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こんにちは。理科教員です。
本日はいよいよ調査研究の大舞台です。教育委員会から5名の方をお招きし、授業公開をします。
前回の授業では、「酵素の活性は何に影響されるのか?」という問いに対して、生徒たちが自分たちで実験方法を考え、実際に検証を行いました。温度やpH、硫酸銅などの条件を変えて酵素の反応を調べる中で、予想通りの結果が出たグループもあれば、思いがけない反応に戸惑うグループもありました。
今回の授業では、その実験結果をもとに、もう一度方法を見直して再挑戦することに。なぜ予想と違う結果になったのか?どこに改善の余地があるのか?――生徒たちは前回の記録をもとに、仮説の再検討と実験計画の修正に取り組みました。
いよいよ授業が始まりました。もう教員は何も指導する必要はありません。
生徒が主体的に実験を行い、積極的に議論をしています。
「反応時間が短すぎたかも」「温度管理が甘かった」「硫酸銅の濃度を変えてみよう」など、各グループから具体的な改善案が出され、再び教室は活発な議論の場に。自分たちの“失敗”を出発点に、より深い理解へとつなげる姿勢が印象的でした。再実験では、前回の反省を活かした工夫が随所に見られ、より明確な結果が得られたグループも。生徒たちは、探究が一度きりでは終わらないこと、試行錯誤の中にこそ学びがあることを実感していました。
黒磯高校 校歌
澄みわたる 青空に
なびく白絹 夢よぶ噴煙
叡智の瞳 集めて仰ぐ
那須は清き山 情熱の山
ここに窓あり 黒磯高校
希望みなぎる われらが母校
風駛り 霰降る
冬の広野も 愛する大地
自律の気風 こぞりて拓く
那須は未来ある 開拓の原
明日の文化のさきがけつくる
意気と純情 われらが胸に
雲はるか 花はるか
流す那珂川 目指すはいずこ
みどりの春も 紅葉の秋も
那須はあたたかき 平和の泉
ここに苑あり 黒磯高校
栄の白菊 薫れよ永遠に