
雲はるか 花はるか
流す那珂川 目指すはいずこ
みどりの春も 紅葉の秋も
那須はあたたかき 平和の泉
ここに苑あり 黒磯高校
栄の白菊 薫れよ永遠に